テスラ・モデルS:商品になってるのがすごい

2013.11.21 コレはゼッタイ!

テスラ・モデルS:商品になってるのがすごい

モーターショーならではのコンセプトカーを挙げるべきなのかもしれないが、ここはあえて「テスラ・モデルS」とさせていただこう。モデルSはすでに本国アメリカでは市販されていて、富裕層に売れに売れている。日本でも受注は始まっていて、まだ価格も発表されておらず、デリバリーも来春以降の予定なのに、もうジャンジャンバリバリ予約が入っているという。

■たくさん積んだもん勝ち

なぜこのクルマに注目するかというと、東京モーターショーをはじめ世界各地のモーターショーに出てくる、いわゆる“次世代車”は、まだピュアEVでは航続距離をはじめとするいろいろな問題をクリアできないからこそ、ハイブリッド車(HV)だったり、プラグインハイブリッド車(PHV)だったり、燃料電池車(FCV)だったりという、ソリューションを採用している。EVというのは、HVよりPHVより、そしてもちろんFCVよりシンプルで理想的だが、現時点での二次電池の性能では、求める要件を満たすのは難しいのだ。

モデルSはそれを“電池をたくさん積む”という、荒技というならこれ以上の荒技はない方法で解決している。結果、旧来の自動車メーカーがまだ実現できていない動力性能と航続距離と、さらに発売のタイミングを得た。ただ魔法ではないから価格は高いけれど、「実は“次世代車”はもう売っているし、買ってる人もたくさんいる」という意味で、注目せざるを得ない。

(文=塩見 智/写真=峰 昌宏)

関連キーワード:
モデルS, テスラ, 東京モーターショー2013, イベント

テスラ の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • テスラ・モデルS P85D(4WD)【試乗記】 2016.3.11 試乗記 2012年のデビュー以来、市場での好調が伝えられる、テスラのEV「モデルS」。大幅なパワーアップを果たし、自動運転機能をも装備した、その最新バージョンの走りを報告する。
  • テスラ・モデル3パフォーマンス(4WD)【試乗記】 2019.11.22 試乗記 EV専業メーカーのテスラが開発した、新たな4ドアセダン「モデル3」。ほかのテスラ車に比べて手の届きやすい価格設定だが、その走りや使い勝手はどうか? パワーとスタミナが自慢の最上級グレードで確かめた。
  • アストンマーティンDBXプロトタイプ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2020.1.17 試乗記 アストンマーティン初のSUVとして開発された「DBX」。2020年春の発売を前に中東・オマーンで試乗した新型車は、スポーツカーブランドの血筋を感じる操縦性と、予想以上の実用性を兼ね備えていた。
  • プジョー508SW GT BlueHDi(FF/8AT)【試乗記】 2020.1.13 試乗記 欧州Dセグメントに属する、プジョーの最新ステーションワゴン「508SW」。グループPSAの新しいフラッグシップモデルは、快適な乗り心地と限界性能の高さを両立する、今日におけるフランス車の完成形ともいうべきクルマに仕上がっていた。
  • テスラ・モデルS シグネチャー パフォーマンス(RR/1AT)【試乗記】 2013.4.18 試乗記 テスラ・モデルS シグネチャー パフォーマンス(RR/1AT)

    日本でも今年中にデリバリーが開始されるというテスラのEV(電気自動車)サルーン「モデルS」。北米のEVベンチャーが初めて手掛けたフルオリジナルモデルを、日本の道で試した。
ホームへ戻る