スズキ・ワゴンRの燃費が最高33.0km/リッターに

2015.08.18 自動車ニュース webCG 編集部
「スズキ・ワゴンR FZ」
「スズキ・ワゴンR FZ」 拡大

「スズキ・ワゴンR」の燃費が最高33.0km/リッターに向上

スズキは2015年8月18日、軽乗用車「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」の仕様変更を発表。一部グレードの燃費を向上させた上で、同日、販売を開始した。

「ワゴンRスティングレー T」
「ワゴンRスティングレー T」 拡大

今回スズキは、“低燃費化技術”「S-エネチャージ」を搭載する「ワゴンR FZ」「ワゴンRスティングレー X」について、ISG(モーター機能付き発電機)がモーターアシストを行う時間と速度域を拡大。
具体的には、モーターアシスト時間を最長6秒から最長30秒に延ばすとともに、従来「15km/h~85km/h」だったアシストの速度域を、自然吸気モデルで「発進後~約85km/h」に、ターボモデルは「発進後~約100km/h」に改めることで、モーターアシストする頻度を向上させた。

エンジン本体についても、圧縮比の変更やEGRシステムの採用、吸排気系の見直しを実施。これらにより両モデルは、低中速の動力性能が改善。FF車の燃費値(JC08モード)は、32.4km/リッターから33.0km/リッターへと向上した。

また、ターボ車「スティングレー T」にもS-エネチャージを新たに搭載することで、燃費を27.0km/リッターから28.0km/リッターにアップ。
「エネチャージ」を装備するCVT車の「ワゴンR FX」と、「ワゴンR 昇降シート車」も、上記の改良型エンジンを搭載し、燃費の向上を図っている。

そのほか、スティングレー全車にLEDフロントフォグランプを採用し、スティングレー Tには青く点灯するLEDイルミネーションを与えるなど、モデルごとに外装の手直しも実施した。

ワゴンRおよびワゴンRスティングレーの、S-エネチャージ、エネチャージ搭載車の価格は以下の通り。

・ワゴンR FX(FF車):114万4800円
・ワゴンR FX(4WD車):126万5760円
・ワゴンR FZ(FF車):137万2680円
・ワゴンR FZ(4WD車):149万3640円
・ワゴンRスティングレー X(FF車):146万5560円
・ワゴンRスティングレー X(4WD車):158万6520円
・ワゴンRスティングレー T(FF車):161万4600円
・ワゴンRスティングレー T(4WD車):173万5560円
・ワゴンR 昇降シート車(FF車):142万円
・ワゴンR 昇降シート車(4WD車):152万9000円

(webCG)

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