-
1/20
-
2/202024年9月3日、東京とイタリア・ベネチア(現地時間では9月2日)において同時に世界初公開された新型「ヴァンキッシュ」。アストンマーティンのフロントエンジンスポーツカーの頂点と位置づけられる。
-
3/20伸びやかなボディーはフルカーボン製。サイズは全長×全幅×全高=4850×1980×1290mmとなっている。
-
4/20パワフルな心臓部を冷却すべく、フロントグリルの表面積は先代にあたる「DBS 770アルティメット」比で13%拡大された。
-
5/20リアではダックテール型のスポイラーや、片側あたり7つのLEDで構成されるリアコンビランプが特徴的。4本出しのエキゾーストパイプがハイパフォーマンスを予感させる。
-
アストンマーティン ヴァンキッシュ の中古車webCG中古車検索
-
6/20モーターアシストを介さない新開発の5.2リッターV12ターボエンジン。2500rpmという低回転域から1000N・mもの最大トルクを発生する。
-
7/20車内中央には10.25インチのタッチスクリーンを配置。この画面を介してインフォテインメントシステムや空調の操作、一部車両設定を行う。
-
8/20シートは写真の「スポーツプラスシート」(16Wayの電動調節機構およびヒーター、ベンチレーション付き)がスタンダード。オプションで「カーボンファイバーパフォーマンスシート」も用意される。後席は存在せず、前席の背後は手荷物を安置するスペースに。別途、リアエンドには容量248リッターのトランクルームが確保されている。
-
9/20高さのあるセンターコンソールが左右のシートを分かつ。その側面にポジションの調節スイッチが配置されている。
-
10/20新型「ヴァンキッシュ」の0-100km/h加速タイムは3.3秒。最高速は345km/hと公表される。
-
11/20タッチパネル式スイッチを採用する車種が多いのとは対照的に、新型「ヴァンキッシュ」のセンターコンソールには物理的なスイッチ類が整然と並ぶ。
-
12/20圧倒的なパワーを発生する「ヴァンキッシュ」は、シャープすぎることのない、その正確なステアフィールも印象的だった。
-
13/20サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーンでリアがマルチリンク式。ビルシュタインの「DTXアジャスタブルダンピングシステム」が組み合わされる。
-
14/20メーターパネルは10.25インチの液晶タイプ。表示する情報やグラフィックを切り替えることができる。
-
15/20ステアリングホイールのスポーク部には、運転支援システムやインフォテインメントシステムのスイッチ類が並ぶ。
-
16/20アストンマーティンのV12モデルとして初めて、パノラミックガラスルーフが用意される。
-
17/20すでに受注が始まっている新型「アストンマーティン・ヴァンキッシュ」。年間の生産台数は1000台以下に限定される。
-
18/20アストンマーティン・ヴァンキッシュ
-
19/20ホイールは前後とも21インチサイズの鍛造アルミ。その内側にはフロント:410mm径の6ピストン、リア:360mm径の4ピストンというブレーキがおさまる。
-
20/20アストンマーティンならではの、立体的なデザインのサイドストレーキ。「V12」のロゴが誇らしげに添えられている。

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
アストンマーティン ヴァンキッシュ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
-
BYDシーライオン6(FF)【試乗記】 2025.12.10 中国のBYDが日本に向けて放つ第5の矢はプラグインハイブリッド車の「シーライオン6」だ。満タン・満充電からの航続距離は1200kmとされており、BYDは「スーパーハイブリッドSUV」と呼称する。もちろん既存の4モデルと同様に法外(!?)な値づけだ。果たしてその仕上がりやいかに?
-
フェラーリ12チリンドリ(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.9 フェラーリのフラッグシップモデルが刷新。フロントに伝統のV12ユニットを積むニューマシンは、ずばり「12チリンドリ」、つまり12気筒を名乗る。最高出力830PSを生み出すその能力(のごく一部)を日本の公道で味わってみた。
-
アウディS6スポーツバックe-tron(4WD)【試乗記】 2025.12.8 アウディの最新電気自動車「A6 e-tron」シリーズのなかでも、サルーンボディーの高性能モデルである「S6スポーツバックe-tron」に試乗。ベーシックな「A6スポーツバックe-tron」とのちがいを、両車を試した佐野弘宗が報告する。
-
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】 2025.12.6 マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(前編)
2025.12.14思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。ホンダ党にとっては待ち望んだビッグネームの復活であり、長い休眠期間を経て最新のテクノロジーを満載したスポーツクーペへと進化している。山野のジャッジやいかに!? -
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】
2025.12.13試乗記「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。 -
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】
2025.12.12試乗記「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。 -
高齢者だって運転を続けたい! ボルボが語る「ヘルシーなモービルライフ」のすゝめ
2025.12.12デイリーコラム日本でもスウェーデンでも大きな問題となって久しい、シニアドライバーによる交通事故。高齢者の移動の権利を守り、誰もが安心して過ごせる交通社会を実現するにはどうすればよいのか? 長年、ボルボで安全技術の開発に携わってきた第一人者が語る。 -
第940回:宮川秀之氏を悼む ―在イタリア日本人の誇るべき先達―
2025.12.11マッキナ あらモーダ!イタリアを拠点に実業家として活躍し、かのイタルデザインの設立にも貢献した宮川秀之氏が逝去。日本とイタリアの架け橋となり、美しいイタリアンデザインを日本に広めた故人の功績を、イタリア在住の大矢アキオが懐かしい思い出とともに振り返る。 -
走るほどにCO2を減らす? マツダが発表した「モバイルカーボンキャプチャー」の可能性を探る
2025.12.11デイリーコラムマツダがジャパンモビリティショー2025で発表した「モバイルカーボンキャプチャー」は、走るほどにCO2を減らすという車両搭載用のCO2回収装置だ。この装置の仕組みと、低炭素社会の実現に向けたマツダの取り組みに迫る。














