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ジープ・チェロキー ロンジチュード(FF/9AT)/トレイルホーク(4WD/9AT)/リミテッド(4WD/9AT)

しあわせな結婚 2014.05.12 試乗記 今尾 直樹 これまでのジープのイメージからは、大きくかけ離れた外観で登場した新型「チェロキー」。では、その技術的な見どころは? 走りや乗り心地はどうなった? 日本で展開される全3グレードで確かめた。

革命児、あらわる

五月晴れの某日、山梨県河口湖町の富士の麓にあるオフロードコース、スタックランドをベースとして、新型「ジープ・チェロキー」の試乗会が開かれた。

ジープブランドは昨2013年、世界中で73万1565台を販売し、過去最高を記録した。2010年は41万9516台だったから、大躍進である。6年ぶりの全面改良となった新型チェロキーはそういう勢いのあるときに、米国市場では昨年11月に売り出された。以来、毎月1万台以上、ときに1万5000台の販売台数を記録するヒット作になっている。

新型のどこがウケたのか? やっぱりゴシックホラーとか怪奇派とかと表現すべきデザインの新しさが、21世紀の人々の琴線にふれたに違いない。

中身も、チェロキー史上における革命だ。全長4.6mのミドサイズSUVというセグメントはこれまでと同じながら、エンジンが縦置きではなく、横置きとなったのだ。そのプラットフォームはイタリアからやってきた。「アルファ・ロメオ・ジュリエッタ」用がベースになっているのである。

日本市場向けは、3つの異なるラインからなっている。駆動方式で大別すれば、FFと4WD、エンジンで大別すれば、2.4リッター直4と3.2リッターV6自然吸気の2本立て、ということになる。

入門用の「ロンジチュード」(英語で「経度」の意)はFF、直4である。車両価格は8%の消費税込みで379万800円。
価格的には2番目だけれど、開発陣のお気に入りで、最もジープらしいデザインとオフロード能力を持つのが「トレイルホーク」である。駆動方式はもちろん4WD、エンジンはいまのところV6のみとなる。価格は429万8400円。
最も高価なのが「リミテッド」で、トレイルホークほどのオフロード能力はないにしても、4WDでV6、革内装がおごられている。さらに、他のラインではオプションの、前面衝突警告等の安全デバイスが漏れなくついてくる。発売当初の売れ筋と見られているのがこちらで、価格は461万1600円である。

6年ぶりのフルモデルチェンジを果たした「ジープ・チェロキー」。日本で2014年5月17日に発売される最新型は、4代目にあたる。


    6年ぶりのフルモデルチェンジを果たした「ジープ・チェロキー」。日本で2014年5月17日に発売される最新型は、4代目にあたる。
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リアまわりも一新。「四角いシルエットに縦型のコンビランプ」という、従来モデルの面影は残っていない。
リアまわりも一新。「四角いシルエットに縦型のコンビランプ」という、従来モデルの面影は残っていない。
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インテリアは、グレードにあわせて異なるカラーと素材が与えられる。写真は上級グレード「リミテッド」の、「モロッコ」と呼ばれるカラーリング。
インテリアは、グレードにあわせて異なるカラーと素材が与えられる。写真は上級グレード「リミテッド」の、「モロッコ」と呼ばれるカラーリング。
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「リミテッド」のフロントシート。セットオプションで、ベンチレーション機能やメモリー機能を加えることもできる。
「リミテッド」のフロントシート。セットオプションで、ベンチレーション機能やメモリー機能を加えることもできる。
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写真は、試乗会でプレゼンテーションを行った、クライスラー グループのエイドリアン・ヴァン・カンペンハウト氏。日本市場での販売比率は、彼の“イチ押し”である「トレイルホーク」が2割弱、「ロンジチュード」と「リミテッド」がそれぞれ4割ずつになると予測されている。


    写真は、試乗会でプレゼンテーションを行った、クライスラー グループのエイドリアン・ヴァン・カンペンハウト氏。日本市場での販売比率は、彼の“イチ押し”である「トレイルホーク」が2割弱、「ロンジチュード」と「リミテッド」がそれぞれ4割ずつになると予測されている。
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エンジンにもこだわり

“タイガーシャーク”と命名された2.4リッター直4はシングルカムの16バルブで、フィアットの誇る画期的な技術“マルチエア”の第2世代エンジンとされる。吸気側のバルブをカムではなく電気油圧で直接動かし、リフト量とタイミングを自在にコントロールするマルチエアユニットは、これまで最大で排気量1.75リッター止まりであった。そのボア×ストロークは83.0×80.5mmのショートストローク型である。タイガーシャークは88.0×97.0mmのロングストローク型で、分厚い中低速トルクを備えている。フィアット クライスラーの将来を担うエンジンであろう。

