フォルクスワーゲンup! GTI:「ルポGTI」の再来に期待
2017.10.26 自動車ニュース 拡大 |
コンパクトスポーツのファンが待ちかねていた「フォルクスワーゲンup! GTI」が、東京モーターショーで日本初公開された。長年にわたりフォルクスワーゲンを愛用してきたライターの大音安弘が、このクルマに寄せる期待を語った。
“生意気な高性能”よ、もう一度
実は、個人的に東京モーターショー2017での来日を楽しみにしていた一台がある。それがフォルクスワーゲンup! GTIだ。
常々、up!はフォルクスワーゲン流のシティーコミューターなのだから、3ドアの方がふさわしいし、スタイリッシュなデザインも際立つと感じていた。そこにGTIのエッセンスが加わったら、ユニークでよりup!のキャラが際立つと考えた。
……と、ここまでは建前。本音は、かつてフォルクスワーゲンの魅力を教えてくれた「ルポGTI」の再来に期待しているのだ。愛嬌(あいきょう)あるデザインに、生意気にも高性能モデル「GTI」のバッジを付けたルポは、まさに目からウロコの一台だった。俊敏な走りと気持ち良く決まるシフト。いすゞじゃないけど、まさに街の遊撃手! 結局ルポGTIは買わなかったものの、その出会いが、その後、12年もの付き合いとなる「フォルクスワーゲン・ボーラV6 4MOTION」購入のきっかけになった。
今回、フォルクスワーゲンブースでチェックしたup! GTIは、あの頃のルポのように、やんちゃ坊主の雰囲気を漂わせ、生意気にもフロアからは6段MTのシフトノブが生えていた。エンジンは標準車同様に1リッターだが、こっちはターボ。車重も1tを切る。本国の価格も200万円台前半と現実的。上陸はまず間違いない様子。あの頃の記憶がよみがえるような体験ができることに、今からワクワクしている。
(文=大音安弘/写真=峰 昌宏)

大音 安弘
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