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2/222024年6月27日に正式発表されたホンダの新型「フリード」。クロスオーバーグレード「クロスター」(写真)をよりアクティブなスタイルに、標準グレードの「エアー」をファミリー向けとしたクリーンな印象に仕立て、異なる2つの個性を表現している。
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3/22パワーユニットは、最高出力106PSの1.5リッター直4エンジンに最高出力123PSのモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」(写真)と最高出力118PSの1.5リッター直4ガソリンエンジンの2種類。今回は前者に試乗した。
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4/22「フリード クロスター」をベースとしたホンダアクセスの用品装着車「アクティブタフスタイル」。グリントブラックの15インチアルミホイールや「ボディーサイドモール」、荷室の「トランクサイドボックス」や「ルーフラック」といったオプションアイテムが目を引く。
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5/22「フリード クロスター」(4WD車)の荷室。クロスターの5人乗りモデルには、荷室を上下2分割できるユーティリティーボードが標準で装備される。
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6/22車いすなどの積載に対応する「フリード クロスター スロープ」に、電動の立ち乗り三輪モビリティー「ストリーモ」を搭載する様子。スライド式の「スーパーフレックススロープ」と、速度調整と進路補正機能が付く電動ウインチによって、こうした車両も手軽に収容できる。
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7/22ブラックとカーキの2トーンカラーでコーディネートされた「フリード クロスター」のインテリア。全シートにプライムスムースとはっ水・はつ油機能のある「ファブテクト」のシート表皮が採用されている。試乗した5人乗りの4WD車「フリードe:HEVクロスター」の車両本体価格は339万3500円。
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8/222列目がベンチシートとなる5人乗りの「フリード クロスター」。セカンドシートには、座面を前方にはね上げ背もたれを前倒しするダブルフォールダウン機構を採用している。
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9/222列目が独立式のキャプテンタイプとなる「フリード エアー」のセカンドシート。内装色は写真のグレージュとブラック、またはそのどちらかが外板色に合わせて設定されている。
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10/22ファミリー向けとしてクリーンな印象に仕立てられたエクステリアデザインが特徴となる「フリード エアー」。今回は6人乗りの最上級グレード「e:HEVエアーEX」のFF車に試乗した。車両本体価格は304万7000円。
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11/22「シンプルな構成と使いやすさでこころに余裕をもたらす運転空間」をテーマに、水平基調でデザインされた新型「フリード」のインストゥルメントパネル。「エアー」(写真)では、ダッシュボード上部に柔らかなファブリックを用いて上質さを演出している。
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12/22センターコンソールには、収納式ドリンクホルダーや小物用のトレー、ポケット、12V電源ソケット、USB Type-Aポートなどが並ぶ。
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13/22ホンダのコンパクトミニバンとして初めて、リアクーラーが一部グレードを除き標準装備とされた。フロントのセンターコンソールパネルと、後席吹き出し口の横に配置されたスイッチの両方で操作が行える。
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14/22「フリード エアーEX」には、7本スポークデザインの15インチアルミホイールが標準で装備される。今回の試乗車は、185/65R15サイズの「グッドイヤー・エフィシェントグリップ パフォーマンス2」タイヤを組み合わせていた。
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15/226人乗りとなる「フリード エアーEX」で、サードシートを使用するノーマルモードと呼ばれる状態を荷室側から見た様子。リアゲートの開口部は高さが1110mm、最大幅が1080mm、地上高が480mmとなる。
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16/226人乗りとなる「フリード エアーEX」のサードシートを左右に折りたたんだ様子。シートの固定位置は従来型よりも90mm下げられ、少ない力でシートの収納・展開作業が行えるようになった。
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17/22「フリード エアーEX」の3列目シート。リアクオーターガラスの面積を拡大し、さらに肩回り空間を65mm広げたことで、先代モデルを上回る快適性を実現している。
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18/22フロントバルクヘッド部の板厚を増し、車体剛性の強化と静粛性の向上を同時に実現。新型「フリード」の走りは、上質さと確実な進化を体感させるものだった。
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19/22ホンダ・フリードe:HEVクロスター(4WD/5人乗り)
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21/22ホンダ・フリードe:HEVエアーEX(FF/6人乗り)
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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