「ホンダ・ステップワゴン」にハイブリッド車が登場
2017.09.28 自動車ニュース![]() |
本田技研工業は2017年9月28日、「ステップワゴン」「ステップワゴン スパーダ」にマイナーチェンジを施すとともに、ステップワゴン スパーダにハイブリッドモデルを追加設定すると発表した。同年9月29日に販売を開始する。
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スパーダを集中的にリファイン
今回のマイナーチェンジでは、ステップワゴン スパーダのエクステリアデザインを変更。新たな意匠のLEDヘッドランプやフロントグリルで、スタイリッシュかつダイナミックなマスクが表現された。一方リアには、空力性能を見直したテールゲートスポイラーが装着される。なお、スパーダではないベーシックなステップワゴンのエクステリアは、従来通りとなっている。
一番の目玉は、ステップワゴン スパーダ限定ながら、ハイブリッドモデルが追加設定されたことである。この「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」は、「オデッセイ」と共通のハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドi-MMD」を搭載。2リッター直4エンジン(最高出力145ps、最大トルク175Nm)とモーター(最高出力184ps、最大トルク315Nm)を組み合わせ、システム最高出力215psを発生する。駆動方式はFFのみで、燃費値はJC08モードで25.0km/リッター、WLTCモードでは20.0km/リッターと公表される。
ハイブリッドモデルには、2列目のキャプテンシートをベンチシートに変更するオプションが用意されず、7人乗り仕様限定となる。室内高はガソリン車に比べて20mm低くなるものの、IPU(インテリジェントパワーユニット)を前席の下におさめることで、クラストップの室内空間を確保したとアピールされる。なお荷室の容量は、ガソリン車と変わらない。サスペンションはハイブリッド専用のもので、最上級グレード「ハイブリッドG・EX Honda SENSING」には、乗り心地と操縦安定性を高次元でバランスさせたというパフォーマンスダンパーが装着される。
また今回は、ステップワゴン、ステップワゴン スパーダともに、安全運転支援システム「ホンダセンシング」の機能を充実。新たに歩行者事故低減ステアリング機能を追加した上で、全車標準装備とした。このうちハイブリッドモデルには、渋滞追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)も搭載される。
ラインナップと価格は、以下の通り。
- ステップワゴンB・Honda SENSING(FF車):245万5920円
- ステップワゴンB・Honda SENSING(4WD車):271万5120円
- ステップワゴンG・Honda SENSING(FF車):266万1120円
- ステップワゴンG・Honda SENSING(4WD車):289万8720円
- ステップワゴンG・EX Honda SENSING(FF車):286万2000円
- ステップワゴンG・EX Honda SENSING(4WD車):307万8000円
- ステップワゴン スパーダ Honda SENSING(FF車):285万2280円
- ステップワゴン スパーダ Honda SENSING(4WD車):308万9880円
- ステップワゴン スパーダ クールスピリット Honda SENSING(FF車):305万1000円
- ステップワゴン スパーダ クールスピリット Honda SENSING(4WD車):324万5400円
- ステップワゴン スパーダ ハイブリッドB・Honda SENSING(FF車):330万0480円
- ステップワゴン スパーダ ハイブリッドG・Honda SENSING(FF車):335万0160円
- ステップワゴン スパーダ ハイブリッドG・EX Honda SENSING(FF車):355万9680円
- ステップワゴン モデューロX Honda SENSING(FF車):366万5000円
(webCG)
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