マツダ、新型「CX-5」を発表
2016.12.15 自動車ニュース![]() |
マツダは2016年12月15日、新型「CX-5」を発表した。発売は2017年2月2日。価格は246万2400円~352万6200円で、月間販売台数は2400台を計画している。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
より“プレミアム”なSUVに進化
新型CX-5のキーワードは「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」。デザインは「洗練された力強さ」の表現を目指し、「魂動(こどう)」と呼ばれる同社のデザインコンセプトをより高い領域へ引き上げた。つややかさに精悍(せいかん)さを融合させた外観と、乗員の誰もが心地よさを感じる内装を作り上げることに挑戦したという。ボディーカラーには魂動デザインの造形を際立たせる新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初採用した。ボディーサイズは全長4545×全幅1840×全高1690mmで、ホイールベースは2700mm。ラゲッジルーム容量は505リッター。
走行性能では、ドライバーのステアリング操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで車両の操縦性と安定性を高める「G-ベクタリング コントロール」を全車に標準装備したほか、静粛性や乗り心地を改善して同乗者の快適さも向上させた。また「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」の追従速度を従来の30~100km/hから0~100km/hに拡大するなど、安全性能も見直した。
エンジンは、従来型と同じようにディーゼルが2.2リッター(SKYACTIV-D2.2)で、ガソリンが2リッター(SKYACTIV-G2.0)と2.5リッター(SKYACTIV-G2.5)となる。SKYACTIV-D2.2には、アクセル操作に対するクルマの反応をよりダイレクトにする「DE精密過給制御」のほか、ノック音を低減する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」やノック音の発生そのものを抑制する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を採用し、走りの滑らかさと静かさを向上させた。JC08モード燃費は、SKYACTIV-D2.2:17.2~18.0km/リッター、SKYACTIV-G2.0:16.0km/リッター、SKYACTIV-G2.5:14.6~14.8km/リッター。
その他、シフトセレクターの位置を先代モデルから約60mm上方に設置してステアリングホイールからの持ち替えを容易にしたり、走行環境情報や自車情報をフロントガラスに投影するタイプの「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」を搭載するなどして、ドライバーがより運転しやすい環境作りを進めた。
グレードと価格は以下の通り。
- 20S(FF):246万2400円
- 20Sプロアクティブ(FF):268万9200円
- 25S(4WD):268万9200円
- 25Sプロアクティブ(4WD):291万6000円
- 25Sプロアクティブ Lパッケージ(FF):298万6200円
- 25Sプロアクティブ Lパッケージ(4WD):321万3000円
- XD(FF):277万5600円
- XD(4WD):300万2400円
- XDプロアクティブ(FF):300万2400円
- XDプロアクティブ(4WD):322万9200円
- XDプロアクティブ Lパッケージ(FF):329万9400円
- XDプロアクティブ Lパッケージ(4WD):352万6200円
(webCG)
-
マツダCX-5 XDエクスクルーシブモード/CX-5 XDブラックトーンエディション【試乗記】 2020.12.27 試乗記 パワーユニットの性能向上やコネクテッドシステムの採用、そしてラインナップの拡充と、多方面にわたり商品力の強化が図られた「マツダCX-5」。マツダSUV製品群の中核を担う基幹モデルの、今日における実力を確かめた。
-
-
マツダが「マツダ6」を一部改良 「100周年特別記念車」に2.5リッターターボ車を設定 2020.12.3 自動車ニュース マツダがDセグメントモデル「マツダ6セダン/ワゴン」を一部改良。「100周年特別記念車」に新たに2.5リッターガソリンターボのモデルを設定したほか、100周年特別記念車を除く全車において、外装色に「ポリメタルグレーメタリック」を追加設定した。
-
マツダCX-30(4WD/6AT)/CX-5(4WD/6AT)/CX-8(4WD/6AT)【試乗記】 2020.1.18 試乗記 マツダのSUV=都会派のおしゃれSUV。当のマツダがこうしたイメージ戦略を敷いてきた以上、この認識は狙い通りなのだが、これが浸透しすぎてしまい、実はちょっと困っているらしい。クローズドコースでマツダSUVの隠れた(?)オフロード性能を試してみた。
-
息苦しい時代の福音となるか!? 新型「ホンダ・ヴェゼル」はどんな思いでつくられた? 2021.2.19 デイリーコラム 2021年4月の発売に先立ち、同年2月18日に概要が発表された新型「ホンダ・ヴェゼル」。実績のあるコンパクトSUVでありながら、モデルチェンジで大胆に見た目を変えたのはなぜか? 新型開発にかける思いをキーマンに聞いた。
-
ホンダ・ヴェゼル 2021.2.18 画像・写真 ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」が初のフルモデルチェンジ。クーペライクなスタイルをまとう新型が、2021年4月に発売される。それに先立ち世界初公開された、2代目ヴェゼルのディテールを写真で紹介する。