関東自動車FSハイブリッドコンセプト:次世代「センチュリー」の提案?
2011.12.05 コレはゼッタイ!■【コレはゼッタイ!】関東自動車FSハイブリッドコンセプト:次世代「センチュリー」の提案?
関東自動車のブースでひときわ異彩を放っていた「FSハイブリッドコンセプト」。公用車用途も踏まえた高級サルーンの提案だが、高齢者向けのクルマにも生かせそうな、さまざまなノウハウが隠されている。
■見どころは後席にアリ
トヨタグループの一員として、個性的なクルマを手がけることで知られる関東自動車。モーターショー会場で異彩を放っていたのが、「FSハイブリッドコンセプト」。FSはフラッグシップセダンの略。同社のデザイン部門が主導してつくったという「後席にお乗りになる方への」ご提案だ。
パッと見、「リンカーン調のグリルにロールス・ロイスを思わせるヘッドランプ」と形容する人がいるかもしれないが、FSのキモはそこではない。運転手が開けやすいスーサイドドア……じゃなくて、観音開きのリアドアを開くと、目をむくほど足元が広い後部座席が広がる。
実際に後席に座るであろうご年配の方々が楽に乗り降りできるように、フロントシートの背もたれには手すりが設けられ、また、サイドシルは限りなく低く、ほぼ床面とフラットになっている。足をスッと外に出すことができる。ショーファーカーのみならず、高齢者用のクルマにも、FSのノウハウを生かすことができるかもしれない。
ハイブリッドシステムは、「これからの公用車、高級車は、環境に配慮する必要がある」から選ばれた。次世代「センチュリー」としてトヨタに提案? 具体的な動きは、まだしていないという。
(文=青木禎之/写真=峰昌宏)
新着記事
-
NEW
クルマの乗り味の“味”って何だ?
2026.1.20あの多田哲哉のクルマQ&A「乗り味」という言葉があるように、クルマの運転感覚は“味”で表現されることがある。では、車両開発者はその味をどう解釈して、どんなプロセスで理想を実現しているのか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
プジョー208 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2026.1.20試乗記「プジョー208」にマイルドハイブリッド車の「GTハイブリッド」が登場。仕組みとしては先に上陸を果たしたステランティス グループの各車と同じだが、小さなボディーに合わせてパワーが絞られているのが興味深いところだ。果たしてその乗り味は? -
ベントレー・コンチネンタルGTアズール(4WD/8AT)【試乗記】
2026.1.19試乗記ベントレーのラグジュアリークーペ「コンチネンタルGT」のなかでも、ウェルビーイングにこだわったという「アズール」に試乗。控えめ(?)な680PSのハイブリッドがかなえる走りは、快適で満ち足りていて、ラグジュアリーカーの本分を感じさせるものだった。 -
第327回:髪もクルマもナイスファイト!
2026.1.19カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。日産の新型「ルークス」で夜の首都高に出撃した。しっかりしたシャシーとターボエンジンのパワフルな走りに感心していると、前方にスーパーカーの姿を発見。今夜の獲物は「フェラーリ・ローマ」だ! -
日本で売れるクルマはあるのか!? 最新の“アメリカ産ニホンシャ”を清水草一が検証する!
2026.1.19デイリーコラムアメリカからの外圧による制度変更で、北米生産モデルの国内導入を決めたトヨタ。同様に、今後日本での販売が期待できる「海外生産の日本車」には、どんなものがあるだろうか? 清水草一が検証してみた。 -
フェラーリ12チリンドリ(後編)
2026.1.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「フェラーリ12チリンドリ」に試乗。前編では伝家の宝刀であるV12エンジンを絶賛した山野。後編ではコンビを組むシャシーの印象を余すところなく聞いてみた。
