【デトロイトショー2005】スバル最大の本格SUV「B9 TRIBECA」発表
2005.01.12 自動車ニュース【デトロイトショー2005】スバル最大の本格SUV「B9 TRIBECA」発表
年初恒例のデトロイトショー(NAIAS=North American International Auto Show)が、2005年1月9日に開幕。富士重工業の米国販売会社スバル・オブ・アメリカ・インクは、7人乗りの本格SUV「スバルB9 TRIBECA(ビーナイン・トライベッカ)」を発表した。
「スバルB9トライベッカ」は、次世代クロスオーバーとして開発された、スバルラインナップでもっとも大きなモデル。水平対向6気筒エンジンと4WDシステムという、同社ならではの機構を盛り込み、走破性と安定感のある走りを両立したという。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4822×1878×1686mm、ホイールベースは2749mm。滑らかなルーフラインや張りのあるフェンダーにより、躍動感を表現したという。
フロントマスクには、軽自動車「R2」から採用したスバルのデザインアイコン「スプレッドウインググリル」を配した。
インテリアは、間接照明を使い、上質な雰囲気を演出。シートレイアウトは3列7人乗り(2列5人乗りもあり)、セカンドシートは200mmの前後スライド機構を備えるほか、4:2:4の分割可倒式とした。サードシートは5:5分割可倒とシートバック収納機構を備え、多彩な使い方に対応する。
エンジンは、3リッター水平対向6気筒。1925kgの車重に対応すべく、実用域を重視したセッティングを施し、250ps/6600rpmの最高出力と、30.3kgm/4200rpmの最大トルクを得た。
トランスミッションは、マニュアルシフトできる「スポーツモード」付き5段AT、駆動方式はもちろん4WDだ。
ロードクリアランスは213mm。リアサスペンションは新開発のダブルウィッシュボーン式で、室内空間への侵食を最小限にとどめつつ、高い走行性能と乗り心地を実現したという。
全車にビークルダイナミクスコントロールを標準装備し、転倒を含むアクティブセーフティを向上。パッシブセーフティでは、前席デュアルSRSエアバッグに加え、SRSサイド&カーテンエアバッグが標準で備わる。
(webCGオオサワ)
富士重工業:
http://www.subaru.co.jp/
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