ベントレーが新型「コンチネンタルGT/GTC」「フライングスパー」にベーシックモデルと「アズール」グレードを追加
2025.04.09 自動車ニュース![]() |
英ベントレーモーターズは2025年4月8日(現地時間)、第4世代となる新型「コンチネンタルGT」「コンチネンタルGTC」、および「フライングスパー」に、新たにベーシックモデルと「アズール」グレードを追加したと発表した。
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今回追加されたモデルは、いずれもシステム最高出力680PS、システム最大トルク930N・mを発生する4リッターV8プラグインハイブリッド「ハイパフォーマンスハイブリッド」を搭載。これは、先行デビューした「コンチネンタルGT/GTCスピード」や「フライングスパー スピード」に採用されている「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」(同782PS、同1000N・m)に次ぐ高性能仕様で、0-100km/h加速はコンチネンタルGTが3.7秒、コンチネンタルGTCも3.9秒、フライングスパーは3.9秒を誇る。
EVモードでの航続距離はコンチネンタルGTの場合で最大85km、CO2排出量は29g/kmとされており、環境性能にも優れているとアピールされる。
また、アクティブシャシー技術として「ベントレーダイナミックライド」や後輪操舵、電子制御リミテッドスリップデフ(eLSD)を標準装備。3つのドライビングモードと連動し、快適性と俊敏性を高次元でバランスさせるという。
このうちコンチネンタルGT/GTCは、2003年の初代モデルから続くクラシカルな意匠を継承。クロームのマトリックスグリルやカットクリスタル風の「ハーモニーヘッドランプ」、光沢ブラック仕上げのスプリッターなどを採用し、伝統と先進性を融合した外観に仕立てられている。
インテリアはクルー工場の熟練職人によるストレートフルーテッドデザインのシートを標準装備し、細部にはブライトクロームまたはオプションのダーククロームの加飾を施すことで、英国車らしい格式ある空間を演出している。
ベーシックなフライングスパーもエクステリアはブラックとクロームを織り交ぜたドレスアップがポイントで、車内のスイッチ類やエアベント、ドアハンドルなどがクローム仕上げ(ダーククローム仕上げはオプション)となる。
一方コンチネンタルGT/GTCのアズールは、快適性とウェルネス性能を高めたというグレード。フロントフェイスではクロームの縦型ヴェインと光沢ブラック仕上げのグリルが特徴的なアクセントとなっており、ブライトシルバーの専用22インチホイールも装備する。
インテリアは3Dハーモニーダイヤモンドキルティングを施したレザーシートや、アズール専用刺しゅう、クラウンカット・ウォールナットのオープンポアウッドトリムなどを用いて細部にまでいたる上質さを追求。シートにはマッサージ機能を備えたウェルネスシーティングを採用し、心身ともにリラックスできる空間を提供するという。
フライングスパー アズールも、光沢ブラック仕上げのマトリックスグリルにクロームのサラウンドと11本の縦型ヴェインを組み合わせたフロントフェイスのほか、「Azure」フェンダーバッジ、クローム仕上げの下部グリル、ブライトクロームの外装アクセントなどでドレスアップされている。
車内はムードライティングや、シートおよびドアインナーパネルに施された3Dハーモニーダイヤモンドキルティング、「Azure」の刺しゅうがあしらわれたヘッドレスト、オープンポア・クラウンカット・ウォールナットのウッドトリムなどが与えられ、前後席の計4座にヒーターとベンチレーション、マッサージ機能が備わる。
各モデルの価格は以下のとおり。
【コンチネンタルGT】
- コンチネンタルGT:3367万円
- コンチネンタルGTアズール:4040万円
【コンチネンタルGTC】
- コンチネンタルGTC:3685万円
- コンチネンタルGTCアズール:4422万円
【フライングスパー】
- フライングスパー:2950万円
- フライングスパー アズール:3540万円
(webCG)
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