第24回:ニューモデル攻勢でさらなる成長を目指す
インポーターに聞きました~マクラーレン編~
2015.05.02
JAIA輸入車試乗会2015
「MP4-12C」をデビューさせて以降、スーパーカー市場で急速に存在感を高めているマクラーレン。今年は「650S」を超える高性能モデルから、新しいエントリーモデルまで、さまざまなニューモデルを投入してラインナップの強化を図るという。
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新型車の投入でさらなる成長を目指す
――昨年(2014年1~12月)の販売状況はいかがでしたか? マクラーレンにとって、どのような年になりましたか?
昨年は日本市場を含め、全世界のお客さまに1648 台のマクラーレンを納車しました。これは初めて黒字を達成した2013 年の実績を、約21%上回るものになります。また全世界で新たに14 拠点のディーラーを開設したことにより、マクラーレンのグローバルディーラーネットワークは68 拠点に拡大しました。マクラーレンにとって、2013年からの高い成長を引き継いだ年といえるでしょう。
――今イチオシのモデルはどれですか? また今年導入を予定しているモデルにはどのようなものがありますか?
今お客さまにお薦めしたいのは「650S」です。V8ツインターボエンジンが生み出す650psの高出力と、カーボンセラミックブレーキの強力な制動性能を、ぜひサーキットでお試しください。
また今年デビューするモデルとしては、その650Sの高性能バージョンにあたる「675LT」がまず挙げられます。往年の「F1 GTRロングテール」のリバイバル的なモデルであり、最高出力を675psに高めるなど、より走りを研ぎ澄ましたものになっていますので、ご期待ください。
このほかにも、今年はラインナップのエントリーレンジを担う「マクラーレン・スポーツシリーズ」のモデルがデビューします。650Sや675LT、「625C」(アジア市場専用車、日本未導入)からなる「スーパーシリーズ」よりお求めやすいモデルとなりますので、より幅広いお客さまにマクラーレンをご検討いただければと思っています。
――全国の『webCG』読者に一言お願いします!
ボードに書かせていただいた「FURTHER IS NEVER FAR ENOUGH」というのは、マクラーレンの標語のひとつで、「限界はない」「限界のさらに先へ」といった意味合いが込められています。2015年も、マクラーレン・オートモーティブはこの言葉とともにさらなる成長を果たし、プロダクトの魅力を磨き続けます。どうぞよろしくお願いします。
(インタビューとまとめ=webCG 堀田剛資/写真=webCG、マクラーレン・オートモーティブ)

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。