ケンウッド「DRV-830」
フルHDの1.8倍の解像度
ケンウッドは培ってきた車載技術と映像・光学技術を生かして早くからドライブレコーダーを商品化。現在は同社のナビと連携するタイプも含めて実に9機種をラインナップしている。中でもDRV-830は2018年のトップモデル。フルハイビジョンの1.8倍の解像度をうたうWQHD録画は同時期に発売された兄弟モデルにも採用されているが、飛び抜けた高精細なのが第一の自慢。加えて、DRV-830はコンパクトな筐体(きょうたい)いっぱいに広がる3型液晶と、記録用SDカードを2枚装着できるダブルスロットも搭載する。常時録画の上書きを減らせるリレー録画や長時間録画への対応がダブルスロットの利点だ。最大容量128GBのmicroSDXCカードを2枚使用すれば、高画質WQHDモードで最長約21時間、HDモードでは約53時間の長時間録画が可能、低フレームレート記録モードを使えば約309時間の長時間録画にも対応できる。別売の電源ケーブルを使用すれば駐車監視録画も可能。SDカード寿命告知機能は録画の失敗を未然に防いでくれる。
【スペック】
録画解像度:2560×1440(WQHDモード)
撮影素子:約400万画素 1/3型CMOS
レンズ画角:対角144 °(水平132 °・垂直70 °)
フレームレート:27/9/3fps
後方録画:─
駐車監視:○(別売ケーブル必要)
HDR:○
モニター:3.0V型液晶
記録媒体:microSDHCカード(16GB)同梱
![]() |
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。