金子 秀之 の記事一覧(94件)

金子 秀之

金子 秀之

早稲田大学商学部卒業。資生堂のアートディレクターとして前田美波里のサマーキャンペーンを担当。1973年博報堂のクリエイティブ・ディレクターとして、サントリーの「ブランディ水で割ったらアメリカン」キャンペーンを手がける。1993年(有)クエスターを設立。広告製作及び海外広告の紹介をして現在にいたる。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第14回:『トヨタ レクサス アメリカでの広告 その2』

    トヨタ「レクサス GS400」の、アメリカでの広告第2回をお送りします。 この広告をつくった人が、「300psを発するGS400の運転は、アナタを想像したことないほどワクワクさせる、ということを伝えたかった」と語るように、レクサスのハンドリングの良さやエンジンの力強さを、視覚的にユーモラスに表現した作品です。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第13回:『トヨタ レクサス アメリカでの広告 その1』

    今回は、トヨタ「レクサス GS400」のアメリカでの広告を紹介します。 この広告をつくった人が、「300psを発するGS400の運転は、アナタを想像したことないほどワクワクさせる、ということを伝えたかった」と語るように、レクサスのハンドリングの良さやエンジンの力強さを、視覚的にユーモラスに表現した作品です。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第12回:『日産、イギリスでの広告 その3』

    今回は、1999年から2000年に英国で製作された「アルメーラ」の、日本の広告にはない一ひねりあるコピーをお楽しみください。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第11回:『日産、イギリスでの広告 その2』

    今回は、1999年から2000年に英国で製作された先代「プリメーラ」(欧州名:アルメーラ)の、日本の広告にはない一ひねりあるコピーをお楽しみください。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第10回:『日産、イギリスでの広告 その1』

    今回は、1999年から2000年に英国で製作された先代「プリメーラ」(欧州名:アルメーラ)の、日本の広告にはない一ひねりあるコピーをお楽しみください。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第9回:『世界の交通安全キャンペーン その2』

    サッカー選手が、ボールを足や頭、胸、膝を使ってリフティングしている。カメラが引くと、なんと右膝からしたが切断されており、両手の松葉杖で体を支えている。 ブラジルはサッカーの世界ではチャンピオンであるが、実は交通事故の多さでもチャンピオンなのだ。その汚名をすすごうというキャンペーンである。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第8回:『世界の交通安全キャンペーン その1』

    交通事故防止のためのキャンペーンは、1970年からいろいろな国で実施されている。スピードの出し過ぎ、車間距離の確保、シートベルトの着用、飲酒運転の禁止など、訴求ポイントを絞って分かりやすくつくられるのが特徴だ。 キャンペーンは、その国の交通安全協会などが主催することが多いが、ボルボやメルセデスベンツなど、クルマメーカー自体が行う場合もある。  優秀な作品は数多い…

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第7回:『ハーレー・ダビッドソンの広告 その3』

    グランドキャニオンを左手に眺めながら走る、1台のハーレー・ダビッドソン。  My older brother has a Harley. Mom told me his name is Dave.  <僕の兄はハーレーに乗っている。名前はデーブと母が教えてくれた>

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第6回:『ハーレー・ダビッドソンの広告 その2』

    ハーレーはめったにTVCMをつくらないが、たまたま何かの機会に見たことがある。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第5回:『ハーレー・ダビッドソンの広告 その1』

    ハーレーの広告はきちっとしたレイアウトで、写真も美しく、仕上がりが実にきれいである。ミネアポリスにあるカーマイケル・リンチ(Carmichael Lynch)という広告代理店が制作しているが、私の想像では少人数のスタッフで、すぐれたアートディレクターのもとで制作して、緻密に仕上げていると思われる。そしてハーレーの広告でもっとも優れているのは、コピーだ。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第4回:『トヨタ ハイラックスの海外での広告 その4』

    コピー:We decided against a vanity mirror. <私達は、ヴァニティミラーをつけるのをやめました>  ヒゲはボウボウ、前歯は欠けている人のよさそうなおじさんは、「私にはヴァニティミラーなんかいらないよ」と笑っている。ヴァニティミラー、女性がお化粧直しなどに使う小さな鏡。どうみてもこのおじさんには必要ない。   

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第3回:『トヨタ ハイラックスの海外での広告 その3』

    広告のモデルといえば、いわゆる好感度の高い人を起用するのが普通で、美しいとか、明るい、面白い、清潔な感じの人が多い。 ところがオーストラリアで製作したハイラックスの広告では、怖そうなおじさんや、作業着を着た無精ヒゲのおじさんが出演している。そばにいくと汗の臭いがプーンとしそうな粗野な男を、なぜわざわざ起用したのだろうか。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第2回:『トヨタ ハイラックスの海外での広告 その2』

    かつてクルマは、舗装された道路を走っていた。4WDのクルマが登場したころから、クルマは舗装道路を走らず、好んでオフロードを走るようになった。車との事故を恐れた動物達は、いつしか舗装された道路を通るようになった……そんなストーリーが浮かんでくるこのポスターは、南米チリの広告代理店が制作した、トヨタ・ハイラックスの広告である。

  • 2007.9.1 エッセイ 金子 秀之

    第1回:『トヨタ・ハイラックスの海外での広告 その1』

    「トヨタ・ハイラックスの広告は、日本ではほとんどお目にかからない。ハイラックスは広告しないクルマかと思っていたら、南半球のほうでおもしろい広告を作っていた。チリ、アルゼンチン、オーストラリアと日本にはない広告を作っている。毎年海外の広告コンクールをトヨタ本社が開いて、面白い作品を日本で使ってみてはいかがなものだろう。採用された広告は、現地法人の広告担当者と広…