メルセデス・ベンツが「SL」に新しいフロントデザインを採用

2016.06.02 自動車ニュース
「メルセデスAMG SL63」
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メルセデス・ベンツ日本は2016年6月2日、大幅改良を受けたオープン2シーターモデル「SL」を発売した。価格は1265万円から。

 
メルセデス・ベンツが「SL」に新しいフロントデザインを採用の画像 拡大
 
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「Sクラス カブリオレ」と「SL」の間で握手を交わす、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(写真向かって左)と、独ダイムラーでエクステリアデザイン シニアマネージャーを務めるアヒム ・ディートリッヒ・バドシュトゥブナー氏(同右)。
「Sクラス カブリオレ」と「SL」の間で握手を交わす、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(写真向かって左)と、独ダイムラーでエクステリアデザイン シニアマネージャーを務めるアヒム ・ディートリッヒ・バドシュトゥブナー氏(同右)。 拡大

■往年のレースカーをモチーフとしたフロントグリル

SLの歴史は1952年に始まる。通称「W194」と呼ばれるレーシングマシン「300SL」がデビューし数多くの優勝を飾ったのがこの年なのだ。なかでも、パナアメリカーナメヒコと呼ばれるメキシコにて開催された過酷なレースでの優勝は、後世にまで語り継がれている。その後、市販車を1954年に発売。そのデザインやエンジニアリングにより、当時としては最先端のモデルとして特にアメリカで人気を博した。それから60年以上メルセデスを代表するモデルとして歴史を重ね、現在は6代目のモデルが販売されている。

今回の改良によるデザイン面での変更点は、フロント周りが中心となっている。フロントグリルは前記の「300SLパナアメリカーナ」がモチーフで、具体的には垂直に近く、末広がりの形状とすることにより、他のメルセデスとは違った印象をSLに与えている。

■新たに「9Gトロニック」を採用

SLという車名は「Super Light」を意味しており、現行モデルではその名が示す通り、アルミのボディーシェルを持ち、軽量でありながらも高い剛性と、最高のレベルの安全性を実現している。

エンジンはこれまで通りの4.7リッターと5.5リッターのV型8気筒直噴ツインターボ、および6リッターV型12気筒ツインターボに加え、新たに新世代の3リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジンを追加。また、SL初の9段AT「9Gトロニック」を、「SL550」と新しい6気筒エンジンを搭載した「SL400」に採用。クラストップレベルの動力性能と、環境性能を両立したという。

■バイクのようにコーナリングで車体が傾く

そして、「アクティブボディコントロール(ABC)」サスペンションに「ダイナミックカーブ機能」が搭載されたこともニュースだ。ABCは、発進、加速、減速、旋回時などに発生する車体の動きと、乗員を含めた車両重量を感知して、4輪それぞれのコイルスプリングの作動を瞬時に制御。車体のロールを低減し、フラットな車体姿勢を保つことで操縦性と快適な乗り心地の両立を狙ったものだ。

今回新たに追加されたダイナミックカーブ機能は、コーナリング時に車体が二輪車のようにコーナー内側に傾く機能である。ステレオマルチパーパスカメラがコーナーを検知し、コーナー内側の車高を下げ、外側を持ち上げることで、自動的に車両のロールを制御。コーナリング時でも、乗員は安定して座っていることができるという。このダイナミックカーブ機能は、SL400とSL550に標準装備される。

価格は以下の通り。
・メルセデス・ベンツSL400:1265万円
・メルセデス・ベンツSL550:1698万円
・メルセデスAMG SL63:2277万円
・メルセデスAMG SL65:3383万円

(文=内田俊一/写真=内田俊一、webCG)

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