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2/19BMWがアルピナブランドを取得すると発表されたのは2022年3月のこと。すでに移譲が完了しており、車両製作にまつわるBMWとの協力関係は2025年末をもって終了する。
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3/19アルピナの設立は1965年。「BMW 1500(ノイエクラッセ)」用のキャブレター開発からスタートしている。
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4/19フロントスポイラーの両サイドに専用のカナードを装備。グリルの下には「ALPINA」ロゴがあしらわれるが、ハイパフォーマンスモデルらしさのアピールは控えめだ。
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5/1920スポークのアルピナクラシックホイールを装備。タイヤは専用開発を示す「ALP」マーク入りの「ピレリPゼロ」を組み合わせる。
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BMWアルピナ B4 の中古車webCG中古車検索
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6/19パワーユニットは最高出力529PSの3リッター直6ツインターボエンジンで、駆動方式は4WD=「アルラッド」。ベースモデルよりも後輪寄りのトルク配分としている。
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7/19コンフィギュレーターによればインテリアトリムはカーボンパネルのみに限られるようだ。アルピナらしいウッドパネルが選べないのは寂しいが、スポーティーさとラグジュアリーさをうまく両立している。
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8/19センターコンソールにはシリアルナンバー入りのモデルプレートが貼られる。「3シリーズ/4シリーズ」ではつまんで操作する小型のシフトセレクターに変わっているが、アルピナではあえてレバー型を継続採用している。
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9/19ファイナルモデルゆえにエンジンルームにもプレートが備わっている。こちらはボーフェンジーペン家の3氏のサイン入り。
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10/19シャシーにはアルピナ専用の「コンフォートプラス」モードを搭載。これぞアルピナライドというべき快適な乗り味を得られるが、ドライブモードの設定可能数の都合で「エコプロ」モードがなくなっている。
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11/19この試乗車のシートはエクステリアに合わせたブラックとレッドのヴァーネスカレザー仕立て。より高価なメリノレザーも選べるが、このカラーリングは設定されていない。
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12/19ヘッドレストには「GT」のステッチがあしらわれる。あえてセンターを外してレイアウトしているのがアルピナらしい奥ゆかしさだろうか。
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13/19前席ともども背もたれの中央にはアルピナのメタルエンブレムが備わっている。
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14/19巡行最高速度は305km/hと公表されている。一瞬の加速ではなく、性能を持続的に発揮することを重視した車両づくりがアルピナならではのポイントだ。
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15/19液晶式メーターのパネルデザインはアルピナオリジナル。ブルーとグリーンのアルピナカラーを使っているだけでなく、数字にBMWよりも太いフォントを使っている。
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16/19ステアリングホイールはアルピナならではのラヴァリナレザー巻き。これまではブルーとグリーンのステッチを使っていたが、「B3 GT/B4 GT」ではここにもオロ・テクニコを採用している。
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17/19シフトパドルは「ALPINA」ロゴ入り。かつてのアルピナ車はスポーク裏のボタンで変速する「アルピナスイッチトロニック」を採用していたが、時代とともに変化している(両方選べた時代もあった)。
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18/19BMWアルピナB4 GTグランクーペ
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19/19

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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