第199回:「MINIコンバーチブル」日記(その1)“愛されるブランド”である凄さ
2005.03.14 小沢コージの勢いまかせ!第199回:「MINIコンバーチブル」日記(その1)“愛されるブランド”である凄さ
■ネオン煌めくヒルズにて……
みなさま大変遅くなりました。他ネタが立て込んでたんでアレなんですけど、昨年12月30日、遂に「MINIクーパー・コンバーチブル」が納車されました。青色ダイオードがキラめく六本木ヒルズで……。
これだけでちょっと舞い上がりそうでしたね。やっぱ納車って場所、大切なんだなぁってわかったし、大昔の「ポルシェ=六本木のミツワショールーム伝説」をちょっと思い出したりして。あそこで納車するのが夢! ってヒト、多かったみたいね。
去年、コレで3台目なんですけどね。「バカじゃないの」とか「儲かってるぅ〜」とかイヤミ言われる今日この頃ですけど、そういうワケじゃないのよ。1台にマトメたら、「ポルシェ・ボクスター」が買えるか買えないかって額だし。そうじゃなくって、欲しいクルマってホント続くのよねぇ。
やっとお金都合付いた、支払いにメドが付いたって時期に「いいのあるよ〜」って出てくる。不思議なくらい繋がる。
あと俺には一応“モータージャーナリスト”って大義名分というか、免罪符があって、おまけに最近は下取りとかも活発だし、「困ったら売りゃあいいじゃん」という声も出てくる。買って売るたびにソンするんですけどね、基本的に。それに乗るヒマもないし……、我ながらゼイタクな発言ですけど。
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■欠点ナシ!?
でもまあ、なかでもこのMINIクーパー・コンバーチブルは文句ナシ。昨年秋にも報告したけど、あまりの完成度にビビりまくりで、衝動買いでもあり、計算買いでもあります。とにかくいわゆる「いいクルマ」として欠点らしい欠点がないのが凄い。
まず品質、走りは凄くいい。特に幌は凄いよね。今流行りのハードトップオープンじゃないだけに、走行中の遮音は完璧じゃないけど、骨組みはガッチリしてるし、作動も正確。雨漏りなどはしてないし、しそうもない。具体的には開く途中、デカいサンルーフというかタルガトップみたいに屋根が半分だけ開くところがイイ。実はフルオープンってなかなかする機会がなくって、走行中に半分だけ開けることの方が多いのだ。非常に計算されてます。
■ネタまれないブランド
それからいいのが「愛されるブランド」なこと。これってMINIならではの貴重な性能で、たとえばメルセデスベンツ、BMWってホメられるけど、どっかクサせられるじゃない。
「Cクラス買ったんだ」とか言うと「いいね」と同時に「へぇ……儲かってるんだ」とも言われる。まさに“ブランド物”としての宿命で、ホメられると同時にネタまれるのよ。
ただし、MINIの場合はほとんどそれがない。俺の場合、3台続けざまに買ってることでは言われるけど、MINI個別に対してはほとんどない。つまりね、ミッキーマウス同様、愛されるキャラクターブランドということなのですよ。特にコンバーチブルは華やかでいい。さしずめ“結婚式コスチュームのミッキーマウス”って感じですか。唯一の欠点は後方視界の悪さで、実は幌を上げてもイマイチ。女性ユーザーには厳しい条件だけど、これは慣れで解決するしかない。
とにかくほとんど満足、満足度で言えば95%ぐらいかな。別に100%でもいい。ロールスロイス、スマートに比べ、不満のなさは驚異的! 万人にオススメです。欲しいと思ったら買いなさい! って感じ。ちょっとホメすぎかな、こりゃ。お金貰ってないですよ〜ホントに。疑惑があったら、MYホームページ(小沢コージでDON!)にメールでもください! いつでも受け付けます!!
(文と写真=小沢コージ/2005年3月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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