スバルWRX STIタイプS(前編)

2017.12.14 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回の主役は「スバルWRX STI」である。2017年5月のビッグマイナーチェンジを経てさらなる熟成が進んだスバルきってのスポーツモデルに、今あらためて谷口が挑む!

ますますガンダム顔になった

トヨタの“新型スープラ”やホンダの“ベイビーNSX”が登場するといううわさこそあれ、日本のスポーツカー、なかんずく誰の手にも届くもの、届きそうなものとなると、今なお希少種であることに変わりはない。そんな中でスバルWRX STIは、その人気と実力、そして「インプレッサWRX」時代から続く、クルマ好きの心に深く刻まれたストーリーにおいて、今の日本を代表する存在といっていい。初回から1年8カ月以上たつこの谷口信輝の連載に、これまで登場しなかったのが不思議なくらいだ。

クルマと向き合う時、谷口はいつも真剣だ。相手がWRX STIのような“自分のテリトリー”に入ったクルマであればなおさらである。まるでスイッチがカチッと入ったかのように、口調がクールになる。

「WRX STIってマイナーチェンジでフロントバンパーが変わったでしょ? この大きなエアインテーク! 『シビック タイプR』にしてもそうですけど、これって、今の流行なんですかね」

確かにそうだ。「BMW M3」にしても「メルセデスAMG C63」にしても、あるいは「ルノー・メガーヌR.S.」にしても、口の両脇にあるインテークがグワッと大きいコワモテになっている。谷口に言わせれば、「ガンダム顔がますます強まりましたよね~」ということになる。

「でもね、ガンダム顔という意味ではシビック タイプRの方が上かな? WRX STIとシビック タイプRは顔まわりのデザインに似ている傾向があるけれど、よく見てみれば、リアウイングも似てますよねえ」

おっと、これは追う側のシビックに対する戒めか、それともはじけ足りないWRX STIに対する一喝か? 話がややこしくなる前に、デザイン談義はここら辺で切り上げることにしたい。

 
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スバルWRX STIタイプS
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4595×1795×1475mm/ホイールベース:2650mm/車重:1490kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6段MT/最高出力:308ps(227kW)/6400rpm/最大トルク:422Nm(43.0kgm)/4400rpm/タイヤ:(前)245/35R19 (後)245/35R19/価格:406万0800円
スバルWRX STIタイプS
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4595×1795×1475mm/ホイールベース:2650mm/車重:1490kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6段MT/最高出力:308ps(227kW)/6400rpm/最大トルク:422Nm(43.0kgm)/4400rpm/タイヤ:(前)245/35R19 (後)245/35R19/価格:406万0800円拡大
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