-
1/132023年最終戦アブダビGPでドーナツターンを披露したレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真)。昨シーズンはフェルスタッペンが席巻し、22戦して10連勝を含む19勝、表彰台には21回登壇し、3年連続でチャンピオンに輝いた。2024年はシーズンが進むにつれ、徐々にマシンが戦闘力を落とし苦境に立たされるとは、この時想像もできなかっただろう。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
2/132024年の第14戦ベルギーGP終了時点で、フェルスタッペン(写真)が7勝、277点を獲得しチャンピオンシップ首位を堅持。ランキング2位のランド・ノリスに78点もの差をつけているが、6月の第10戦スペインGP以来、4レースも優勝から遠ざかっており、昨季経験することのなかった苦しい状況でサマーブレイクを迎えた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
3/13フェルスタッペンを追い詰めるのは、パパイヤオレンジのカラーがまぶしいマクラーレン。第8戦から14戦までで212点と最もポイントを稼いだチームだ。コンストラクターズランキングでは首位レッドブルの42点後方まで迫ってきている。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
4/13第14戦までのドライバーズチャンピオンシップの推移。苦しい戦いを強いられているとはいえ、フェルスタッペンの78点のリードは決して小さくはない。シーズン序盤にランキング2位でチームメイトを追いかけていたセルジオ・ペレスは、その後の停滞で現在ランキング7位。代わってフェルスタッペンを追うこととなったシャルル・ルクレールも、第10戦スペインGP後にはランド・ノリスにかわされ3位に落ちた。
-
5/13コンストラクターズチャンピオンシップは、首位レッドブルに2位マクラーレンが急速に迫り、42点差まで近づいている。シーズンが進むにつれて足踏み状態が続くようになった3位フェラーリ、そしてサマーブレイク前に覚醒しポイントを積み増しした4位メルセデスが続く。なお本文中では触れなかったが、トップ4のし烈な開発競争から大きく後れをとっている5位アストンマーティン、角田裕毅を中心にコツコツとポイントを集めている6位RBが中団勢を形成している。
-
6/132024年開幕戦バーレーンGPで早々に1-2フィニッシュを飾ったレッドブル。フェルスタッペン(写真左)はここでの勝利を含め7勝、ペレス(同右)も第5戦中国GPまでで2位3回、3位1回と上々のスタートを切ったのだが……。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
7/13シーズンが進むにつれ調子を落とし、ランキング2位から7位に転落したペレス(写真右)。2025年もレッドブルに残留することが決まった頃からスランプに陥り、第5戦中国GP以降表彰台はなく、第8戦から14戦までの7戦ではたった24点しか得点できていない。2台そろって高得点を記録するマクラーレン勢に対抗するためにも復活が待たれている。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
8/13第6戦マイアミGPで悲願の初優勝を遂げたノリス(写真右から2番目)。マクラーレンはここで持ち込んだ大幅アップグレードが見事的中し、その後フロントランナーの常連となる。しかし勝てるレースを取りこぼしたケースも散見され、特にノリスはスタートでつまずくことが多かった。フェルスタッペンを78点差で追うが、残り10戦で逆転を狙うには少々ハードルが高すぎるポイント差ではある。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
9/13第13戦ハンガリーGPでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(写真先頭左)が初優勝。デビュー2年目、23歳のオーストラリア人ドライバーが、F1史上115人目のウイナーとなった。このレースではノリスも2位に入り、マクラーレンは2021年イタリアGP以来の1-2フィニッシュを遂げた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
10/13モナコ人ドライバーのシャルル・ルクレール(写真中央)が母国モナコGP初制覇。フェラーリはシーズン序盤こそレッドブルに次ぐ2番手のポジションだったが、このモナコでの勝利をピークに下降線をたどり、現在コンストラクターズランキングではマクラーレンに次ぐ3位。マシンのアップグレードを繰り返すも帳尻が合わず苦戦している。(Photo=Ferrari)
-
11/13今季限りでフェラーリを去るカルロス・サインツJr.(写真)は、第3戦オーストラリアGPでの勝利を含め表彰台5回。このうち3回が開幕から3戦に集中しており、シーズンが進むにつれて戦闘力を落としているフェラーリに手を焼いていることがわかる。なお2025年の移籍先はなかなか決まらなかったが、第14戦ベルギーGP終了後、ウィリアムズと複数年契約を結んだことが明らかになった。(Photo=Ferrari)
-
12/13来季からフェラーリドライバーとなるルイス・ハミルトン(写真)。7冠のうち6回のタイトルをともに勝ち取ったメルセデスでの最後の年、母国ファンが大挙して訪れた第12戦イギリスGPで57戦ぶりの勝利を挙げ、さらに第14戦ベルギーGPではシーズン2勝目、通算で105勝目を飾ることに。マシンパフォーマンスが上向きになるとがぜん存在感が増してくるのはさすがである。(Photo=Mercedes)
-
13/13第14戦ベルギーGPでは、奇策の1ストップ作戦でトップでチェッカードフラッグを受けたジョージ・ラッセル(写真前)。しかしレース後に重量違反が発覚し失格となり、シーズン2勝目はお預けとなった。第11戦オーストリアGPでは、前を走るフェルスタッペンとノリスが接触、いわば漁夫の利を得て優勝していた。チームを離れるハミルトンに代わり、来シーズンからメルセデスをけん引するのだという自負と自信を感じさせる走りを、後半戦でも期待したい。(Photo=Mercedes)

柄谷 悠人
デイリーコラムの新着記事
-
トヨタもスバルもマツダも いまなぜ2.5リッターエンジンなのか?NEW 2026.9.24 トヨタもスバル、マツダも最新のパワートレインに2.5リッター直4エンジンを採用している。ユーザー感覚では「2リッターを超えると自動車税が高くなるのに」と、疑問に思えるが、そこにはメーカーもユーザーも納得の理由がある?
