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2/142025年の「EICMA(ミラノモーターサイクルショー)」で発表された「ドゥカティ・ハイパーモタードV2」。ドゥカティのハイパーモタードシリーズには、単気筒の「698モノ」と2気筒の「950」の2種類が用意されていたが、V2は後者の後継機種となる。
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3/14パワーユニットにはドゥカティのVツインモデルで順次導入が進んでいる、排気量890cc、挟み角90°のV型2気筒エンジンを採用。優れた出力特性に加え、単体で54.5kgという軽さも特徴として挙げられる。
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4/14車両骨格は伝統のトレリスフレームと思いきや、ここに見えるのはリアフレームのみ。フロントフレームにはエンジンも剛体として用いるアルミモノコックを採用しており、従来より13kg(「SP」では14kg)の軽量化を果たしている。
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5/14ライダーとバイクをつなぐインターフェイスには、新しい5インチTFTディスプレイを採用。左のスイッチボックスに備わる十字のコントローラーで操作する。
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6/14シート高は、標準モデルが865mm、「SP」が880mmと、この手のマシンのご多分にもれず、かなり高め。ローシートアクセサリーやローサスペンションキットなどを装着すれば、850mmまで下げられる。
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7/14サスペンションの仕様はモデルによって異なる。標準モデルはKYB製で、前がφ46mmのフルアジャスタブル倒立フォーク、後ろがプリロードとリバウンドが調整可能なアジャスタブルモノショックとなる。いっぽう「SP」はオーリンズ製で、前がφ48mmのフルアジャスタブル倒立フォーク、後ろがフルアジャスタブルモノショックの組み合わせだ。
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8/14タイヤサイズは、前が120/70ZR17、後ろが190/55R17。ピレリのハイグリップタイヤ「ディアブロロッソIVコルサ」が純正装着される。
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9/14軽量コンパクトな車体と、元気のいいエンジンの組み合わせにより、スロットルを大きく開ければ前輪は容易に宙に浮く。ウイリーコントロールは4段階(オフも含むと5段階)から介入度合いを選択可能で、設定によっては豪快なウイリー走行も楽しめる。
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10/14ブレーキは、前がφ320mmのフローティングディスク(2枚)に、ラジアルマウントのブレンボ製4ピストンモノブロックキャリパーの組み合わせ。後ろがφ245mmのディスクに2ピストンキャリパーの組み合わせだ。
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11/14充実した電子制御の調整機能も、「ハイパーモタードV2」の魅力。ライディングモードは「レース」「スポーツ」「ロード」「ウエット」の4段階から選択可能で、パワーモードにも「ハイ」「ミディアム」「ロー」の3種類を用意。トラクションコントロールは8段階(オフも含めると9段階)、ウイリーコントロールも既述のとおり4段階(オフも含むと5段階)で介入の度合いを調整できる。
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12/14刺激的なパフォーマンスと優れたライダビリティーを併せ持つマシンに仕上がっていた「ハイパーモタードV2」。“バイクに乗る喜び”をここまでピュアに追求したマシンは、そうはないだろう。
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13/14ドゥカティ・ハイパーモタードV2 SP
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佐川 健太郎(ケニー佐川)
モーターサイクルジャーナリスト。広告出版会社、雑誌編集者を経て現在は二輪専門誌やウェブメディアで活躍。そのかたわら、ライディングスクールの講師を務めるなど安全運転普及にも注力する。国内外でのニューモデル試乗のほか、メーカーやディーラーのアドバイザーとしても活動中。(株)モト・マニアックス代表。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。
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