3.2リッターV6自然吸気の“ペンタスター”は、従来のV6のボアを縮めて、排気量を3.6リッターから400cc小さくしたものだ。タイガーシャークもペンタスターもZFの9段オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、4気筒は従来比45%、6気筒は同30%の燃費向上を達成しているという。4WDシステムが普段はFFで走行するオンデマンド型であることも貢献しているだろう。

試乗枠は、オフロードから始まった。クルマはトレイルホークである。新型チェロキーの中でも他モデルより最低地上高が40mm高くなり、樹脂製のワイドなフェンダーを持っている。このため、全幅が45mm幅広く、1.9mを超える。だからこそ未来のジープみたいでカッコいい。軍用車両みたいなつや消しの色も、限定モデルとして導入される。この夏公開されるアメリカ映画『GODZILLA』に出てきそうである。

高効率をうたう、2.4リッター直4エンジン。カムシャフトではなく、油圧で吸気バルブを制御する。
高効率をうたう、2.4リッター直4エンジン。カムシャフトではなく、油圧で吸気バルブを制御する。
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荷室の様子。後席だけでなく、助手席も前方に倒して収納スペースを拡大できる。(写真をクリックすると、シートアレンジが見られます)
荷室の様子。後席だけでなく、助手席も前方に倒して収納スペースを拡大できる。(写真をクリックすると、シートアレンジが見られます)
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荷室側面のバーに固定できるオプション「ラックカーゴ マネジメントシステム」の使用例。現在、大小のバッグやペット用のケージ、クーラーボックスなど、7種類の純正アイテムが用意される。
荷室側面のバーに固定できるオプション「ラックカーゴ マネジメントシステム」の使用例。現在、大小のバッグやペット用のケージ、クーラーボックスなど、7種類の純正アイテムが用意される。
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最も強力なオフロード走破性を有するのが「トレイルホーク」。最低地上高は他グレードよりも40mmアップ、独自の4WDシステムや、過酷な環境に対応する外装パーツなども特徴となっている。
最も強力なオフロード走破性を有するのが「トレイルホーク」。最低地上高は他グレードよりも40mmアップ、独自の4WDシステムや、過酷な環境に対応する外装パーツなども特徴となっている。
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悪路はクルマにおまかせ

前日までは、大雨で川のようになってたいへんだったらしい。そんな、いかにもスタックしそうな黒土と赤土のぬかるんだ路面に歩を進める。
クライスラーのジープディビジョンは毎年、「ルビコン トレイル」なるオフロードのテスト&アドベンチャーを行っている。この冒険に耐えられる限られたクルマに、独自の「TRAIL RATED(トレイル レイテッド)」バッジが贈られる。いわば4×4の能力保証である。トレイルホークはそのバッジを持っている。

カギは最低地上高と電子制御技術である。4WDシステムの動力伝達装置は、通常は前輪が滑った時にしか後輪にトルクを配分しない。ただし、この動力伝達装置は変速比2.917の副変速機を持っていて、ローギアの状態で4WDモードを固定できる。

さらに、「セレクテレイン」なるシステムを備えている。トレイルホークの場合、(1)オート、(2)スノー、(3)スポーツ、(4)サンド/マッド、(5)ロックの5つのモードが選べる。スノーでは2速発進し、スポーツではトルク配分が40対60の後輪駆動寄りになったり、サンド/マッドでは後輪に100%トルクを配分したりしてトラクションをコントロールする。
トレイルホークのみ、ブレーキ制御によるリアデフのロック機能と、坂道を上ったり下りたりする際のスピード・コントロール・デバイスも持っている。

坂道のぬかるみで一瞬スタックしたため、アクセルを踏み込む。やたらに踏み込んでも、余分なトルクはクルマが判断して自動的に制御する。ゴゴゴゴッというブレーキのメカニカルノイズを発しながらトレイルホークはたやすく走りきる。メーカー主催の試乗会である。できないことをやらせるはずがない。と、わかっていても驚く。タイヤの空気圧は標準の2.4から2.0に下げてある。それ以外、なんの変更も加えていないという。

たとえエンジン横置きであっても、ジープを名乗る以上は抑圧からの解放軍の側でなければならない。荒野に行かない人でも、自由を求める闘士には憧れる。チェロキー トレイルホークは憧れの対象となる能力を持っている。

