【東京モーターショー2017】プジョー、主力の「308」を大幅改良
2017.10.26 自動車ニュース 拡大 |
第45回東京モーターショーにおけるプジョーブースの主役はSUVだ。さらに、販売の主力となっている「308」に改良を加えて商品力を大幅に高め、セールスにおける責めの姿勢を示した。
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販売のけん引役が出そろう
東京モーターショーのプレスデー初日に行われたプジョーのプレスカンファレンスで登壇したプジョー・シトロエン・ジャポンの社長、クリストフ・プレヴォ氏は非常に上機嫌に見えた。
「みなさま、こんにちは! 日本におけるプジョー・シトロエン・ジャポンの社長として、東京モーターショーにみなさまを2度、お迎えすることができて、非常にうれしく思います。2015年のモーターショーから2年がたちました。本日はみなさまの前に立ちまして、2015年にお約束したことを実現できているという思いを持っています」とプレヴォ社長。その約束とは、SUVラインナップの強化だ。
プジョーのブースには、2017年9月に発売されたばかりの「5008」を筆頭に、「3008」と「2008」の3台のSUVが並んだ。どれも、プレヴォ氏が言うように、この2年間のうちに最新モデルが日本に導入されている。これらのモデルの導入により、過去2年のプジョーの販売実績は50%も伸びているという。3008にいたっては、新型導入により、販売は10倍にもなっているという。
「さらに、これからは1年に1台の新型モデルを導入します。また、プラグインハイブリッドなどの新技術も導入していきます」と述べ、新型車攻勢により、勢いを維持していく考えを示した。
ただし、SUVが好調とはいえ、やはり日本におけるプジョーを支えるのは中核モデルである「308」だ。現在は、2016年に導入したディーゼルモデルである「BlueHDi」の人気もあり、全プジョーのうち約38%を308が占めるという。
そんな308の新型が、東京モーターショーに登場。ジャパンプレミアを飾ったのだ。新しい308は、フロント部のデザインが変更されてシーケンシャルインジケーター(流れるように点滅するウインカー)が採用されたほか、量販グレードである「アリュール」のアルミホイールが新デザインに変更された。インテリアにも小変更が施され、質感がアップしている。さらにアクティブセーフティーブレーキやレーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターなどが搭載され、安全装備の充実が図られている。
アリュールはグレードは、質感が高められ、装備も充実していながら、価格は旧モデル同等というのもうれしい部分だ。この新型308はプレスデー初日の25日より日本での販売が開始される。
販売が好調であり、それをけん引する308の商品力が高まり、5008という強力な新型SUVもそろった。セールスの見込みは明るい。社長が上機嫌なのも、もっともであろう。
(文と写真=鈴木ケンイチ)

鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
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