-
1/232025年6月に発表・発売された7代目「ダイハツ・ムーヴ」。
-
2/237代目「ムーヴ」発表会の会場より、ベースグレードの「X」。ムーヴのフルモデルチェンジは実に10年半ぶりのこと。先代の販売終了より、2年のブランクを経ての復活となった。
-
3/23各操作系をコンパクトにまとめ、「小さなクルマらしい魅力」を追求したというインテリア。多角形がモチーフの空調吹き出し口やセンタークラスター、助手席側オープントレイの切り欠きも特徴的だ。(写真:向後一宏)
-
4/23新しくなった「ムーヴ」は、リアドアがスライド式となった点が大きなトピック。先代まではヒンジドアだった。(写真:向後一宏)
-
5/23兄弟車の「ムーヴ キャンバス」(2代目)。7代目「ムーヴ」は、同車のプラットフォームをベースに開発された。
-
6/23現行型の7代目「ムーヴ」(上)と2代目「ムーヴ キャンバス」(下)の比較。Aピラーの傾きやリアゲートの傾斜、ガラスエリアの切り欠きなどに注目。
-
7/23清水「新型『ムーヴ』って、日曜朝の戦隊モノのイメージなんだよね。フロントは正義の味方で……」
(写真:佐藤靖彦) -
8/23清水「リアまわりは悪役なの」
ほった「ツノみたいなリアコンビランプとか、そういう印象ですよね」
(写真:佐藤靖彦) -
9/23発表会場に並べられた初代~6代目の「ムーヴ」。新型の導入に際し、ダイハツが歴代モデルの歴史やイメージを重視していることは間違いない。
-
10/23名称的には、新型で「カスタム」が消滅したかっこうの「ムーヴ」だが、そのシャープな顔つきを見ると、消滅したのはむしろ標準仕様。カスタムのほうが生き残ったといえるだろう。
-
11/23渕野「7代目の『ムーヴ』って、10年半ぶりの新型だっていうのに、ちょっと価値観がコンサバすぎじゃありません?」
ほった「CMソングも山下達郎ですからねぇ」 -
12/232023年のジャパンモビリティショーより、ダイハツのコンセプトモデル「me:MO(ミーモ)」。
-
13/23こちらは2025年のジャパンモビリティショーに出展された「K-VISION」。
ほった「確かに、新型『ムーヴ』とはぜんぜんベクトルが違いますね」
清水「デザイナー的にはこういうクルマをつくりたいんだけど、顧客の要望を思うと……ってことなのかも」 -
14/23清水氏の所有する「ダイハツ・タントスローパー」。 (写真:清水草一)
-
15/23渕野氏が絶賛する「ムーヴ キャンバス セオリー」の内外装。ムーヴ キャンバスというと「かわいいクルマ」というイメージだが、この仕様では落ち着きと上質感が重視されている。
-
16/23新型「ムーヴ」のリアクオータービュー。リアゲートのナンバープレートより下を張り出させ、そこから下がバンパーであるかのように見立てている。ドアやフェンダーパネルにも、サイドビューに表情をつけるためのプレスが施されているが……。
清水「……いや、わかりづらいよ! どうしてもヘッドランプやグリルに目がいっちゃう」
渕野「軽自動車は寸法の制約が厳しいので、面の凹凸で表情をつけるのが難しいんですよね」
(写真:向後一宏) -
17/23清水「まぁでも、先代『ムーヴ カスタム』よりはスマートになったから、多少は許せるかなぁ」
ほった「先代はドヤ顔ブーム全盛期のクルマですから」 -
18/232025年8月に発表された新型「日産ルークス」。およそ5年ぶりのフルモデルチェンジで、2009年登場の初代から数えて4代目のモデルにあたる。
-
19/23「かどまる四角」をキーワードとしたデザインを、灯火類やホイールなど随所に用いている。
-
20/232002年登場の2代目「キューブ」。渕野氏と清水氏が、ともに「歴代に本社で屈指のグッドデザイン!」と評価する一台だ。
-
21/23新型「ルークス」のインストゥルメントパネルまわり。
-
22/23インテリアでは、ダッシュボードやルーフライニングの一部、左右のピラーが一周するように塗り分けられており(撮影車両ではブラウンの箇所)、乗員の視界を額縁のように縁取るかたちとなっている。(写真:渕野健太郎)
-
23/23軽自動車がみんな安いクルマだったのは昔の話。新型「ルークス」の場合も、「ハイウェイスター」系のグレードを狙うと車両価格は軒並み200万円を超える。
ほった「そりゃあ、お金がかかったデザインにもなりますわ」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
カーデザイン曼荼羅の新着記事
-
