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1/122025年10月29日のプレスデーで開幕したジャパンモビリティショー2025。そのダイハツブースの中央には、次期「コペン」の姿を示唆するコンセプトカー「K-OPEN」が展示された。
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2/12フロントよりもワイドに張り出した「K-OPEN」のリアまわりは、後輪駆動車であることを誇示するかのようである。
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3/12インテリアはすっきり、シンプル。洗練された大人っぽいデザインでまとめられている。
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4/12「K-OPEN」のシート。センターに溝の入った座面や背もたれ、フローティング形状のヘッドレストなど、デザイン上の特徴は「ビジョン コペン」(2023年)から引き継がれている。
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5/12ジャパンモビリティショー2025では「K-OPEN」(写真奥)とともに、次期「コペン」のテスト車「K-OPENランニングプロト」も展示された。本気で次期型の開発に挑んでいるという、ダイハツのやる気の表れだ。
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6/12今回提案されたパワーユニットは、軽商用車用の3気筒ターボエンジン。傾斜させてエンジンルーム後方に搭載することで、低重心化と前後重量配分の最適化(50:50)を目指すという。写真はテスト車「K-OPENランニングプロト」のエンジンルーム。
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7/12「K-OPENランニングプロト」の展示に際しては、鏡を使ってエンジンルーム下面の様子までが披露された。泥はねなどが残ったままの姿がかえって、開発現場のトライ&エラーを想像させる。
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8/12「K-OPENランニングプロト」の車内。フルバケットシートやスエード調表皮のステアリングホイールなど、レーシーなアイテムが開発の本気度を物語る。
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9/12次期「コペン」のルーフは、ソフトトップかそれともハードトップか? パッセンジャーの真上だけを開閉させる“タルガトップ”タイプも検討しているという。
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10/12コンセプトカー「K-OPEN」のトランスミッションはMT。開発車両「K-OPENランニングプロト」のそれも同様であり、マニュアルシフトに対するこだわりは相当なものとみられる。
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11/12FR車らしい「ロングノーズ&ショートオーバーハング」のスタイリングが目を引く「ダイハツK-OPEN」。展示車は16インチサイズのホイールを装着していた。
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12/12ヘッドランプやグリルの意匠に「ビジョン コペン」(2023年)との違いは見られるが、基本的なフロントフェイスのデザインは変わらず。“コペンらしい顔”で製品化を目指すものと思われる。

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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