
【スペック】全長×全幅×全高=4806×1943×1403mm/ホイールベース=2746mm/車重=2495kg/駆動方式=4WD/6リッターW12DOHC48バルブターボ(575ps/6000rpm、71.4kgm/1700rpm)/価格=2640万円(テスト車=2934万9900円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4806×1943×1403mm/ホイールベース=2746mm/車重=2495kg/駆動方式=4WD/6リッターW12DOHC48バルブターボ(575ps/6000rpm、71.4kgm/1700rpm)/価格=2640万円(テスト車=2934万9900円)
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従来型に比べて、レザーシートのタッチが少し柔らかくなっている。また、シート自体も少し薄く、軽くなったという。
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後席のレッグスペースは従来型より35mm拡大されたため、大人ふたりがそれほど窮屈な思いをしないで座れるようになっている。
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標準は20インチホイールとなるが、テスト車にはオプションの21インチツーピースアロイホイールが装着される。
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リアの形状は、「ミュルザンヌ」から採用されている「二重の蹄鉄(ていてつ)」を模したもの。
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こちらはブラック内装。
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E85バイオ燃料でもガソリンでも、またはこの2種類を自由な割合でブレンドしても燃料として使えるフレックス燃料対応のW12エンジン。ただし日本においては燃料の供給体制と排ガスの認証試験がないため、使えるのはプレミアムガソリンのみ。従来型より25kg軽量になったとはいえ、2495kgあるボディーをスタートから4.8秒で100km/hに導き、最高速度314km/hまで引っ張りあげる。
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クーペ版たる「コンチネンタルGT」と同じく、フロントフェンダーの成形には500℃に熱したアルミパネルを空気圧で成形するアルミスーパーフォーミング技術を採用。高剛性かつ軽量でありながら、つなぎ目がない複雑な面構成が可能となった。LEDをあしらったヘッドランプも、クーペ版と同様。
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ベントレーが初めてデザインしたというネックウォーマーは3段階で風量を調節することができる。
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「コンチネンタルGT」と同じく、フルタイム四駆システムの前後トルク配分は40:60と後輪寄り。オープン状態で荒れた路面を強行突破しても、ボディーはみしりとも言わない。
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「コンチネンタルGTC」のために開発したという、遮音性に優れた多層ファブリックルーフ。ほかに、防音ガラスやボディー下部の吸音パネルなどのノイズ対策を施した。ベントレーのラインナップの中で最も女性比率が高いのが「コンチネンタルGTC」で、全体の14%を占めるという。ちなみに「コンチネンタルGTC」全体の48%がアメリカに渡っている。その他は、イギリス23%、EU17%、中近東5%、中国とオーストラリアが各3%、日本は0.4%の順。
【テスト車のオプション装備】
Linenのコントラストステッチ=25万1700円/インテリア同色のBelugaのトランクカーペット=7万1700円/Naim for Bentleyプレミアムオーディオ=96万6500円/Mulliner Driving Specification(21インチ2ピースアロイホイール、ドリルドアロイスポーツフットペダル、Bentleyウィング刺しゅう、ジュエルフューエルフィラーキャップ、スポーツギアレバー、ダイヤモンドキルティングハンド)=110万8900円/Extended Driving Specification(ブライトクロムバンパーロワーマトリックス、ベンチレーション機能付きフロントマッサージシート、ディープパイルオーバーマット、ネックウォーマー、リアビューカメラ)=55万1100円
『ベントレー・コンチネンタルGTC(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る