第66回:世界3500万枚はダテじゃない!?ひと月でラク〜に7kg減!驚異の「山内一典式ダイエット」
2003.09.09 小沢コージの勢いまかせ!第66回:世界3500万枚はダテじゃない!?ひと月でラク〜に7kg減!驚異の「山内一典式ダイエット」
■ホントかよ?
いやー、おでれーたよおでれーた。ヤセたヤセた。ウソみたいにヤセた。始めて2週間ちょいでハラまわりの肉がごっそり落ち、「4から5kgは落ちた」感じだったんだけど、開始1ヶ月目で計ってみたら、ななんと! 7kg減。学生時代と同じ60kg代に突入いたしましたーっ。こんな簡単に体重が落ちていいもんだろうか。いままではなんだったんだ〜(ってダイエットなんかしたことなかったけどね)。
それは「穀類ダイエット」。世界でトータル 3500万枚売ったというソニー・プレイステーションの超オバケソフト「Gran Turismo」シリーズのプロデューサー、山内一典氏に教わった方法で、きっかけはとある取材時に彼がもらした、「米や麦食わなきゃ太りませんよ」の一言。
実際、彼は身長170cm以上で体重59kg。食生活が不規則になりがちなソフト制作にたずさわりながら、「なんなんだ〜」って感じだったんだけど、秘密は穀類ダイエットと一日一食主義にあるという。
ただ山内さんの場合、痩せたいっていうより「食事すると頭の回転が落ちる」みたいな、いかにも彼らしい妙にストイックで理想主義的な考え方が原動力になってるわけだけど……。世界3500万枚! という、あまりにスーパーな実績におされて、俺も「ホントかよ?」と思いながらも穀類ダイエットを実行してみたわけ。結構テキトーにね。
■脂肪が消えていく“魔法”
そしたら驚異の結果! マジ信じられないっす。体も疲れにくいし、精神的負担もすくないし、ほとんど“魔法”。
ポイントはカンタン。
(1)米、麦を徹底的に食わない。ご飯、うどん、ラーメン、パスタの類だよね。これは一見つらいけど次の決まりがあるから結構ガマンできる。
(2)肉、野菜は好きなだけ食べる。つまり夜でも、焼肉とかトンカツをバクバク食べる。
俺は「食いたい」とか思うと、中華料理屋で野菜炒めを2から3種類食べたりする。っていうか、ここではなるべくビタミンとかミネラルとか、たんぱく質以外のモノをバランスよく食うことに集中! で、俺の場合、嫌いなものほとんどないから苦労でもなんでもないんだよね。
山内氏はさらに「一日一食」にしてるそうだけど、ワシにゃそんなツライことデキヘンので、普通に食ってるんだけど。特に朝とか昼、米や麦を食わないようにすると自然に食うものがなくなる。
だってさ。昼、肉だけ食おうと思ったらカツ丼でご飯食わないとか、ハンバーガーでバンズの上を外して食うとか、そういうことまでやるんだぜ。だけど、これで十分腹いっぱいになるし、意外とツラくない。トンカツとか肉類って結構ハラにたまるのだ。
それから
(3)ムダ酒は飲まない。考えてみると日本人ってムダ酒が多い。それはどこの国でもそうかもしれないけど、酒は「惰性」に陥りやすい。冷静に思い返すと、飲みたくないのに飲んでる酒がある。
1杯、2杯、3杯と続けるほどクセになるってのもあるし、「酒は人生そのものだ」というようなある種のロマン系の考え方や、「酒は飲めば飲むほど大人だ」みたいな日本人特有の伝統にあるような気がする。そういう考え方ってあるじゃない。特に体育会系の人にさ。
こういうのは一切やめる。ただ本当に飲みたい酒、スポーツ後の一杯とか、疲れた後の一杯とか、好きな人と一緒の楽しい酒は飲む。そうすると、自ずと酒の量が減っていく。俺の場合、元々強いほうじゃなかったしね。
そしたら知らず知らずのうちにヤセてくんだよなぁ。山内氏曰く、「穀類はエネルギー率が高く、吸収率もよく、そのうえ保存がきく“宝石のような”食べ物」で、「穀類があったからこそ人類はここまで栄華を極めた」と。「逆に野生動物に肥満がないのはそのせい」。
うーむ。なんだかよくわかんないけどそういう気がします。とにかくほとんどストレスなしで、それでいて雪が溶けるように脂肪が消えていくのは事実。
ホント、「今度ダイエット本でも書こうかなぁ」ってな感じよ。近いうちに、「山内一典式ダイエット理論編」をお送りします。
(文=小沢コージ/2003年9月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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