【F1 2018 続報】第12戦ハンガリーGP「再び雨に笑ったハミルトン」

2018.07.30 自動車ニュース
F1第12戦ハンガリーGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真右から2番目)、2位に入ったフェラーリのセバスチャン・ベッテル(同左端)、3位でレースを終えたフェラーリのキミ・ライコネン(同右端)。(Photo=Mercedes)
F1第12戦ハンガリーGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真右から2番目)、2位に入ったフェラーリのセバスチャン・ベッテル(同左端)、3位でレースを終えたフェラーリのキミ・ライコネン(同右端)。(Photo=Mercedes)拡大

2018年7月29日、ハンガリーのハンガロリンク・サーキットで行われたF1世界選手権第12戦ハンガリーGP。前戦ドイツGPでもレース終盤の雨で奇跡的な勝利を飾ったメルセデスのルイス・ハミルトンが、今回も雨に救われた格好となった。

2017年と同様、中低速コーナーが点在するハンガロリンクで当初メルセデスは苦しい戦いを強いられたものの、雨で難しいコンディションとなった予選では一転して速さを示し、フロントローを独占。快晴となった決勝日も、ルイス・ハミルトン(写真)が今年5回目のポールポジションから盤石の走りで5勝目を飾り、チャンピオンシップ2位のセバスチャン・ベッテルに対して今季最大の24点差をつけることに成功した。(Photo=Mercedes)
2017年と同様、中低速コーナーが点在するハンガロリンクで当初メルセデスは苦しい戦いを強いられたものの、雨で難しいコンディションとなった予選では一転して速さを示し、フロントローを独占。快晴となった決勝日も、ルイス・ハミルトン(写真)が今年5回目のポールポジションから盤石の走りで5勝目を飾り、チャンピオンシップ2位のセバスチャン・ベッテルに対して今季最大の24点差をつけることに成功した。(Photo=Mercedes)拡大

三強三様のハンガリー

1986年に東欧初の開催となったハンガリーGPも、今年で33回目を迎えた。コース幅の狭い低中速コーナーが連続する、一周4.3kmのハンガロリンクは、仮にパワーやスピードに劣るマシンでも後続を抑えきることのできるトラックとして知られている。

そんなコース特性に照準を合わせてきたのは、同じように抜きにくいモナコGPで今年勝利をおさめたレッドブルだった。ダニエル・リカルドは、前戦ドイツGPで戦略的にルノーのパワーユニットのエレメントを交換。グリッド降格ペナルティーを受ける代わりに、1週間後のハンガリーGPにフレッシュな状態で臨むことを選択した。夏休み明けのベルギーGP、イタリアGPと続くパワーサーキットで不利な戦いが予想されるレッドブルは、メインストレートでも800m程度しかないここで、何としても今季4勝目を手にしたかった。

2014年からのV6ハイブリッド時代の戦績を振り返れば、レッドブル1勝(2014年)、フェラーリ2勝(2015年2017年)、メルセデス1勝(2016年)で、連覇したチームはない。今年のベストパッケージとの呼び声高いフェラーリは、セバスチャン・ベッテルが2年連続優勝を目指し、またメルセデスは、苦戦した昨年の雪辱を果たさんと、それぞれがさまざまな思惑を胸にハンガリーにやってきた。

