第12回:輸入車販売台数ナンバーワンは譲りません!
インポーターに聞きました~メルセデス・ベンツ&スマート編~
2017.04.07
JAIA輸入車試乗会2017
拡大 |
2015年には輸入車販売台数ナンバーワンを記録したメルセデス・ベンツ。新型「Eクラス」や「GLEクーペ」などの注目車種が登場した、昨年の売れ行きはどうだった? スマートの数字も併せて聞きました。さらに、気になる2017年の注目モデルはいつごろ登場?
拡大 |
拡大 |
拡大 |
――昨年(2016年)の日本市場における販売状況について教えてください。
おかげさまでメルセデス・ベンツは約6万7000台を販売し、2年連続で輸入車ナンバーワン、4年連続でプレミアムブランドナンバーワンの好成績を残すことができました。日本は、中国、アメリカ、ドイツ、イギリスに次いで、5番目のマーケットを維持しています。昨年の成功要因については、主に新型車効果だと考えています。新型のスマートにつきましても、2000年の発売以来、過去最高の4508台を販売することができました。2015年の販売台数が1012台だったので、約4.5倍です。
――現在、販売をけん引している車種や、イチオシの車種はどのモデルですか?
メルセデス・ベンツの中核モデルであるEクラスに注目が集まっていますし、SUVはどれも好調です。そして最量販モデルである「Cクラス」や小型車を中心に、堅調に販売台数を伸ばしています。スマートにつきましては、BRABUSモデルへの問い合わせが増えています。
――今年導入を予定している車種、注目の車種はありますか。可能ならば大まかな導入時期も教えてください。
2月下旬に「GLCクーペ」を発表します。さらにEクラスの新しいファミリーと、“CASE”にのっとった新しい技術を搭載したモデルも発表する予定です。CASEについて、読者の皆さんのために説明させてください。ちょっと宣伝です(笑)。CASEとは、コネクティビティー(つながる)、オートノマス(自動運転)、シェアード(カーシェアリング)、エレクトリック(電動化)の頭文字をとったもので、昨年発表したダイムラーの中・長期戦略です。これからのクルマづくりの指標となるものですので、こちらにも注目してください。宣伝は以上です(笑)。
――全国のwebCG読者へ一言、2017年の活動をアピールしてください。
先進性のある魅力的なプロダクトの展開、お客さまが満足されるブランド体験“カスタマーエクスペリエンス”の提供という、2つの軸を中心に活動してまいりますので、今年もメルセデスにご期待ください。
(インタビューとまとめ=webCG 藤沢 勝/写真=田村 弥、メルセデス・ベンツ日本、webCG)

藤沢 勝
webCG編集部。会社員人生の振り出しはタバコの煙が立ち込める競馬専門紙の編集部。30代半ばにwebCG編集部へ。思い出の競走馬は2000年の皐月賞4着だったジョウテンブレーヴと、2011年、2012年と読売マイラーズカップを連覇したシルポート。
-
第20回:新たな旗艦「ヴァンキッシュS」に注目!
インポーターに聞きました~アストンマーティン編~ 2017.6.5 新型スポーツカー「DB11」の導入や、レッドブル・レーシングと共同開発中のミドシップスーパースポーツの発表など、2016年もビッグニュースが多かったアストンマーティン。気になる2017年の動向についてお話を伺いました。 -
第19回:完全自動運転が実現する日は近い!?
インポーターに聞きました~テスラ編~ 2017.5.15 2017年4月上旬には株式の時価総額でゼネラルモーターズを抜き、アメリカの自動車メーカーで首位に立ったテスラ。飛ぶ鳥を落とす勢いのEV専業メーカーの、昨年の販売状況はどうだった? そして今年の動向は? -
第18回:「ベンテイガ」の販売が絶好調!
インポーターに聞きました~ベントレー編~ 2017.5.9 2016年に発売したブランド初のSUV「ベンテイガ」の販売状況が絶好調なベントレー。2017年も大きな動きはあるのか!? 取材当日はJAIA試乗会会場に不在とのことで、後日、都内で行われた別のイベントに押しかけてお話を伺いました。 -
第17回:「XC90」が売れまくっています!
インポーターに聞きました~ボルボ編~ 2017.4.25 2014年から3年連続で過去最高の販売台数を記録するなど、右肩上がりの成長を続けているボルボ。「XC90」に続く新世代商品の投入スケジュールや、さらにその後の製品展開まで、詳しく話を伺いました。 -
第16回:2017年は大幅改良した「ゴルフ」も登場!?
インポーターに聞きました~フォルクスワーゲン編~ 2017.4.24 年初に新型「ティグアン」をリリースするなど、上々のスタートダッシュを決めたフォルクスワーゲン(VW)。登場近しとうわさされる改良型「ゴルフ」はどんなクルマに? 2016年の数字と合わせて伺いました。
-
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
NEW
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
NEW
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RS
2025.12.4画像・写真およそ3年ぶりに、日本でも通常販売されることとなった「ホンダCR-V」。6代目となる新型は、より上質かつ堂々としたアッパーミドルクラスのSUVに進化を遂げていた。世界累計販売1500万台を誇る超人気モデルの姿を、写真で紹介する。 -
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る
2025.12.4デイリーコラム「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。


































