第17回:下半期のニューモデル攻勢に期待
インポーターに聞きました~フォード編~
2015.03.28
JAIA輸入車試乗会2015
販売台数が5年連続で前年比プラスとなるなど、日本市場で好調を維持しているフォード。2015年にはいよいよ新型「マスタング」の販売が開始されるが、ほかにも多数の注目モデルの導入が予定されている。その一部を紹介しよう。
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年末のフォードはニューモデルラッシュか?
――昨年(2014年1月~12月)の日本市場における販売状況はいかがでしたか?
2014年も前年比20%以上のプラスとなり、5年連続の成長を達成することができました。
――好調をけん引したものとしては、どのようなモデルが挙げられますか?
看板車種である「エクスプローラー」の安定的な人気に加え、新しいモデルのなかでは「フィエスタ」の販売が好調に推移しています。昨年はこの2車種が販売の6割以上を占めました。
エクスプローラーは現行モデルがデビューして今年で5年になるのですが、相変わらず安定した人気を保っています。特にFFのエコブーストエンジン搭載モデルが登場してからは、新規のお客さまからも注目されるようになりました。
――今年導入を予定している車種、注目の車種にはどのようなものがありますか?
まずは、2.3リッターのエコブーストエンジンを搭載した新型マスタングの限定モデル「50 YEARS EDITION」を春に発売します。このモデルは昨年10月の発表以来、非常に高い反響をいただいております。日本での販売台数は50台限定なのですが、私どもの予定よりも早くになくなってしまうかもしれません。
また、マスタングについては年の後半に、右ハンドル化や、V8モデル、コンバーチブルの導入を予定しています。ぜひ注目していてください。
このほかのモデルとしては、フォードブランドでは、フェイスリフトやエンジン変更などの大幅改良を受けたエクスプローラーと「フォーカス」を、リンカーンブランドでは2015年モデルの「ナビゲーター」と、フルモデルチェンジを受けた新型「MKX」を導入したいと考えています。
いずれも「早くて年内」というスケジュールですが、少しでも早くお客さまに届けられるよう頑張ります。
――全国の『webCG』読者に一言お願いします!
今年はエコブーストエンジンのラインナップがますます充実します。環境性能の向上はもちろん、それ以上に走る楽しさもアップしている新しいフォードにご期待ください。
(インタビューとまとめ=webCG 堀田剛資/写真=峰 昌宏、フォード)

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。