フェラーリは、前会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネの急逝を受け、スタッフやマシンに喪章を付けてハンガリーGPに臨んだ。真夏の暑さでも順調な仕上がりを見せていたが、雷雨に見舞われた予選では一転して苦戦、セバスチャン・ベッテル(写真)はチームメイトにも先を越され4番グリッドに。レースでは、ライバルより1段硬めのタイヤを履いてスタートで3位。終盤には一番やわらかいタイヤで猛チャージをかけ、メルセデスのバルテリ・ボッタスをオーバーテイク。2位の座を勝ち取った。(Photo=Ferrari)
フェラーリは、前会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネの急逝を受け、スタッフやマシンに喪章を付けてハンガリーGPに臨んだ。真夏の暑さでも順調な仕上がりを見せていたが、雷雨に見舞われた予選では一転して苦戦、セバスチャン・ベッテル(写真)はチームメイトにも先を越され4番グリッドに。レースでは、ライバルより1段硬めのタイヤを履いてスタートで3位。終盤には一番やわらかいタイヤで猛チャージをかけ、メルセデスのバルテリ・ボッタスをオーバーテイク。2位の座を勝ち取った。(Photo=Ferrari)拡大
フェラーリのキミ・ライコネン(写真)は、大雨の予選Q3で今季初ポールを狙えるペースでアタックするも、トラフィックに引っかかり3番グリッド。レースではスタートでベッテルに抜かれ4位に落ちるも、2ストップ作戦でメルセデスの2台とベッテルを猛追。終盤ボッタスをかわして3位表彰台にあがった。レース中、チームがドリンクボトルをつながなかったという事実が発覚。酷暑の中で一層厳しい戦いを強いられ汗まみれだったものの、レース後の表情は普段通りクールだった。(Photo=Ferrari)
フェラーリのキミ・ライコネン(写真)は、大雨の予選Q3で今季初ポールを狙えるペースでアタックするも、トラフィックに引っかかり3番グリッド。レースではスタートでベッテルに抜かれ4位に落ちるも、2ストップ作戦でメルセデスの2台とベッテルを猛追。終盤ボッタスをかわして3位表彰台にあがった。レース中、チームがドリンクボトルをつながなかったという事実が発覚。酷暑の中で一層厳しい戦いを強いられ汗まみれだったものの、レース後の表情は普段通りクールだった。(Photo=Ferrari)拡大

恵みの雨に助けられ、ハミルトン5回目のポール

例年、真夏の暑さに襲われることの多いハンガロリンク。今年も金曜日から気温30度、路面温度は50度に達する厳しい天候のもと行われることとなった。この暑さで弱さを見せたのがメルセデス勢。3回のフリー走行で一度もトップタイムを記録できずに、度々スピンを喫する始末。快調なペースのフェラーリ、そしてレッドブルに後れを取ったのだが、予選直前になって降った雨で戦況が一変することになる。

全車出走の予選Q1序盤はドライタイヤでの走行も可能だったが、セッションが進むにつれ雷雨がひどくなり、各陣営は読みきれない空模様に翻弄(ほんろう)されることに。このうちレッドブルのリカルドは、辛くもQ1を突破するもQ2で脱落という憂き目にあい、12番グリッドというハンディを背負うことになった。

トップ10グリッドを決めるQ3では、各車ウエットタイヤを装着し水煙をあげてのアタック。ドライで苦しんでいたメルセデスは、水を得た魚のように快速に飛ばし、ルイス・ハミルトンが今季5回目、ハンガロリンクで6回目、キャリア通算77回目のポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスが2番手で続き、シルバーアローは今シーズン4度目のフロントロー独占に成功した。

2列目はフェラーリの2台。滑りやすい路面で気迫のこもった走りを披露したキミ・ライコネンが予選3位、ベッテルは4位だった。中団チームからも、雨を味方につけたドライバーが上位グリッドに食い込み、ルノーのカルロス・サインツJr.は5位に。トロロッソは今年初めて2台そろってQ3まで駒を進め、ピエール・ガスリー6位、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを間に挟み、初Q3となったブレンドン・ハートレーは8位につけた。5列目はハースの2台が並び、ケビン・マグヌッセン9位、ロメ・グロジャンは10位からレースに臨むこととなった。

