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1/11今回の主役は、シエナ県で電装系修理工場を営むフェデリコ・スッシイさんと、彼の父親パオロさんである。最新の宿題である「シトロエン・メアリ」と。
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2/11フェデリコさんの工場の入り口。
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3/11シトロエンのファクトリーフォトから。「メアリ」の車両重量は軽い仕様だと600kgに満たない。
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4/111968年5月、フランス・ドーヴィルでのプレゼンテーションにて。
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5/11上に同じ。年代からして、彼女たちのヒッピーな服装は、かなり本気のものだろう。
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6/11エンジンは「ディアーヌ」と同じ、排気量602ccの空冷水平対向2気筒である。
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7/11シンプル極まりないダッシュボード。メーターは年式によって異なるが、この個体は左が回転計と警告灯、右が140km/hまで刻まれた速度計である。手前の緑色のものは、作業中のイス代わりに裏返して置いた箱。
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8/11「2CV」や「ディアーヌ」同様、ダッシュボードから生えたシフトレバーは、手前が1・3速、奥が後退と2・4速。やや見えづらいが、その左にステッキ型のパーキングブレーキとチョークレバーもある。
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9/11レストアにあたり、新たに調達したドアヒンジ。
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10/11樹脂製のフロントフェイスも、ただいまレストアに奮闘中。
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11/11「完成したら必ず呼ぶよ」とフェデリコさんは筆者に語った。この工房は当連載第912回「“先生”は『フィアット500』だった 街角メカニック兄弟の物語」のナターレ&ピーノ兄弟の紹介でたどり着いた店だった。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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