フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン(後編)

2018.04.26 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回の試乗車は、新型「フォルクスワーゲン・ポロ」。後編では、主にそのデザインや居住性を評価する。

デザインはけっこう攻めている

前編では、アクセルペダルとブレーキに軽い違和感を覚えながらも、ポロの優れたコーナリング性能を高く評価した谷口信輝。ここからは、クルマを止めた状態でじっくりと観察してもらうことにしよう。

まずはエクステリアデザインから。
「まあ、こういうデザインもいいですよね、街にすっかりと溶け込んで。あとで『谷口さん、あのときどこそこを走っていたでしょう?』なんて言われる心配はまずない。いいんじゃないですか」

こう聞くと、谷口はポロのスタイリングをあまり積極的に評価していないように思えるが、もう少し掘り下げてみると、意外と気に入っていることがわかった。

「いやいや、全然ネガティブな意味じゃなくて。見た感じも、ライトのデザインはかっこいいし、ボディーサイドのプレスラインも結構攻めている感じですよね」

最近のフォルクスワーゲンはどれもシャープなキャラクターラインが彫り込まれているが、それはポロも例外ではない。そういえば、触ると指が切れてしまうのではないかと思えるほど鋭敏そうなエッジの断面は、いわゆるプレミアムブランドでさえ簡単には作れないほど小さなR(曲率半径)で仕上げられていると、ライバルメーカーのデザイナーから聞いたことがある。

私の説明に、「へー、そうなんですか。結構こだわっているんですね」と谷口は驚きの声を上げた。
「言われてみれば、なるほどって感じだけれど、言われなかったらそこまで気づかないかもしれない。せっかくこだわっているんだったら、もっと世の中に広く発信すればいいのに……」

 
フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン(後編)の画像拡大
 
フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン(後編)の画像拡大
 
フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン(後編)の画像拡大
フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4060×1750×1450mm/ホイールベース:2550mm/車重:1160kg/駆動方式:FF/エンジン:1リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ/トランスミッション:7段AT/最高出力:95ps(70kW)/5000-5500rpm/最大トルク:175Nm(17.9kgm)/2000-3500rpm/タイヤ:(前)195/55R16/(後)195/55R16(コンチネンタル・コンチプレミアムコンタクト5)/価格:265万円
フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4060×1750×1450mm/ホイールベース:2550mm/車重:1160kg/駆動方式:FF/エンジン:1リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ/トランスミッション:7段AT/最高出力:95ps(70kW)/5000-5500rpm/最大トルク:175Nm(17.9kgm)/2000-3500rpm/タイヤ:(前)195/55R16/(後)195/55R16(コンチネンタル・コンチプレミアムコンタクト5)/価格:265万円拡大

関連キーワード:
ポロ, フォルクスワーゲン

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • フォルクスワーゲン・ポロGTI(FF/6AT)【試乗記】 2018.9.6 試乗記 「フォルクスワーゲン・ポロGTI」に試乗。自身のボディーサイズの拡大に加えて、弟分の「up! GTI」がデビューしたことにより、コンパクトという主張がしづらくなった“次男坊”は、どんな魅力を備えているのだろうか。
  • フォルクスワーゲン・ゴルフ1.5 eTSI(FF/7AT)/ゴルフ2.0 TDI(FF/7AT)【海外試乗記】 2019.12.14 試乗記 Cセグメントハッチバックの世界的ベンチマーク「フォルクスワーゲン・ゴルフ」がいよいよフルモデルチェンジ。劇的なまでのデジタル化に込められたフォルクスワーゲンの狙いとは? 8代目となる新型の出来栄えを、ポルトガルよりリポートする。
  • スバル・インプレッサスポーツ2.0i-S EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2020.1.4 試乗記 登場から3年、マイナーチェンジされた「スバル・インプレッサスポーツ」に試乗。内外装の仕様変更や足まわりの見直し、そしてスバル自慢の運転支援システム「アイサイト」への機能追加と、多岐にわたる改良が施された最新モデルの仕上がりをリポートする。
  • スバルXVアドバンス(4WD/CVT)【試乗記】 2020.1.10 試乗記 マイナーチェンジされた「スバルXV」に試乗。外装には大きく手が加えられていないものの、運転支援システム「アイサイト」への機能追加や利便性の高い装備の採用など、変更内容は少なくない。その仕上がりをマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」搭載車で確かめた。
  • ホンダ・ヴェゼル モデューロX【試乗記】 2019.12.23 試乗記 「どんな道でも、誰もが楽しく運転できるコンプリートカー」を目指して開発される「モデューロX」シリーズ。コンパクトSUV「ホンダ・ヴェゼル」をベースとする最新型は、その理想を実現するクルマに仕上がっているか?
ホームへ戻る