ルノー、3代目となる「クリオ」やデザインスタディ「エジェウス」【フランクフルトショー05】
2005.09.15 自動車ニュース【フランクフルトショー05】ルノー、3代目となる「クリオ」やデザインスタディ「エジェウス」
2005年9月12日のプレスデイから開幕した「第61回フランクフルトモーターショー」(一般開催日9月15〜25日)。ルノーはCセグメントハッチバック「クリオ(ルーテシア)」の新型や、デザインスタディ、コンセプトカーなどを出展。要人も顔を見せた。
■目玉は3代目クリオ。クルマ以外も見どころ
インタビュー中のカルロス・ゴーン氏の側にあるのが、今回のルノーの目玉、3代目クリオ(日本名はルーテシア)である。全長は一気に3.99mまで伸びて、いままでのコンパクト感は薄れてきたが、「みんなデカけりゃ怖くない」というのが、最近のトレンドなのか?
ラインナップされるエンジンは1.2リッター(75ps)と1.4リッター(100ps)、そして1.6リッター(110ps)のガソリンエンジンと、1.5リッターのディーゼル。最高出力は70ps、85ps、105psのなかから選ぶことができるというのはユニークだ。
もっとパワーがほしい、という人のために、ルノーは2リッターエンジン搭載のクリオ ルノースポールをデザインスタディとして展示している。どうしてもこちらが気になってしまうのは私だけじゃないだろう。
ルノーのデザインスタディ「Egeus(エジェウス)」もこのフランクフルトがワールドプレミアだ。ラクシュリーなSUV、あるいは背の高いクーペを目指したものだという。それにしても、ドアが観音開きというコンセプトカーの多いこと。
会場にはチーフデザイナーであるパトリック・ルケモンの姿もあり、クルマ以外にも見どころの多いルノーブースだった。
(文と写真=生方聡)
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