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1/8長いモデルライフのなかで、たびたびマイナーチェンジが実施されてきた「ハイエース」。2024年の商品改良では、専用ボディーカラーやマットブラックフロントグリルを特徴とする“アースカラーパッケージ”(写真)も新たに設定された。
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2/82025年8月下旬、某日の東京・駒沢通りの様子。ほかのクルマと重なって写っていないものを含めて、一度に5台の「ハイエース」が視界に入った。“当たり前の存在”になっているとはいえ、あらためて見ると、その数は実に多い。
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3/8「トヨタ・ハイエース」最大のライバル「日産キャラバン」。しかし、キャラバンの近年の販売台数は年間1万5000台程度であり、ハイエースはその2~3倍と、大きく差をつけている。
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4/82004年8月23日にデビューした、現行世代の「トヨタ・ハイエース」。1967年登場の初代から数えて5代目にあたる。
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5/8「ハイエース」のオーナーは個人事業主が多く、仕事もプライベートもこれ一台という使われ方が広く求められる。そのため自己表現としてのドレスアップも盛んで、毎年開催されるカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン」でもさまざまな展示車両が見られる。写真は東京オートサロン2024の出展車の例。
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6/8「ハイエース」は、オプションパーツも豊富だ。写真は2025年9月1日に発売されるTOM'Sのハイエース用「スタイリングパーツセット」の装着車。「機能性と美しさを両立した『GEAR』(=使うための道具であり、魅せるためのスタイル)として、ハイエースの可能性を広げる」とアピールされる。
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7/8海外のトヨタのウェブサイトでは、「NEW HIACE」と呼ばれるセミボンネット型のバンが散見される。国内でも同モデルが新型「ハイエース」として販売されるのか、それとも従来の200系との併売になるのか、現時点ではわからない。
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8/8日産は2025年8月25日、一部仕様変更した「キャラバン」を発売。これを機に、ガソリンエンジン搭載モデルにはクラス初をうたう「インテリジェントクルーズコントロール」が搭載された。

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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