このレース、踏んだり蹴ったりだったメルセデスのバルテリ・ボッタス(写真)。スタートから2位をキープしていたが、フェラーリのピット作戦のカウンターで第2スティントでのロングランを余儀なくされることになった。終盤苦しくなったタイヤでベッテルに抜かれ、止まりきれずフェラーリと接触。続けてライコネンにもオーバーテイクを許した。さらに手負いのマシンで今度はリカルドにも当たってしまい、結果5位。レース後、メルセデスのボスであるトト・ウォルフが「ハミルトンの良き助けとなった」と、まるでボッタスをサポート役とみなすかのようなコメントをしたことで「傷ついた」と発言するなど、散々な週末だったようである。リカルドとの接触のペナルティーで10秒加算となるが、ポジションが変わらなかったのは不幸中の幸い。(Photo=Mercedes)
 
このレース、踏んだり蹴ったりだったメルセデスのバルテリ・ボッタス(写真)。スタートから2位をキープしていたが、フェラーリのピット作戦のカウンターで第2スティントでのロングランを余儀なくされることになった。終盤苦しくなったタイヤでベッテルに抜かれ、止まりきれずフェラーリと接触。続けてライコネンにもオーバーテイクを許した。さらに手負いのマシンで今度はリカルドにも当たってしまい、結果5位。レース後、メルセデスのボスであるトト・ウォルフが「ハミルトンの良き助けとなった」と、まるでボッタスをサポート役とみなすかのようなコメントをしたことで「傷ついた」と発言するなど、散々な週末だったようである。リカルドとの接触のペナルティーで10秒加算となるが、ポジションが変わらなかったのは不幸中の幸い。(Photo=Mercedes)
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中低速ハンガロリンクに勝機を見いだしていたレッドブル勢。しかし雨の予選ではダニエル・リカルド(写真)がQ1をギリギリ通過、Q2でも12位とトップ10グリッドにつけず。レースではスタートでリカルドがマーカス・エリクソンと接触し16位まで後退するも、抜きにくいコースで着々と入賞圏へと駒を進め、45周目まで第1スティントを引っ張り、最後にはボッタスを抜き4位でチェッカードフラッグを受けた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、7番グリッドからのスタートで5位に上がったものの、MGU-Kのトラブルで早々にリタイア。ルノーのパワーユニットの信頼性とパフォーマンスの不足に怒り心頭だった。(Photo=Red Bull Racing)
中低速ハンガロリンクに勝機を見いだしていたレッドブル勢。しかし雨の予選ではダニエル・リカルド(写真)がQ1をギリギリ通過、Q2でも12位とトップ10グリッドにつけず。レースではスタートでリカルドがマーカス・エリクソンと接触し16位まで後退するも、抜きにくいコースで着々と入賞圏へと駒を進め、45周目まで第1スティントを引っ張り、最後にはボッタスを抜き4位でチェッカードフラッグを受けた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、7番グリッドからのスタートで5位に上がったものの、MGU-Kのトラブルで早々にリタイア。ルノーのパワーユニットの信頼性とパフォーマンスの不足に怒り心頭だった。(Photo=Red Bull Racing)拡大

メルセデス1-2に、陽動作戦を仕掛けたフェラーリ

ピレリが持ち込んだタイヤは、ドイツGPと同じく、ミディアム、ソフト、そしてひとつ飛ばしてウルトラソフトという3種類。予選がウエットだったため、各車、自由にスタートタイヤが選択可能となった。真夏の厳しい日差しに照らされた決勝日は、気温33度、路面温度は57度まで上昇。上位10台は、ベッテルとサインツJr.がソフト、それ以外はウルトラソフトを履いて、70周のレースに向かった。

1位ハミルトン、2位ボッタスとメルセデスはスタートから1-2をキープ。ベッテルがチームメイトを抜き3位に上がり、4位ライコネン、5位にはフェルスタッペンが上がり、オープニングラップを終えた。

トップを守ったハミルトンは、5周して3秒台のマージンを築くとペースをコントロール。2位はチームメイトのボッタスなのだから、過度な心配は無用だった。6周目にフェルスタッペンがパワーを失いマシンを止めるとバーチャルセーフティーカーが入り、タイヤをいたわりたいハミルトンにとってはさらに都合のいい展開となった。

