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1/292026年7月に国内デビューを飾った新型「メルセデス・ベンツCLA」。今回は中でも本命とされるフル電動モデル「CLA with EQテクノロジー」を連れ出し、その実力を確かめた。
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2/29“1000kmチャレンジ”のスタート地点、知床の「北こぶし知床 ホテル&リゾート」前で。2026年9月末日の6時15分、試乗開始時の外気温は15度だった。
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3/29スタート直前(バッテリー残量100%)のメーターパネル。「走行可能距離」は662kmと表示されているが、2日間の試乗でどのような結果になるか?
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4/29知床からまずは西進。北海道の海沿いを反時計回りに移動し、初日のゴールである留萌を目指す。
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5/29路上に続く「↓」(矢印)の標識は、降雪の時期に白線や路肩が見えなくなった際、車道と路肩の位置をドライバーに知らせるもの。サイロが点在するなど、北海道ならではの光景が続く。
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6/29スタートから90km地点、能取湖畔の「卯原内(うばらない)サンゴ草群落地」で最初の休憩。真っ赤なサンゴ草が一面に広がる風景に、白い「CLA」が映える。
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7/29サンゴ草(アッケシソウ)は、塩分を多く含む湿地に育つ植物。例年、赤く色づく8月下旬から9月いっぱいが見ごろとされている。
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8/29北海道の道は単調だと思われがちだが、意外にアップダウンが多い。今回は特に下り坂を効率的に走ることを意識し、基本的には回生ブレーキに頼らず、コースティング機能を活用した。
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9/29試乗車のホイールは前後とも19インチ。タイヤはブリヂストンの「トランザ6」が組み合わされていた。
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10/29日本最北端の地である宗谷岬には15時半を過ぎたころ到着。モニュメントの前では、さまざまな国からの観光客が記念写真を撮っていた。この時点での走行距離は372kmで、メーター上の「走行可能距離」は520km。単純計算で合計900kmほど走れるという見通しに期待が膨らむ。
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11/29フラッシュサーフェス化されたフロントまわり。格納式のドアノブや空力処理が施されたアンダーボディーとも相まって、「CLA with EQテクノロジー」はCd値(空気抵抗係数)0.21という優れた空力性能を実現している。
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12/29操舵に対して素直に反応するステアリングフィールも印象的。この特性もまた、電費を向上させる一要素となる。写真でステアリングホイールの左上に見えるのは、走行データを確認するための、GARMINのGPS計測トレッキングナビ。
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13/29夕暮れ時、稚内から南に続く「日本海オロロンライン」で留萌へと向かう。沿道には、エゾシカやキタキツネの姿も見られた。
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14/29日本海の沖には利尻島と、その中央にそびえる利尻山(標高1721m)の姿。オロロンラインでは有名な風景のひとつだ。
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15/29チャレンジ初日は一般道だけで577kmを走ったのに対して、2日はほぼ全域が高速道路。速度域の異なる走行環境で電費にどれほどの違いが出るのかを確かめた。
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16/29知床を出発してから852kmの地点、有珠山サービスエリアで、最初(で最後)の充電。同施設の急速充電機の最大出力は50kWだが、「CLA with EQテクノロジー」は最大100kWで電力を受け入れられる。
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17/29充電中のモニター表示。画面中央の透過イメージにあるとおり、「CLA with EQテクノロジー」はモーターをリアに搭載するRWD車である。
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18/29一充電での走行距離は、カタログ記載値の771kmを大きく上回り852kmを記録した。ここまでの走行環境は、一般道が7割で高速道路が3割。「走行可能距離14km」も考慮すると、カタログ値+100kmのポテンシャルがあるといえる。
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19/29フル電動の新型「CLA」は、高速走行時の電力消費を抑えるべく、リアアクスルに2段式トランスミッションを搭載。街なかでのスムーズな走行と、長距離移動時の効率的な走行の両立が図られている。
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20/29チャレンジ2日目の午前中は大雨に見舞われたが、午後からは一転して青空に。道央自動車の八雲パーキングエリア(知床から約960km地点)では噴火湾が一望できた。
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21/29新世代の「CLA」が使う最新のプラットフォーム「MMA」は、メルセデスの中級・上級クラスでも実績のあるサスペンション形式を採用。長距離ドライブでの快適性に強みをみせる。
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22/29インフォテインメントシステムには第4世代のMBUXが採用されており、自然な会話形式での直感的な操作が可能。今回もルート案内やバッテリー残量の確認などで活躍した。
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23/29今回の試乗では2日間でトータル1029kmを走行。一般道主体の初日(577km)の電費は10.4km/kWh、高速道路主体の2日目(452km)は9.2km/kWhだった。
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24/29ゴールの函館空港にて。「CLA with EQテクノロジー」による今回のチャレンジの主目的は電費や航続可能な距離を確かめることだったが、1000km以上の道のりをあとにすると、CLAが「気持ちよく運転できるクルマ」であることも強く印象に残った。
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25/29地図上の赤いラインが、今回の「CLA」北海道試乗の足取り。一充電で852kmを走り、2日間での走行距離は1029kmに達したが、驚くほど運転による疲労は少なかった。
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26/29メルセデス・ベンツCLA250+ with EQテクノロジー
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27/29ローラーブラインドを持たずに日光や熱の影響を低減する大型パノラミックルーフ。「CLA with EQテクノロジー」には標準で備わる。
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28/29フロントのボンネット下には、容量101リッターの積載スペースが確保される。
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29/29もちろん、荷室はリアがメイン。トランクルームの容量は405リッターとなっている。

石井 昌道
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