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2/242024年3月の発表より約1年を経て、日本導入がアナウンスされた「アウディQ6 e-tron」。アウディがポルシェと共同開発したBEV専用プラットフォームをベースとした、クロスオーバーSUVだ。
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3/24操作系はタッチパネル式のドアコンソールを含め、各所が高度にデジタル化。インストゥルメントパネルまわりは11.9インチの液晶メーターと14.5インチのタッチディスプレイからなる、局面デザインの「MMIパノラマディスプレイ」が目を引き、オプションで10.9インチのパッセンジャーディスプレイも用意される。
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4/24パッケージオプションの「S lineパッケージ」に含まれるスポーツシート。「Q6 e-tron」では、全車において前席に電動調整機構やシートヒーターが標準で装備され、オプションでシートベンチレーションも用意される。
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5/242モーター方式のBEVゆえ、後席のフロアはフラット。USBポートが標準で備わり、オプションでシートヒーターも用意されている。
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6/24ボンネットを強調したBEVらしからぬボディーの寸法は、全長×全幅×全高=4770×1940×1695mm。「S lineパッケージ」を選択すると全幅が25mm拡幅され、また同パッケージないしエアサスペンションを装備すると、全高が25mm下がる。
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7/24標準のタイヤサイズは、前が235/65R18、後ろが255/60R18だが、「S lineパッケージ」を選択すると、それぞれ255/50R20、285/45R20というサイズになる。
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8/24充電口は左右のリアフェンダーパネルに配置。右側が普通充電用、左側が急速充電用で、ともにリッドの縁を押すと自動で開口する。
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9/24360のセグメントを持つデジタルOLEDリアライト。「ラグジュアリーパッケージ」に含まれるオプション装備で、気分に応じて光のパターンを変更できる。
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10/24上下がフラットな異形ステアリングホイールや、アルミパッド付のアクセル/ブレーキペダルなどは、「S lineパッケージ」に含まれるオプション装備。ステアリングには回生ブレーキの強さを調整できるパドルが備わる。
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11/24車載のインターフェイスではゲームなどのコンテンツも楽しむことが可能。「出先の充電で時間が余った際にどうぞ」とのことだが、デジタルコンテンツに関して目の肥えた、日本のユーザーの反応が気になる。
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12/24急速充電拠点の「アウディチャージングステーション厚木」。店舗屋上の太陽光パネルで発電した電気を蓄電池にため、車両に供給する仕組みとなっている。
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13/24アウディチャージングステーションの利用には、携帯端末へのアプリのダウンロードと、クレジットカードの登録が必要。充電中には、携帯端末で充電速度や充電量、バッテリー残量などが確認可能だ。
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14/24「Q6 e-tron」に採用される「PPE」は、従来のBEV用プラットフォームより軽量・小型な設計が特徴で、エネルギー消費も30%効率化されている。
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15/24回生ブレーキによる減速度は、通常は1.5m/s以下の範囲で自動制御。ステアリングパドルを操作すると、回生なし(コースティング)、0.6m/s、1.5m/sの3段階で利きを調整できる。さらにシフトセレクターでBレンジを選ぶと、2.5m/sの強い制動がかかり、ブレーキを踏まずとも停車まで行われる。
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16/24ラゲッジスペースの容量はVDA計測値で526リッター。これとは別に、フロントにも64リッター(欧州仕様参考値)のトランクが備わる。
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17/24アウディでは今回の「Q6 e-tron」に続き、「A6 e-tron」「Q6スポーツバックe-tron」の日本導入も計画。エンジン搭載車との両輪で、モデルラインナップの拡充を図るとしている。
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18/24アウディQ6 e-tronクワトロ アドバンスト
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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