
【スペック】全長×全幅×全高=4630×1785×1685mm/ホイールベース=2630mm/車重=1660kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC 16バルブターボディーゼル(173ps/3750rpm、36.7kgm/2000rpm)/価格=299万9850円(テスト車=344万2350円/バイキセノンヘッドランプ=6万3000円/カーウイングスナビゲーションシステム=34万6500円/ETCユニット=3万3000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4630×1785×1685mm/ホイールベース=2630mm/車重=1660kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC 16バルブターボディーゼル(173ps/3750rpm、36.7kgm/2000rpm)/価格=299万9850円(テスト車=344万2350円/バイキセノンヘッドランプ=6万3000円/カーウイングスナビゲーションシステム=34万6500円/ETCユニット=3万3000円)
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同等出力のガソリン車と比べると、燃費は約3割向上、CO2排出量も2割程度少ないという。
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ルノーとの共同開発となるM9Rユニット。排出ガス浄化装置にDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)とNOxトラップ触媒を採用したのが特徴。通常運転時はNOxを吸着。NOxが増加時には、排出ガス中のCH、O2量を制御して、NOx還元剤として有効なH2とCOを生成。これとNOxを還元反応させてH2O、CO2、N2に変換する。
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ディーゼル特有の音の低減が図られ、走行中はガソリン同等の静けさを追求したという。アイドリングのカラカラ音は若干残るが、ひと昔前のモデルと比べるとだいぶ静かになった。
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モータージャーナリストの熊倉重春氏。
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2リッターガソリン搭載モデルの10・15モード燃費が13.6km/リッター。対して、クリーンディーゼル搭載の20GTのそれは15.2km/リッター。
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全開でアクセルを踏んでも、排出ガス中の黒煙は皆無。ディーゼル特有の排気ガスの匂いも感じない。
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レブカウンターは4500rpmからがレッドゾーン。カーウイングスナビゲーションシステムは、バックモニターとセットでメーカーオプション扱いとなる。
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シフトセレクターは、軽い操作でギアチェンジが決まる。
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日本の排出ガス規制が厳しくなるのは2009年10月。「ポスト新長期規制」では、ディーゼル車もガソリン車と同等のクリーンさが求められるようになる。エクストレイル20GTは、その基準値をいち早くパスした「クリーンディーゼル」車だ。
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『日産エクストレイル20GT(4WD/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る