【東京オートサロン2005】お菓子でいうと、レジェンドは大人の味、エディックスは若々しい味……
2005.01.14 自動車ニュース【東京オートサロン2005】お菓子でいうと、レジェンドは大人の味、エディックスは若々しい味……
新年恒例、チューニングカーやドレスアップカーの祭典「東京オートサロン2005 with NAPAC」が、2005年1月14日、千葉県は幕張メッセで開幕した。
例年にも増して気合の入った展示だったのが、ホンダのブースだ。"Wonder Factory"をテーマに掲げて、「レジェンド」「エリシオン」「エディックス」の3台のコンセプトカーを並べていた。
ホンダの純正用品メーカーであるホンダアクセスが「モデューロ・コンセプト」として出展しているのだが、最近はホンダ本体そのものの製品がカスタマイズカーじみたデザインになっている。オデッセイなど素のままでもかなりワルい顔つきで、ファミリーカーとは思えないほどだった。
レジェンドはSH-AWDを搭載し、従来の高級車からは考えられないほど「走り」にふったクルマだが、モデューロ・コンセプトはさらにスポーティを指向している。ホイールサイズは超大径の21インチで、ワイドフェンダーやエアスポイラーで迫力のあるスタイリングに仕上げている。内装は、ウッドと本革で落ち着いた雰囲気を作っていた。また、「ドゥーブ」の手がけたモデルも展示してあって、こちらは「ドライカーボン」で形成したエアロパーツが装着されていた。
エディックスのコンセプトカーは、インテリア雑誌の「エル・デコ」とのコラボレーションでスタイルを提案しているのが特徴。「居住空間」としてクルマをとらえるという、最近広がりつつあるアプローチを取り入れたコンセプトカーだ。
クルマの展示の横ではなぜかパティシエがスイーツを作っていた。レジェンドとエディックスをイメージして、特別に材料を選ぶことから2種の焼き菓子を創作したのだそうだ。担当したのは、フランス菓子店「デフェール」のシェフパティシエである安食雄二さん。「レジェンド・フィナンシェ」と「エディックス・マドレーヌ」を作り上げた。食べてみると、レジェンドが発酵バターの香り高いしっとりした大人の味。エディックスは爽やかさに蜂蜜の甘さをプラスした若々しい味。これが、このコンセプトカーのイメージなのだろうか。
(NAVI 鈴木真人)
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