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2/192024年8月に詳細が発表され、同年10月に販売が開始されたマツダの新型クロスオーバーSUV「CX-80」。「CX-8」の後継を担う3列シートの大型SUVで、日本市場ではマツダの新たなフラッグシップモデルに位置づけられている。
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3/19「CX-80」には、2022年の「CX-60」から導入が開始されたエンジン縦置き・FRベースの「ラージプラットフォーム」を採用。3種類のパワートレインのうち、今回は3.3リッター直6ディーゼルターボ搭載の純エンジン車「XD」に試乗した。
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4/193.3リッター直6ディーゼルターボエンジンの最高出力は231PS/4000-4200rpm、最大トルクは500N・m/1500-3000rpm。トランスミッションは8段ATで、同エンジン搭載車にはFRと4WDの2モデルをラインナップしている。今回は後者に試乗した。
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5/19ルーフレールが装着された「CX-80 XD Lパッケージ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4990×1890×1710mm、ホイールベースは3120mm。サイズが大きく、ほぼ垂直に開くリアドアが採用されている。
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6/19今回試乗した「CX-80 XD Lパッケージ」の外板色は、「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」と呼ばれる5万5000円の有償色。これを含めCX-80では全8種類から外板色を選択できる。
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7/19「CX-80 XD Lパッケージ」にはシルバーメタリック塗装の20インチホイールが標準で装備される。今回の試乗車は、235/50R20サイズの「グッドイヤー・エフィシェントグリップ パフォーマンスSUV」タイヤを組み合わせていた。
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8/19インストゥルメントパネルの基本デザインは「CX-60」に準じたもの。3ゾーンのオートエアコンや、USB Type-Cポート、ワイヤレスチャージャーなど、快適装備の充実も「CX-80」の自慢だ。
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9/19荷室容量は3列目シート使用時で258リッター、3列目シート格納時で687リッター、2・3列目シート格納時で1221リッター(写真)となる。シート格納時のフロア(シートバック)やリフトゲート掃き出し部の段差が少ないのも特徴である。
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10/19「CX-80」の走行シーン。同じプラットフォームを使用する「CX-60」で指摘されたポイントを解消するため、CX-80の発売は当初予定からほぼ1年遅れた。具体的にはフロントタイロッドの再配置や全ダンパーの減衰力アップに加えて、バネレート低減、スタビライザー廃止、バンプストッパー短縮、クロスメンバー圧入ブッシュのすぐり角度変更といった改良が行われた。
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11/19「CX-80 XD Lパッケージ」グレードでは、シートカラーをブラック(写真)もしくはグレージュから選択できる。ワイド車形のアーキテクチャーを採用することで「CX-8」よりも室内幅が拡大。ショルダールームは1列目シートで53mm広くなっている。
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12/19「CX-80 XD Lパッケージ」グレードの2列目シート。センターウオークスルー式のセパレートシートが備わる。2列目シートのショルダールームは「CX-8」に対して103mmも広げられた。
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13/192人掛けとなる「CX-80」の3列目シート。深く腰かけられるように空間設計もゼロから見直されている。リアドア開口部の高さ拡大(+20mm)や、ステップの形状変更、乗車用グリップやワンタッチウオークイン機能の採用などで「CX-8」に対し乗降性の改善も図られた。
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14/19パワーユニットにかかわらず、「CX-80」では単板クラッチ式のトルコンレス8段ATを搭載。シフトセレクターは「エレキシフト」と呼ばれるマツダ独自のもので、上部右側がパーキング位置に設定された、一般的なATに近いシフトパターンが採用される。
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15/19エントリーモデルと位置づけられる「XD」と「XD Sパッケージ」以外のモデルには12.3インチのフル液晶メーターが標準装備とされ、さらに「XD Sパッケージ」以上のグレードにはフロントガラス照射タイプのアクティブドライビングディスプレイも組み合わされる。
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16/19「CX-80 XD Lパッケージ」のフロントマスク。フロントグリル隅に備わる縦の3本線が並ぶマスコットはCX-80専用のデザイン要素である。マツダの営業部門からの「CX-80とわかるアイコンがほしい」との要請で、追加したものだという。
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17/19今回試乗した3.3リッターの直6ディーゼルターボを搭載する「CX-80 XD Lパッケージ」の平均燃費は15.0km/リッターとなかなか優秀。高速主体なら20km/リッター近い燃費もむずかしくなさそうだ。74リッターというタンク容量から計算すると、東京~青森間の無給油往復も不可能ではない。
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18/19マツダCX-80 XD Lパッケージ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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