第128回:日本のカーデザインに足りないもの・欠けているもの(前編) ―厳しい制約が鍛えた独創の美と創造性― 2026.9.16 日本の地に自動車産業が芽生えて幾星霜。今やすっかり自動車大国となったわが国だが、ことカーデザインの質については、世界的に見てどれほどのレベルにあるのだろうか? 日本車の“美”がさらに進化していくうえで必要なものを、カーデザインの識者と考えた。
-
第127回:新型BMW X5(後編) ―迷走するBMW 結局アナタは“ノイエクラッセ”でなにがしたかったの?― 2026.9.2 その姿が明らかとなるや、賛否両論を巻き起こしている新型「BMW X5」。このクルマは既存のBMW製SUVとはなにがちがうのか? そもそもBMWは“ノイエクラッセ・デザイン”になにを託していたのか? カーデザインの識者と、迷走するBMWの明日を探った。
-
第126回:新型BMW X5(前編) ―これは終わりの始まりか? 迷走する“ノイエクラッセ・デザイン”に物申す― 2026.8.26 スポーティーなプレミアムSUVの代名詞だった「BMW X5」が、ついに新型に! “ノイエクラッセ”のエッセンスが取り入れられたそのデザインの評価は? そもそもこの造形で、BMWはなにを表現したかったのか? 賛否のわかれる新型X5のデザインを、有識者と考えた。
-
第125回:「日産エルグランド」と「メルセデス・ベンツVLE」(後編) ―古豪復活と新勢力の出現で進むミニバンデザインの多様化― 2026.8.19 帰ってきたキング・オブ・ミニバンこと新型「日産エルグランド」に、メルセデス・ベンツが世に問うた乗用MPVの「VLE」。古豪の復活とニューモデルの登場で、高級ミニバンのトレンドはどう変わるのか? オラオラ系が幅を利かすミニバンデザインの未来を考えた。
-
第124回:「日産エルグランド」と「メルセデス・ベンツVLE」(前編) ―絶対王者に戦いを挑む、次世代高級ミニバンのカーデザイン― 2026.8.12 日産が新型「エルグランド」を発売し、海の向こうではメルセデス・ベンツが「VLE」を発表するなど、いまにわかに盛り上がりを見せている高級ミニバンのかいわい。新興勢力は王者「トヨタ・アルファード」の存在を超えられるのか? カーデザイン視点で考えた。
新着記事
-
NEW
「レースの技術を生かしています」は本当か? スバルのモータースポーツ関係者に問う
2026.9.18デイリーコラムスポーツカーの広告などで目にする「レースで鍛えられた~」という文句。あれはいったい、どこまでホントなの? スーパー耐久や全日本ラリーに参戦するスバルの関係者に、市販モデルの開発とモータースポーツの関係について語ってもらった。 -
NEW
たまには撮影現場に来てみませんか? 試乗記取材の見学&プロカメラマンによる愛車撮影会を開催します
2026.9.17From Our Staff皆さまからの強い要望にお応えして、試乗記の取材に立ち会える機会をご用意いたしました。いつもの記事がどのようにできているのかをじっくりご確認いただけるまたとない機会です。さらに今回はプロカメラマンがあなたの愛車の走行シーンを撮影します。奮ってご参加ください。 -
100万円台で購入できるカーマニア納得の“素うどん的名作ハッチバック”を探す
2026.9.17デイリーコラム豪華な装備や使いきれないパワーはもういらない。多くの経験を積み、もしもクルマの基本である「走る・曲がる・止まる」の純粋な手応えにこだわった「素うどん的なクルマ」が気になるのなら、おススメしたいのはこの3モデルだ。 -
BYDラッコ300プレミアム(FWD)【試乗記】
2026.9.16試乗記中国BYDの軽スーパーハイトワゴン「ラッコ」がいよいよ日本の道を走り始めた。価格の安さや装備の充実度はすでに報じられているとおりだが、やはり自動車の仕上がりは実際に動かしてみなければ分からない。高速道路やワインディングロードでの印象をリポートする。 -
新型「パジェロ」も該当 タイ生産にはどんなメリットがあるのか?
2026.9.16デイリーコラム国内メーカーが取り扱うタイ生産車のラインナップが増えている。話題の新型「三菱パジェロ」も同様だ。東南アジアに限ったとしてもさまざまな国が存在するなかで、多くのメーカーがタイを拠点とするのはなぜなのか。そのメリットを解説する。 -
第128回:日本のカーデザインに足りないもの・欠けているもの(前編) ―厳しい制約が鍛えた独創の美と創造性―
2026.9.16カーデザイン曼荼羅日本の地に自動車産業が芽生えて幾星霜。今やすっかり自動車大国となったわが国だが、ことカーデザインの質については、世界的に見てどれほどのレベルにあるのだろうか? 日本車の“美”がさらに進化していくうえで必要なものを、カーデザインの識者と考えた。
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合