ホンダ、原付二種の新型車「スーパーカブC125」を発表
2018.06.28 自動車ニュース![]() |
本田技研工業は2018年6月28日、第二種原動機付自転車の「スーパーカブ C125」を同年9月14日に発売すると発表した。
より上質なディテールと124ccのエンジンが特徴
スーパーカブ C125は、扱いやすく燃費に優れた124ccの空冷4ストローク単気筒OHCエンジン(最高出力9.7ps/最大トルク10Nm)を搭載した、スーパーカブシリーズの新製品である。
レッグシールドからリアフェンダーにつながる滑らかな曲面で構成されたフォルムや、初代モデル「スーパーカブC100」をモチーフにした“鳥が羽を広げたようなハンドル形状”などにより、全体的にはひと目でスーパーカブだとわかるスタイリングとしつつ、ハンドル部からフロントフォークまでを一体とした「ユニットステア」を採用したり、クロームメッキパーツを配したメーターや、切削加工仕上げの専用アルミキャストホイールを用いたりするなどして、より上品で高級感のあるイメージを付与している。
ボディーについては「スーパーカブ110」をベースに、ヘッドパイプまわりの構成部品やエンジンハンガーの剛性を高めることで、125ccクラスの動力性能に対応した安心感のあるハンドリングを実現。前後サスペンションのストローク量を最適化したり、ハンドルマウントやシートマウント、ステップ踏面にラバーを採用して振動を低減させたりすることで、快適性も向上させている。
またエンジンに関しては、プライマリーギアをヘリカルギアとしたほか、より精度の高いクランクジャーナルベアリングを採用することで静粛性を改善。トランスミッションについても、クラッチダンパーラバー素材を見直すなどしてより質感の高いスムーズな変速フィーリングを実現している。
装備も充実しており、ポケットなどに携帯しておくだけでメインスイッチノブの解錠・施錠を可能とするHonda SMART Key システムや、省エネルギー・超寿命のLED式ヘッドライト/テールランプ/ウインカー、アナログ表示とデジタル表示を組み合わせた、クラシカルなデザインのメーター、2人乗りに対応するタンデムステップなどが用いられている。
ボディーカラーは「パールニルタバブルー」の1色のみ。価格は39万9600円。
(webCG)