マツダRX-VISION:きたる節目の年に注目
2015.10.31 自動車ニュース![]() |
マツダRX-VISION:きたる節目の年に注目
今回の東京モーターショーで絶対に見逃してはいけないモデル、それは誰が何と言おうと「マツダRX-VISION」だ。ロータリーエンジンを搭載したFRのスポーツカーコンセプトという以外、一切のデータは公表されていない。いや、外形寸法やタイヤサイズなどは公表されている。“3サイズ”は4389×1925×1160mm。ホイールベースは2700mm。短く、そして実にグラマラスに幅が広い。
■市販モデルのデビュー時期を大胆予想!
肝心のロータリーエンジンに関しては、「SKYACTIV-R」という名だけが発表されていて、諸性能は未公表。長いボンネットを見て、外野では6ローターも可能だな……なんていう声も飛んでいた。とにかく、朝一番で行われたプレスカンファレンスは、満員札止めになってしまうほどの人気。これほど多数のプレスが集まったカンファレンスは、過去の東京モーターショーでは経験がないほどで、いかにこのクルマが注目されていたか、その人気が高かったかがわかる。
見逃してはいけないと書いたが、実際目にしてもその内容がわかるわけではないから、ある意味ではデザインスタディーを見るだけ。しかし、SKYACTIV-Rとはどんなロータリーエンジンなのか。量産モデルになったら、果たしてその姿には、このコンセプトからどの程度までDNAが受け継がれるのか等々、自然と妄想が広がるモデルである。
なにより、きたる2017年はマツダ・ロータリーのデビュー50周年、そして2020年はマツダ100周年の年である。このあたりで何かが起きそうな気配がありありだ。
(文=中村孝仁/写真=峰 昌宏)
関連キーワード:
マツダ,
東京モーターショー2015,
イベント, ニュース
-
NEW
第695回:欧州カーシェアリングの切ない傷跡 ピニンファリーナのブルーカーにささげる言葉
2021.2.25マッキナ あらモーダ!かつて欧州におけるカーシェアの先駆けとしてパリで展開されていた「オトリブ」の車両に、イタリア・トリノで出会った大矢アキオ。「どうしてこんなところに?」と考えるうちに、同市のカーシェアを巡る意外な事実が判明したのだった。 -
NEW
ポルシェ・タイカン ターボ(後編)
2021.2.25谷口信輝の新車試乗高性能を誇るポルシェのEV「タイカン ターボ」にすっかり感心した様子の谷口信輝。しかし、試乗を続けるなかで、走りの特性にちょっと気になる点もあるという。それは一体……? -
NEW
アルピナのオリジナルマスクをプレゼント!
2021.2.25プレゼントクルマ好きならご存じ、あのアルピナエンブレムをあしらったオリジナルマスクをプレゼント! 素材はポリエステルと伸縮性のあるエラスタン。バンドの長さは調節可能です。 -
NEW
メルセデス・ベンツCクラス
2021.2.24画像・写真新世代の「メルセデス・ベンツCクラス」がデビュー。セダン、ワゴンそろって、その姿が公開された。クラシカルなプロポーションが特徴のエクステリアや、新型「Sクラス」の要素を取り入れたというインテリアを写真で紹介する。 -
NEW
新型「スバルBRZ GT300」シェイクダウンイベントの会場から
2021.2.24画像・写真2021年シーズンのSUPER GTに参戦するニューマシン、新型「スバルBRZ GT300」のシェイクダウンが、富士スピードウェイで行われた。その様子とマシンのディテールを写真で紹介する。 -
スペック的にはお買い得なのに? 「日産リーフ」が苦境を迎えている理由
2021.2.24デイリーコラム日本を代表する電気自動車である「日産リーフ」の販売台数がここにきて急落している。航続可能距離322kmで332万円からというスペックは、最新のライバル車と比較しても決してヒケをとらないのだが……。苦戦の理由を清水草一が考えた。