-
1/16
-
2/16「スバルBRZ」の最新モデルが発表されたのは2024年7月のこと。2023年9月に続いての矢継ぎ早の改良だ。今回の試乗車は中間グレード「S」の6段MTモデル。
-
3/16マイナーチェンジではあるものの、インテリアで目に見えて変わったところはほとんどない。ブラックとレッドを組み合わせたいかにもスポーツカーらしいインストゥルメントパネルだ。
-
4/16シートの表皮は本革とウルトラスエードの組み合わせ。ヒーターも標準で装備している。
-
5/16この試乗車のボディーカラーは「イグニッションレッド」。5万5000円で選べるオプションだ。
-
スバル BRZ の中古車webCG中古車検索
-
6/16ウインカーレバーは操作した先でいったん固定されるロック式に変わった。以前のソフトタッチ式は戻すときの中立位置がわかりづらく、誤操作しやすかった。
-
7/16メーターパネルは水平対向エンジンをイメージしたというデザインの液晶タイプ。同じタイミングの改良で「GR86」にはタイヤの空気圧モニターが搭載されたが、スバルはこれを見送っている。
-
8/16「STIスポーツ」を除く全グレードでダンパーの減衰力特性を変更。スポーツ走行時の安定感と普段使いでの乗り心地を両立したとのことだが、端的にいえばリアの足まわりがわずかに硬くなった。
-
9/166段MT車には専用の「スポーツ」モードが設定された。アクセルの踏み込み量に対するリニアさが向上するほか、レスポンスも鋭くなる。
-
10/16「スポーツ」モードのボタンはシフトセレクターの後方にある。基本的には6段AT車と同じスイッチで、MT車には「スノー」モードがない。
-
11/16間口は狭いものの、全長4300mm未満のスポーツクーペとしては容量はたっぷりとしている。リアシートは左右一体で前に倒せる
-
12/16タイヤ&ホイールは18インチ。今回の試乗車「S」も含めて「BRZ」には全3グレードあるが、それぞれホイールの色やデザインが異なっている。
-
13/16フロントに積まれるFA24型2.4リッター水平対向4気筒エンジンは最高出力235PS、最大トルク250N・mを発生する。
-
14/16普段使いでの快適性を保ったまま、スポーツ走行時のコントロール性強化を実現した「BRZ」。これは「スポーツ」モードを搭載したからできたことだ。
-
15/16「スポーツ」モードのスロットル特性にはスーパー耐久シリーズの現場で得られた知見と経験が注ぎ込まれているという。
-
16/16スバルBRZ S

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
スバル BRZ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】 2025.9.12 レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
新着記事
-
NEW
ロレンツォ視点の「IAAモビリティー2025」 ―未来と不安、ふたつミュンヘンにあり―
2025.9.18画像・写真欧州在住のコラムニスト、大矢アキオが、ドイツの自動車ショー「IAAモビリティー」を写真でリポート。注目の展示車両や盛況な会場内はもちろんのこと、会場の外にも、欧州の今を感じさせる興味深い景色が広がっていた。 -
NEW
第845回:「ノイエクラッセ」を名乗るだけある 新型「iX3」はBMWの歴史的転換点だ
2025.9.18エディターから一言BMWがドイツ国際モーターショー(IAA)で新型「iX3」を披露した。ざっくりといえば新型のSUVタイプの電気自動車だが、豪華なブースをしつらえたほか、関係者の鼻息も妙に荒い。BMWにとっての「ノイエクラッセ」の重要度とはいかほどのものなのだろうか。 -
NEW
建て替えから一転 ホンダの東京・八重洲への本社移転で旧・青山本社ビル跡地はどうなる?
2025.9.18デイリーコラム本田技研工業は東京・青山一丁目の本社ビル建て替え計画を変更し、東京・八重洲への本社移転を発表した。計画変更に至った背景と理由、そして多くのファンに親しまれた「Hondaウエルカムプラザ青山」の今後を考えてみた。 -
NEW
第4回:個性派「ゴアン クラシック350」で“バイク本来の楽しさ”を満喫する
2025.9.18ロイヤルエンフィールド日常劇場ROYAL ENFIELD(ロイヤルエンフィールド)の注目車種をピックアップし、“ふだん乗り”のなかで、その走りや使い勝手を検証する4回シリーズ。ラストに登場するのは、発売されたばかりの中排気量モデル「ゴアン クラシック350」だ。 -
NEW
第928回:「IAAモビリティー2025」見聞録 ―新デザイン言語、現実派、そしてチャイナパワー―
2025.9.18マッキナ あらモーダ!ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティー」を、コラムニストの大矢アキオが取材。欧州屈指の規模を誇る自動車ショーで感じた、トレンドの変化と新たな潮流とは? 進出を強める中国勢の動向は? 会場で感じた欧州の今をリポートする。 -
NEW
ポルシェ911カレラT(後編)
2025.9.18谷口信輝の新車試乗レーシングドライバー谷口信輝が、ピュアなドライビングプレジャーが味わえるという「ポルシェ911カレラT」に試乗。走りのプロは、その走りをどのように評価する?