【トミカプレミアムNo.21】ホンダNSXタイプR
2017.08.09 トミカ大写真展高出力のV6エンジンをミドシップレイアウトで搭載する高性能スポーツカーとして、1990年に登場した「ホンダNSX」。アルミモノコックボディーがもたらす高い運動性能と、過去に例のないドライバー中心の車両設計は、世界中のスーパーカーに影響をもたらした。
*解説は実車のもの
【トミカ スペック】
スケール:1/60
パッケージサイズ:全長×全幅×全高=78×41×39mm
可動箇所:サスペンション
タカラトミーモール価格:864円
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1/14「ホンダNSX」は、1990年に登場したミドシップレイアウトの高性能スポーツモデルである。(写真=郡大二郎)
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2/14「NSXタイプR」は、エンジンやサスペンションに専用のチューニングを採用するとともに、大幅な軽量化を施した高性能モデルとして1992年11月に登場した。(写真=郡大二郎)
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3/14ボディーサイズは全長×全幅×全高=4430×1810×1160mm。車両重量は「NSXタイプR」(1992年)で1230kgと、当時の280ps級のスポーツカーとしては非常に軽量だった。(写真=郡大二郎)
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4/14横から見たスタイリングは典型的なウエッジシェイプ。「NSX」のボディーは量産車初のアルミモノコック製で、軽さと剛性の高さを同時に実現していた。(写真=郡大二郎)
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5/14横一文字のテールランプが目を引くリアビュー。量産モデルとしては非常に特殊な「NSX」の生産は、栃木に新設された専用の工場で行われた。(写真=郡大二郎)
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6/14高性能モデルの「NSXタイプR」には、MOMO製の専用ステアリングホイールやレカロ社と共同開発したフルバケットシートが装備されていた。(写真=郡大二郎)
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7/14「NSXタイプR」専用に開発されたエンケイ製の軽量アルミホイール。(写真=郡大二郎)
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8/14エンジンルームの後方には、ゴルフバッグが2個入るというトランクルームを設置。高い実用性も「NSX」の特徴だった。(写真=郡大二郎)
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9/14「NSX」のエンジンは3リッターのV6 DOHCで、MT車については1997年の改良で3.2リッターに排気量が拡大。可変バルブ機構「VTEC」の採用により、低・中回転域での扱いやすさと、高回転化による高いピークパワーを、同時に実現していた。(写真=郡大二郎)
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10/14高い運動性能を備えた「NSX」はモータースポーツでも活躍。全日本GT選手権やルマン24時間耐久レースなどに投入された。(写真=郡大二郎)
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11/14ドライバーに広い視野を提供する“キャノピー型”のキャビンなど、「NSX」のスタイリングは当時のジェット戦闘機をイメージしてデザインされた。(写真=荒川正幸)
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12/14世界のスーパーカーに比肩する動力性能に加え、AT仕様の設定やパワーステアリングの採用など、快適性も重視されていた。(写真=荒川正幸)
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13/14ボディー形状はフィクスドルーフのクーペに加え、脱着式のアルミルーフを持つタルガトップも用意された。(写真=荒川正幸)
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14/14「NSX」の生産終了は2015年12月末。実に15年以上にわたり、ホンダのスポーツイメージをけん引し続けた。(写真=荒川正幸)