-
新型「パジェロ」はこれから生産するのに!? 国産自動車メーカーのタイ離れが進んでいる深刻な理由 2026.9.23 国内にも多くのモデルが導入されている国内ブランドのタイ生産車だが、近い将来は事情が大きく変わっている可能性がある。というのも、各社がタイに注力していたのは少し前の話で、実はその生産規模は少しずつ縮小傾向にあるのだ。その背景を解説する。
-
新型「三菱パジェロ」の走りを支えるテクノロジー 「スーパーセレクト4WD-II」って何だ? 2026.9.21 2026年10月末の国内正式発表が待たれる新型「三菱パジェロ」。その価値の多くを占める「悪路走破性」は、どんな技術に支えられているのか? 「SS4-II」「S-AWC」といったキーテクノロジーについて深堀りしてみよう。
-
「レースの技術を生かしています」は本当か? スバルのモータースポーツ関係者に問う 2026.9.18 スポーツカーの広告などで目にする「レースで鍛えられた~」という文句。あれはいったい、どこまでホントなの? スーパー耐久や全日本ラリーに参戦するスバルの関係者に、市販モデルの開発とモータースポーツの関係について語ってもらった。
-
100万円台で購入できるカーマニア納得の“素うどん的名作ハッチバック”を探す 2026.9.17 豪華な装備や使いきれないパワーはもういらない。多くの経験を積み、もしもクルマの基本である「走る・曲がる・止まる」の純粋な手応えにこだわった「素うどん的なクルマ」が気になるのなら、おススメしたいのはこの3モデルだ。
新着記事
-
NEW
第293回: スイフトが主役の映画? いや、監督がスイフトなんです! 『藁にもすがる獣たち』
2026.9.24読んでますカー、観てますカー曽根圭介の小説を原作にした2度目の映画化。韓国版では「ヒョンデ・ソナタ」が殺人カーだったが、今回は「トヨタ86」に。もっと活躍するのはチャンピオンイエローがまぶしい“スイスポ”。スズキファン必見のアクションエンターテインメント! -
NEW
マツダCX-5 L(前編)
2026.9.24あの多田哲哉の自動車放談マツダの基幹モデル「CX-5」がフルモデルチェンジ。世の注目を集める新型は、期待に応えられる出来なのか? 元トヨタの車両開発者である多田哲哉さんが、ワインディングロードで試乗して確かめた。 -
NEW
トヨタもスバルもマツダも いまなぜ2.5リッターエンジンなのか?
2026.9.24デイリーコラムトヨタもスバル、マツダも最新のパワートレインに2.5リッター直4エンジンを採用している。ユーザー感覚では「2リッターを超えると自動車税が高くなるのに」と、疑問に思えるが、そこにはメーカーもユーザーも納得の理由がある? -
新型「パジェロ」はこれから生産するのに!? 国産自動車メーカーのタイ離れが進んでいる深刻な理由
2026.9.23デイリーコラム国内にも多くのモデルが導入されている国内ブランドのタイ生産車だが、近い将来は事情が大きく変わっている可能性がある。というのも、各社がタイに注力していたのは少し前の話で、実はその生産規模は少しずつ縮小傾向にあるのだ。その背景を解説する。 -
第129回:日本のカーデザインに足りないもの・欠けているもの(後編) ―プロポーションの進化と「駄作」の消失に見る、日本車の現在地―
2026.9.23カーデザイン曼荼羅今や欧州と立場が逆転? 世界的に見ても高い水準にあるという日本のカーデザインだが、そこには本当に足りないものはないのか? 今後、さらなる発展を望むうえで必要なものとはなにか? カーデザインの識者と、日本の自動車デザインの“今”を考えた。 -
日産ムラーノ プラチナム(4WD/9AT)【試乗記】
2026.9.23試乗記ドナルド・トランプ米大統領の圧力のおかげで(?)新しい「日産ムラーノ」の国内導入が決まった。日本を留守にしていた約11年の間にどう変わったのか、まさに「朋有り、遠方より来たる」の気分だ。本格導入よりもひと足早く北米仕様車の仕上がりを試した。
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合