ジープの新型エントリーモデル「パトリオット」【ニューヨークショー06】
2006.04.11 自動車ニュース【ニューヨークショー06】ジープの新型エントリーモデル「パトリオット」
ダイムラー・クライスラーは、2006年4月12日〜23日に開催されるニューヨークショーに、ジープの新しいエントリーモデルとなるコンパクトSUV「パトリオット」を出展する。
■本格コンパクトSUV
パトリオットが最初に出展されたのは、2005年のフランクフルトモーターショー。2006年のNYショーに出展されるのは、ほぼ製品版だ。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4411×1756×1637mm、ホイールベースは2635mm。「日産・エクストレイル」より小さく、「トヨタ RAV4」よりちょっと大きい(幅は狭い!)、まさにコンパクトSUVである。エンジンはバルブタイミングコントロール機構を備える2.4リッター(172ps)とし、トランスミッションにCVTを組み合わせるなど、エントリーモデルにふさわしい敷居の低さも特徴といえるだろう。
もちろん、ジープがジープたるゆえんのオフロード性能にもこだわりを見せる。
標準車の4WDシステムは「Freedom Drive I」と呼ばれる、前後駆動配分&ロック機構付きのフルタイム4WD。“オフロードパッケージ”には、ローレンジモードを搭載する「CVT2L」がついた「Freedom Drive II」を採用した。アプローチアングルは29度、デパーチュアアングルは33度を確保するなど、山あり谷ありの難オフロードコース「ルビコン・トレイル」を走れなければジープ製品として認めない……そのポリシーは受け継がれているようだ。ちなみに、北米市場では、FFモデルも販売される。
ESPや悪路向けのABS、坂道をゆっくり下ることができる「ヒルディセントコントロール」など、装備面からも安全性と使いやすさが追求された。
(webCGオオサワ)
ジープ・ジャパン:http://www.jeep-japan.com/
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