泥濘路を行く「チェロキー トレイルホーク」。同車の最低地上高は220mmで、渡河水深は最大508mmとされる。
泥濘路を行く「チェロキー トレイルホーク」。同車の最低地上高は220mmで、渡河水深は最大508mmとされる。
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悪路の走行に強みを見せる「チェロキー」の四駆モデルだが、高速道路走行時など4WD性能が不要と判断された際にはリアアクスルを分離、FF状態で燃費を稼ぐ。
悪路の走行に強みを見せる「チェロキー」の四駆モデルだが、高速道路走行時など4WD性能が不要と判断された際にはリアアクスルを分離、FF状態で燃費を稼ぐ。
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「トレイルホーク」に限り、岩場の走破に適した「ロックモード」やオフロード用のクルーズコントロール機能が使用できる。写真は、それらのモード選択スイッチ。
「トレイルホーク」に限り、岩場の走破に適した「ロックモード」やオフロード用のクルーズコントロール機能が使用できる。写真は、それらのモード選択スイッチ。
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特設コースにおける、「トレイルホーク」のデモンストレーション。「片輪が完全に浮いても問題なし」の図。
特設コースにおける、「トレイルホーク」のデモンストレーション。「片輪が完全に浮いても問題なし」の図。
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ジープ・チェロキー ロンジチュード/トレイルホーク/リミテッド【試乗記】の画像 拡大

SUVらしからぬ走り

そのあと、ロンジチュードに乗り換えて一般道を走った。富士の裾野の広がる樹海を貫くワインディングロードで、筆者は思った。

こいつはアルファ・ロメオだ! 

ロンジチュードの2.4リッターの“タイガーシャーク”エンジンは乾いたアルファ・サウンドを軽快に轟(とどろ)かせている。いわゆる「やってる気」にさせる。分厚い中低速トルクと9段ATの小刻みなステップのおかげで、加速は思いのままだ。若干着座位置が高いことをのぞけば、まるでスポーティーセダンのように走ってみせる。
アンダーステアは強めだけれど、こいつはこれまでみたいなトラックではなくて、カーである。9段ATのメリットでギア比がワイドになっているから、巡航時には一般道でさえ1250rpmぐらいで走行する。その際、タイガーシャークは静かにハミングしているのみである。

最後にリミテッドに乗り換えると、最初は重厚に感じた。車重1880kgと、ロンジチュードより150kgも重いのだ。おまけに低中速トルクは4気筒に比べると明らかに細い。ところが、3.2リッターV6は回すほどに軽快感を生み出す。アメ車なのに、高回転を好むユニットなのだ。
4WDの恩恵か、こちらの方がアンダーステア感は小さい。普通に巡航している限りは、マルチシリンダーならではの静粛性と滑らかさが心地よい。先代には皆無といってよかったオンロードでの心ときめくファン・トゥ・ドライブ性能を新型チェロキーは持っている。黄金週間のさなか、道をひとりで走る私でありましたが、さびしいことなんかありませんでした。乗り心地は、18インチのSUV用タイヤの存在を若干意識させる。とはいえ、ファミリーカーとして乗員から苦情が出るレベルでは全然ない。

イタリアのアルファ・ロメオとアメリカのジープ。神話的なふたつのブランドから生まれた初めてのベイビーは、グローバルカーとして世界150カ国に輸出される。フィアット クライスラー ジャパンは、「レンジローバー イヴォーク」並みのヒットを期待している。たぶんそれは確信に変わるだろう。

(文=今尾直樹/写真=田村 弥)

快走する「ロンジチュード」。日本市場では唯一となる、FF車の「チェロキー」だ。
快走する「ロンジチュード」。日本市場では唯一となる、FF車の「チェロキー」だ。
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新型「チェロキー」においては、ボディーの上半分がモダンで流麗な形となるよう、下半分はオフロード走行に対応できるようデザインしたという。
新型「チェロキー」においては、ボディーの上半分がモダンで流麗な形となるよう、下半分はオフロード走行に対応できるようデザインしたという。
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最も廉価な「ロンジチュード」を除き、メーターパネル中央にはマルチインフォメーションディスプレイが備わる。
最も廉価な「ロンジチュード」を除き、メーターパネル中央にはマルチインフォメーションディスプレイが備わる。
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助手席の座面下にも、収納スペースが確保される。
助手席の座面下にも、収納スペースが確保される。
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後席は、前後に15cmスライド可能。用途にあわせて、キャビンと荷室の空間を調節できる。(写真をクリックするとシートスライドの様子が見られます)
後席は、前後に15cmスライド可能。用途にあわせて、キャビンと荷室の空間を調節できる。(写真をクリックするとシートスライドの様子が見られます)
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ジープ・チェロキー ロンジチュード
ジープ・チェロキー ロンジチュード
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エントリーグレード「ロンジチュード」のシート表皮はファブリック。ただし、カーナビやプレミアムサウンドシステムといった快適装備は標準で備わる。
エントリーグレード「ロンジチュード」のシート表皮はファブリック。ただし、カーナビやプレミアムサウンドシステムといった快適装備は標準で備わる。
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「ロンジチュード」の17インチアルミホイール。タイヤ空気圧のモニタリングシステムも与えられる。
「ロンジチュード」の17インチアルミホイール。タイヤ空気圧のモニタリングシステムも与えられる。
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テスト車のデータ

