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1/11ホンダが満を持してリリースした「N-BOXジョイ」。同車の登場により、スズキ、ダイハツ、ホンダ、そして日産・三菱連合と、軽自動車4大勢力のすべてが、SUV風の軽スーパーハイトワゴンをラインナップすることとなった。(写真:向後一宏)
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2/11ブームの始まりとなった、2018年12月登場の初代「スズキ・スペーシア ギア」。こうしたトレンドをいち早く嗅ぎつけるスズキの感度の高さには、本当に恐れ入る。
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3/112022年10月に登場した「ダイハツ・タント ファンクロス」。タントシリーズのマイナーチェンジを機に設定された。
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4/112023年1月登場の「三菱デリカミニ」。「eKクロス スペース」のマイナーチェンジを機に、車名とスタイルを変更し、別車種として仕立て直したモデルだ。
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5/11「スズキ・スペーシア ギア」や「ダイハツ・タント ファンクロス」は、ベース車からの変更は控えめ。しかしそれは、ベース車の段階で十分な飛び道具が備わっていたからともいえる。写真は、今も昔もタントのキラーコンテンツ(?)である大開口の「ミラクルオープンドア」。
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6/11「タント ファンクロス」は、荷室の床面を持ち上げることで、格納時の後席背面と高さをそろえることが可能。ちなみにこの上下2段調節式デッキボードは、取り外してテーブルとしても使える。(写真:向後一宏)
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7/11走りの点でこだわりをみせるのは「三菱デリカミニ」。4WD車だけだが、大径タイヤの装着などで最低地上高を上げ、悪路走破性を高めているのだ。
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8/11「ホンダN-BOXジョイ」は、後席をたためばチェック柄のフロアが広がるくつろぎの大空間が出現! 座り心地がいいよう、後席背面にプレートを仕込むというこだわりようだ。写真はチェック柄のインテリアを考案した、本田技術研究所の松村美月氏。(写真:向後一宏)
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9/11新型「スズキ・スペーシア ギア」(写真中央)と、標準車の「スペーシア」(写真向かって右)および「スペーシア カスタム」(同左)。SUVテイストの軽スーパーハイトワゴンは、現状ではいずれも「カスタム」に次ぐ付加価値モデルとして位置づけられている。
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10/11新型「スペーシア ギア」のインテリア。各所が専用デザインとなっているだけでなく、上級装備の本革巻きステアリングホイールが標準で採用される。
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11/11ライバルが出そろったタイミングで、SUV風スーパーハイトワゴンの元祖「スズキ・スペーシア ギア」もフルモデルチェンジ。商品力をグッと高めてきた。し烈な競争は、これからも続きそうだ。

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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