第471回:ボルボの歴史を一望の下に
スウェーデン本社のミュージアムを見学する

2018.01.18 エディターから一言
「ボルボ1800S」
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スウェーデン・イエテボリの本社からクルマで10分ほど。カテガット海峡を臨む海沿いに、ボルボの歴史を一望の下に見渡せる博物館が建っているのをご存じだろうか。安全技術にモータースポーツ、あるいは物流と、さまざまな側面を持つボルボを包括的に捉えることができる場所として、ここはお薦め。いざ、ミュージアムツアーに出発!

「ÖV4」(手前)と「PV4」(奥)。生産期間はどちらも1927~1929年。
「ÖV4」(手前)と「PV4」(奥)。生産期間はどちらも1927~1929年。拡大
ボルボの2人の設立者、グスタフ・ラーソン(左)とアッサール・ガブリエルソン(右)の像がが来館者を迎えてくれる。(写真=ボルボ・カーズ)
ボルボの2人の設立者、グスタフ・ラーソン(左)とアッサール・ガブリエルソン(右)の像がが来館者を迎えてくれる。(写真=ボルボ・カーズ)拡大

「ボルボ」の意味は「私は回る」?

スウェーデン・イエテボリにあるボルボカーズ本社では、前回紹介したセーフティーとデザインのプレゼンテーションの合間に、ミュージアムの見学もあった。ここが予想以上の空間だったので紹介したい。

ボルボは1926年、グスタフ・ラーソンとアッサール・ガブリエルソンの2人が共同で設立した。2人は同じスウェーデンのベアリング製造会社SKFに勤めていたが、SKFは当時から他国の自動車用にベアリングを供給しており、それなら自分たちでクルマを作ろうと思い立ったという。

最初の部屋には、そのあたりのエピソードを紹介するコーナーもある。ここで初めて知ったのは、ラテン語で「私は回る」という意味のボルボという社名が、ベアリングの商品名だったこと。なぜ自動車会社なのに「回る」なのか、疑問が解けた。

同じ部屋には第1号車でオープンボディーの「ÖV4」、これをセダン化した「PV4」、両車に積まれたエンジンなどとともに、トラックやバスも置かれていた。当初は乗用車だけでは経営が難しかったことからトラックやバスにも進出したそうだ。

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