新型「GS」の試乗イベント、モビリタで開催

2012.03.13 自動車ニュース

レクサス、新型「GS」の試乗イベントを開催

トヨタ自動車は2012年3月9日から3月11日まで、新型「レクサスGS」の試乗会を富士スピードウェイ内のトヨタ交通安全センター「モビリタ」で開催し、レクサス車オーナーや見込み客らが参加した。

■LDHなどの電子デバイスを体感

この試乗イベントは、さまざまな場面で実際にハンドルを握ってもらうことで、新型「GS450h」「GS350」「GS250」の動力性能や快適性、安全性などを知ってもらうのが狙い。ウェブサイトなどを通じて応募した一般参加者とレクサスディーラーの招待客らが、3日間合計で約200組参加した。

コースはパイロンで特設されたハンドリングコースのほか、35度バンクを含む1周約1150mの外周路や、ワインディング低ミュー路など、多様なパターンが用意された。
「新型GSは『切れ』や『鋭さ』などを合言葉に、意のままに動くことを目標に開発しました。その一環として、後輪もステアさせることで低速での取り回し性、高速での安定した動きを実現したLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)などを盛り込んでいます。今回のコースでは、そうした狙いを感じていただけるはずです」とは、新型GS開発スタッフの中心人物のひとりである、レクサスマイスターの伊藤好章氏の言葉。

取材日はあいにくの雨でコース全体がウエットコンディションとなってしまったが、参加者らはスラロームや低ミュー路など、クルマの挙動が乱れやすいコースで、LDHをはじめとするレクサス自慢の電子制御デバイスを体験した。

また、この日はGS350の比較対象として「BMW 535i」と「メルセデス・ベンツE350」が、GS450hの比較対象として「BMWアクティブハイブリッド7」と「メルセデス・ベンツSクラスハイブリッド」がそれぞれ用意されており、参加者はGSとライバルを交互に乗って、挙動の違いを確かめられるようになっていた。

初代GS350に4年間乗っている藤井誠さん(東京)は「レクサス、BMW、メルセデスは三者三様でどれも素晴らしいが、レクサスが一番乗り心地が滑らかで、ロールも自然だった。間もなくドイツへ赴任することが決まっていて、せっかくなのであちらではドイツ車に乗るかもしれないが、帰国したら新型GSを真剣に検討したい」と語っていた。

近くで仲間とゴルフをしていた途中に少しだけ抜けだして参加したという大澤誠さん(東京)は「(今乗っている)『クラウン』と違って、飛ばしてもリアが安定している。僕はどんなにいいクルマでもトランクにゴルフバッグを楽に積めるクルマじゃないと食指が動かないが、GSは合格ですね。多分契約するだろう」と、ほぼ購入を決意した様子だった。

「CT200h」に乗る藤原さん(横浜)は「燃費のことだけじゃなく、静かで動きが軽いような感じがして好きだ。GSもベストバイは450hだと思う」と話し、同乗した友人の伊藤さん(愛知)は「スピンドルグリルを採用した新しいレクサスの顔つきは嫌いじゃない」と女性の目線で新世代レクサスのデザインを評価していた。

(文=塩見 智/写真=高橋信宏)

LDHを搭載した「GS450h“Fスポーツ”」のコーナリング性能を試す参加者。
LDHを搭載した「GS450h“Fスポーツ”」のコーナリング性能を試す参加者。 拡大
低ミュー路では障害物に見立てた噴水が出現。
低ミュー路では障害物に見立てた噴水が出現。 拡大
外周路では35度バンクも体験。
外周路では35度バンクも体験。 拡大
当日は、開発を率いた金森善彦チーフエンジニアをはじめ、多くの開発者が出席した。
当日は、開発を率いた金森善彦チーフエンジニアをはじめ、多くの開発者が出席した。 拡大
参加者の疑問に答えるレクサスマイスターの伊藤好章氏。
参加者の疑問に答えるレクサスマイスターの伊藤好章氏。 拡大
比較試乗用として競合する欧州車も用意された。
比較試乗用として競合する欧州車も用意された。 拡大

関連キーワード:
GS, レクサス, レクサスGS, イベント, 自動車ニュース

レクサス GS の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • レクサスLS 2017.1.10 画像・写真 レクサスが、デトロイトショーで5代目となる新型「LS」を世界初公開した。新世代プラットフォーム「GA-L」や自動操舵機能つきプリクラッシュセーフティーなど、先進技術が採用されたフラッグシップセダンの姿を写真で紹介する。
  • レクサスLS500h“エグゼクティブ”(FR/CVT)【試乗記】 2019.2.1 試乗記 2018年8月の一部改良でハイブリッドシステムのエンジンサウンドや変速制御のチューニングを行い、制振材の追加などにより静粛性を向上させたという、レクサスのフラッグシップサルーン「LS」。果たして熟成は、どこまで進んだのだろうか。
  • レクサスLS500h“バージョンL”(4WD/CVT)【試乗記】 2018.3.21 試乗記 11年ぶりのフルモデルチェンジで、従来モデルとは一線を画すキャラクターを手に入れた「レクサスLS」。すっかりドライバーズセダンとなった新型の走りは、往年のLSを知るクルマ好きの目にはどのように映るのか?
  • レクサスLS500h“バージョンL”(後編) 2018.3.1 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き「レクサスLS」に試乗。内外装を大絶賛した谷口だが、走りの評価になると一転してトーンが下がり気味。谷口が指摘する、ハイブリッドモデルの気になるところとは?
  • 「レクサスLS」がマイナーチェンジ 高度な運転支援技術「Lexus Teammate」を搭載 2020.7.7 自動車ニュース トヨタ自動車は2020年7月7日、レクサスブランドのフラッグシップセダン「LS」のマイナーチェンジモデルを世界初公開した。国内では2020年初冬の発売を予定している。
ホームへ戻る