-
1/18今回は2025年5月24日・25日にイタリア・コモで開催された自動車イベント「フォーリコンコルソ」のリポートを。これは「アルファ・ロメオ・ジュニアGT」風のレトロモッドを手がける電気自動車コンストラクター、トーテムの2台。イベントの第3会場である「ヴィラ・フローリ」で。
-
2/18「ヴィラ・デル・グルメッロ」の門をくぐると現れたのは、スターティンググリッドを模した歴代グランプリ/F1車両の展示だった。手前はミハエル・シューマッハーが駆った2006年「フェラーリ248 F1」。
-
3/181954年「マセラティ250F」。最高速は290km/hと紹介されている。写真に収めるビジターが絶えなかったところからして、こうした戦後グランプリカーも“映(ば)え効果”ありとみた。
-
4/18アルファ・ロメオのF1マシン「179」(1980年)。好成績からは程遠かったが、メーカーの技術的進化を支えた。
-
5/181981年にランボルギーニ社を買収したJ.C.ミムランにより、モナコに送られた「ランボルギーニ・カウンタック」のF1ペースカー仕様。約30年にわたり秘蔵されていた。
-
6/18ランチアの競技仕様が集められた一角。モンテカルロラリーを意識した横断幕と、未舗装のスロープが雰囲気を盛り上げる。
-
7/18フェラーリF40LM IMSA(1989年)
-
8/18「ビッザリーニP538」と、フォーリコンコルソの創設者であるグリエルモ・ミアーニ氏。
-
9/18公式スポンサーとして参加したアルファ・ロメオの展示から。左から「ジュリアTZ2」「ジュリアTZ」そして「33ストラダーレ」。
-
10/18「アルファ・ロメオ75」のツーリングカーが並ぶ一角。1975年「V6」に1980年「ターボ スーペルトゥリズモ」が続く。
-
11/18「ボーフェンジーペン・ザガート」のプレゼンテーション。右奥の2人は、アンドレアス・ボーフェンジーペンCEO(写真向かって左)と、ザガートの原田則彦チーフデザイナー(同右)。(photo: Bovensiepen)
-
12/18ザガート伝統のダブルバブルルーフがよくわかるリアクオータービュー。(photo:Bovensiepen)
-
13/18ボーフェンジーペン社のアンドレアス・ボーフェンジーペンCEO。
-
14/18「ボーフェンジーペン・ザガート」のインテリア。CEOが筆者に解説してくれたところによれば、ステアリングパッドにある2つの「B」は、一族のイニシャルと創業の地バイエルン州ブッフローエを、矢印は前進を意味するものという。
-
15/18「ヴァンウォール・ヴァンダーヴェル」は、「ヒョンデ・アイオニック5」を大幅にチューンナップしたモデルだ。
-
16/18インテリアでは、エクステリア以上に「アイオニック5」との乖離(かいり)を図っている。バケットシートはレカロ製である。
-
17/18ヴァンウォールは、KTM製モーターサイクルをベースにした「ティアドロップ」も展示した。
-
18/18キメーラによる「EVO38」は、「ランチア・ラリー037」のレトロモッド版としてデビューした「EVO37」の改良版。4気筒ツインターボエンジンは600PSの最高出力を発生する。2024年ジュネーブショーで発表された。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第953回:「黄金のGT-R」と宅配便ドライバーになりかけた話 2026.3.19 イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが1年ぶりに日本を訪問。久々の東京に感じた世相の変化とは? 廃止されたKK線に、街を駆けるクルマの様相、百貨店のイベント。さまざまな景色を通じて、「中からは気づけないこの国の変化」をつづる。
-
第952回:わが心の「マシンX」? 本物の警察車両を買ってしまったおじさん 2026.3.12 情熱のあまり、元パトロールカーの「アルファ・ロメオ155」を購入! イタリア・アレーゼで開催された「アルファ・ロメオ155周年記念祭」の会場にて、警察車両とアルファをこよなく愛するエンスージアストに、大矢アキオが遭遇した。
-
第951回:日本が誇る名車を再解釈 「ホンダNSXトリビュートby Italdesign」の開発担当者に聞く 2026.3.5 2026年の「東京オートサロン」で来場者の目をくぎ付けにした「ホンダNSXトリビュートby Italdesign」。イタルデザインの手になる「ホンダNSX」の“再解釈”モデルは、いかにして誕生したのか? イタリア在住の大矢アキオが、開発関係者の熱い思いを聞いた。
-
第950回:小林彰太郎氏の霊言アゲイン あの世から業界を憂う 2026.2.25 かつて『SUPER CG』の編集者だった大矢アキオが、『CAR GRAPHIC』初代編集長である小林彰太郎との交霊に挑戦! 日本の自動車ジャーナリズムの草分けでもある天国の上司に、昨今の日本の、世界の自動車業界事情を報告する。
-
第949回:「戦場のスパゲッティ」は実在するのか? イタリア陸軍ショップで聞いた 2026.2.19 世界屈指の美食の国、イタリア。かの国の陸軍は、戦場でもスパゲッティを食べるのか? 30℃でも溶けにくいチョコレートに、イタリア伝統のコース構成にのっとったレーション(戦闘糧食)などなど、エゼルチト(イタリア陸軍)のミリメシ事情に大矢アキオが迫る。
新着記事
-
NEW
「空力性能」を追求すると、最終的にどのクルマも同じ形になってしまうのか?
2026.3.24あの多田哲哉のクルマQ&Aスポーティーな車種に限らず、空力性能の向上は多くのクルマの重要課題。しかし、それを突き詰めれば、どれも同じような形になってしまうのではないか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんはこう考える。 -
NEW
日産セレナe-POWERハイウェイスターV(FF)【試乗記】
2026.3.24試乗記販売台数ではトヨタ勢に差をつけられながらも、日産の屋台骨として奮闘する「セレナ」。現行型の登場から3年、マイナーチェンジで磨きがかかった最新の「e-POWERハイウェイスターV」に試乗すると、人の感性に寄り添う開発陣のこだわりと良心が見えてきた。 -
NEW
走行16万kmでも電池の劣化なし! -20℃でもエアコンが効く! 新型「日産リーフ」のスゴイところを聞く
2026.3.23小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ航続距離が伸びたり走りの質がよくなったりで話題の3代目「日産リーフ」だが、本当に見るべき点はそこにあらず。小沢コージが開発エンジニアを直撃し、ジミだけど大きな進化や、言われなかったら気づかないような改良点などを聞いてきました。 -
カッコインサイト! スタイリッシュになった新型「ホンダ・インサイト」は買いなのか?
2026.3.23デイリーコラム2026年3月19日、通算4代目となる新型「ホンダ・インサイト」の受注が始まった。トピックはフルEVになったことと、その見た目のカッコよさ。多くの人が乗りたくなる、本命EVの登場か? 買いか否か、清水草一はこう考える。 -
BMW iX M70 xDrive(4WD)【試乗記】
2026.3.23試乗記BMWが擁するSUVタイプの電気自動車「iX」。そのハイパフォーマンスモデルが「iX M70 xDrive」へと進化を遂げた。かつて、BMWの志向する次世代モビリティーの体現者として登場した一台は、今どのようなクルマとなっているのか? その実力に触れた。 -
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス” +エアロパフォーマンスパッケージ(前編)
2026.3.22ミスター・スバル 辰己英治の目利きスバル/STIでクルマの走りを鍛えてきた辰己英治氏が今回試乗するのは、トヨタの手になる4WDスポーツ「GRヤリス」だ。モータースポーツへの投入を目的に開発され、今も進化を続けるホットな一台を、ミスター・スバルがチェックする!