「パンク修理したタイヤはだいじょうぶ? 」

2001.10.01 クルマ生活Q&A 松本 英雄 タイヤ・ホイール
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「パンク修理したタイヤはだいじょうぶ? 」

先日、路面でくぎを踏んでしまいタイヤを1本パンクさせました。近くのSSで修理をしてもらいました。 これで普通の道路での使用も、高速走行もまったく問題ないといわれましたがほんとうでしょうか? なんとなく不安があるのですが‥‥。(KTさん)

お答えします。パンク修理をしても通常の街中の走行であれば問題はありません。ただし高速走行や無理な負荷を掛けた場合は支障をきたすことがあります。

パンク修理の一般的な方法は、タイヤから釘などを抜いた後、接着剤と穴を埋めるための固形のゴムを注入するというものです。問題はこれによって、部分的にウエイトが変わってしまい、バランスが崩れる可能性があるということです。高速走行中にハンドルに振動がでれば、修理工場でバランス取りをしてもらってください。

スポーツ走行などをしてタイヤに負荷をかけると、たわみ量が大きくなるため、修理した部分から空気が漏れることもあります。パンク修理をした後しばらくの間は、空気が減らないかどうか、気を配ってみてください。

松本 英雄

松本 英雄

自動車テクノロジーライター。1992年~97年に当時のチームいすゞ(いすゞ自動車のワークスラリーチーム)テクニカル部門のアドバイザーとして、パリ・ダカール参加用車両の開発、製作にたずさわる。著書に『カー機能障害は治る』『通のツール箱』『クルマが長持ちする7つの習慣』(二玄社)がある。