メルセデス・ベンツE200アバンギャルド スポーツ(後編)

2016.11.10 谷口信輝の新車試乗 SUPER GTや86/BRZ Raceなど、数々のモータースポーツシーンで活躍中のレーシングドライバー谷口信輝が、本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き「メルセデス・ベンツE200」に試乗する。「ドライブパイロット」に「アクティブレーンチェンジングアシスト」と、自動運転を見据えた新機軸が数多く搭載される新型は、どんなドライバーにお似合いか。谷口が指南する!

「タッチコントロールボタン」でドライビングが変わる?

エクステリアデザインもおおむね好評だったメルセデス・ベンツE200。続いて谷口に車内の印象を語ってもらった。
「やっぱり、このクルマのコックピット周りで大きく目を引くのは、ふたつの大きなディスプレイですよね」
メーターパネル部分とセンターコンソール部に鎮座したふたつの大画面ディスプレイが、谷口はことのほかお気に入りらしい。このレイアウト、基本的には先にデビューした「Sクラス」と大きく変わっていないように見えるが、実はそれをコントロールするハードウエアやソフトウエアは長足の進歩を遂げている。

その象徴ともいえるのがステアリング上に設けられたふたつのタッチコントロールボタン。見た目は小さいながらも、その表面を親指でなぞればスマホのようにスワイプ操作が可能なほか、基本的には右側のボタンが右側の画面、左側のボタンは左側の画面に対応していて、ナビゲーションだけでなくオンボードコンピューターやエンターテインメント系などの情報を各画面に表示できるようになった。つまり、巨大なディスプレイのどの部分に何を表示するかをドライバーが自由に選べるようになったのだ。
「へー、そうなんだ。お、本当だ。いろいろ切り替わる。これだったらウチのヨメも退屈しないだろうね」

このタッチコントロールボタン、ドライバーのステアリング操作をサポートしてくれるステアリングパイロット機能にも実は微妙に関係している。ステアリングパイロットはドライバーがステアリング上に手を置いていることを動作の前提としており、従来はドライバーによるステアリング入力を検出することでそれを判断していた。ただし、この方式ではステアリングを一定時間ごとに操作する必要があったが、新型Eクラスではタッチコントロールボタンに軽く触れているだけでドライバーはステアリングを握っていると判断されるように変わった。「へー、こんな感じですか?」と、谷口はステアリングから手を放し、センサーに親指だけを添えて見せたが、これはシステム的にOKでも道交法的には問題がある。やはり、両手はステアリング上に置いておくのが運転の基本である。

 
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メルセデス・ベンツE200アバンギャルド スポーツ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4950×1850×1455mm/ホイールベース:2940mm/車重:1700kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:9段AT/最高出力:184ps(135kW)/5500rpm/最大トルク:30.6kgm(300Nm)/1200-4000rpm/タイヤ:(前)245/40R19 (後)275/35R19/価格:727万円
メルセデス・ベンツE200アバンギャルド スポーツ
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4950×1850×1455mm/ホイールベース:2940mm/車重:1700kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:9段AT/最高出力:184ps(135kW)/5500rpm/最大トルク:30.6kgm(300Nm)/1200-4000rpm/タイヤ:(前)245/40R19 (後)275/35R19/価格:727万円 拡大
 
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