ジープ・チェロキー ロンジチュード

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4630×1860×1700mm
ホイールベース:2700mm
車重:1730kg
駆動方式:FF
エンジン:2.4リッター直4 SOHC 16バルブ
トランスミッション:9段AT
最高出力:177ps(130kW)/6400rpm
最大トルク:23.4kgm(229Nm)/3900rpm
タイヤ:(前)225/60R17 99H/(後)225/60R17 99H(コンチネンタル・コンチプレミアムコンタクト5)
燃費:10.4km/リッター(JC08モード)
価格:379万800円/テスト車=411万4800円
オプション装備:セーフティパッケージI(32万4000円)

テスト車の年式:2014年型
テスト車の走行距離:1438km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--
使用燃料:--
参考燃費:--

ジープ・チェロキー トレイルホーク
ジープ・チェロキー トレイルホーク
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「トレイルホーク」のフロントフェンダー部に添えられる、「トレイル レイテッド」バッジ。世界最高難度のオフロードコース「ルビコン トレイル」を走破したジープ車に限り、与えられる。
「トレイルホーク」のフロントフェンダー部に添えられる、「トレイル レイテッド」バッジ。世界最高難度のオフロードコース「ルビコン トレイル」を走破したジープ車に限り、与えられる。
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ヘビーデューティーな「トレイルホーク」の車重は1990kg。FFの「ロンジチュード」比で260kg、同じ4WDの「リミテッド」比で150kg増しとなる。
ヘビーデューティーな「トレイルホーク」の車重は1990kg。FFの「ロンジチュード」比で260kg、同じ4WDの「リミテッド」比で150kg増しとなる。
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ジープ・チェロキー トレイルホーク

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4630×1905×1740mm
ホイールベース:2720mm
車重:1990kg
駆動方式:4WD
エンジン:3.2リッターV6 DOHC 24バルブ
トランスミッション:9段AT
最高出力:272ps(200kW)/6500rpm
最大トルク:32.1kgm(315Nm)/4300rpm
タイヤ:(前)245/65R17 107H/(後)245/65R17 107H(ヨコハマ・ジオランダーSUV)
燃費:8.8km/リッター(JC08モード)
価格:429万8400円/テスト車=462万2400円
オプション装備:セーフティパッケージII(32万4000円)

テスト車の年式:2014年型
テスト車の走行距離:2396km
テスト形態:オフロードコース
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--
使用燃料:--
参考燃費:--

ジープ・チェロキー リミテッド
ジープ・チェロキー リミテッド
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「リミテッド」と「トレイルホーク」に搭載される、3.2リッターV6エンジン。高出力と高効率との両立がうたわれる。
「リミテッド」と「トレイルホーク」に搭載される、3.2リッターV6エンジン。高出力と高効率との両立がうたわれる。
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「リミテッド」のセンターコンソールに備わる、「セレクテレイン」操作スイッチ。全4種類の走行モードが用意される。
「リミテッド」のセンターコンソールに備わる、「セレクテレイン」操作スイッチ。全4種類の走行モードが用意される。
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ジープ・チェロキー リミテッド

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4630×1860×1700mm
ホイールベース:2700mm
車重:1880kg
駆動方式:4WD
エンジン:3.2リッターV6 DOHC 24バルブ
トランスミッション:9段AT
最高出力:272ps(200kW)/6500rpm
最大トルク:32.1kgm(315Nm)/4300rpm
タイヤ:(前)225/55R18 98V/(後)225/55R18 98V(ブリヂストン・デューラー H/P SPORT)
燃費:8.9km/リッター(JC08モード)
価格:461万1600円/テスト車=461万1600円
オプション装備:なし

テスト車の年式:2014年型
テスト車の走行距離:970km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--
使用燃料:--
参考燃費:--

今尾 直樹

今尾 直樹

1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。

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