第87回:スズキ・アルトF(前編)
2015.02.13 水野和敏的視点AGS仕様に試乗
今回のテスト車は、スズキの新型アルトです。これまでのアルトとは一線を画す、斬新かつシンプルなデザインをまとったニューアルトは、クルマ好きの間にとどまらず、大きな話題になっています。
プラットフォームを新しくするにあたり、軽量化も徹底的に進め、先代比で約60kgも軽くなったといいます。FFのCVT車は、37.0km/リッターのカタログ燃費(JC08モード)を誇ります。価格は84万7800円~122万9040円。このほか、バンも用意され、こちらは69万6600円からとなります。
さて、今回試乗するアルトは、AGSモデルこと2ペダル5段MT「オートギアシフト」を搭載したモデル。AGSは電動油圧アクチュエーターを用いてクラッチを自動で操作する、 シングルクラッチ式のギアボックスです。最廉価の「F」とバンに、CVTモデルの替わりにラインナップされます。
AGSは比較的安価な機構なので、アジア市場をにらんだモデルに与えられることが多い。日本国内では圧倒的にCVTモデルが売れるはずですが、シングルクラッチ式のAGSがどれほどの完成度を誇っているのか興味はありませんか?
そこで今回は、AGSを採用したFグレードに試乗してみます。早速、走りだしてみましょう。
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