15周して、トップランナーの先陣を切って4位ライコネンがピットイン。ウルトラソフトからソフトに替えてコースに戻った。この動きをカバーすべく、メルセデスも翌周2位ボッタスをピットに呼び、ソフトタイヤを装着して第2スティントを始めた。フェラーリのこの陽動作戦が、レース終盤に効いてくることになる。

まだタイヤ交換をしていないトップ2台の間には8秒の差。速いがもろいウルトラソフトを履く先頭のハミルトンと、より長いライフのソフトで走る2位ベッテルは、同じようなタイムで周回を重ねていたが、20周を過ぎるとハミルトンのペースが鈍り、ギャップは6秒台へ。これを潮時と見たメルセデスは、25周を終えてハミルトンにソフトタイヤを与え2位で復帰させた。スタートタイヤで走り続ける首位ベッテルとハミルトンとの差は、この時点で13秒。3位ボッタスは、トップから22秒後方を走っていた。

トロロッソは今季初めて2台そろってQ3進出。ピエール・ガスリー(写真)は6番グリッド、初Q3のブレンドン・ハートレーは8番グリッドと上位入賞を狙える位置からスタートすることに。ガスリーはスタートタイヤのウルトラソフトを上手に使いこなし、ミスなく走りきって見事6位入賞。ハートレーは惜しくも入賞圏手前の11位で完走。苦戦が続く今シーズン、チームは夏休み前に上々の結果を持ち帰ることができた。(Photo=Toro Rosso)
トロロッソは今季初めて2台そろってQ3進出。ピエール・ガスリー(写真)は6番グリッド、初Q3のブレンドン・ハートレーは8番グリッドと上位入賞を狙える位置からスタートすることに。ガスリーはスタートタイヤのウルトラソフトを上手に使いこなし、ミスなく走りきって見事6位入賞。ハートレーは惜しくも入賞圏手前の11位で完走。苦戦が続く今シーズン、チームは夏休み前に上々の結果を持ち帰ることができた。(Photo=Toro Rosso)拡大
チームの組織改編に着手しているマクラーレンは、トロロッソのテクニカルディレクター、ジェームス・キーを同様のポジションで招聘(しょうへい)すると公式ツイッターで発表。しかしトロロッソ側は「キーとは長期契約中である」とし、両者の言い分は食い違いを見せた。この綱引きの前には、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソが、マクラーレン・ヤング・ドライバー・プログラムの一員であるランド・ノリスに食指を動かすも、マクラーレンに断られたなどといった因縁があるといわれている。おそらく、キーの離脱にトロロッソが何らかの条件を付け決着するのではないだろうか。ハンガリーGPは、決勝日に37歳となったフェルナンド・アロンソ(写真)が予選11位、レースでは長めの第1スティントが奏功し8位入賞。ストフェル・バンドールンは15番グリッドから入賞圏を走るも、ギアボックストラブルでリタイア。(Photo=McLaren)
 
チームの組織改編に着手しているマクラーレンは、トロロッソのテクニカルディレクター、ジェームス・キーを同様のポジションで招聘(しょうへい)すると公式ツイッターで発表。しかしトロロッソ側は「キーとは長期契約中である」とし、両者の言い分は食い違いを見せた。この綱引きの前には、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソが、マクラーレン・ヤング・ドライバー・プログラムの一員であるランド・ノリスに食指を動かすも、マクラーレンに断られたなどといった因縁があるといわれている。おそらく、キーの離脱にトロロッソが何らかの条件を付け決着するのではないだろうか。ハンガリーGPは、決勝日に37歳となったフェルナンド・アロンソ(写真)が予選11位、レースでは長めの第1スティントが奏功し8位入賞。ストフェル・バンドールンは15番グリッドから入賞圏を走るも、ギアボックストラブルでリタイア。(Photo=McLaren)
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ハンガリーGPの週末、フォースインディアが破産手続きに入り、チームは英国裁判所が指名した管財人の下、新しいオーナーを探すことになった。チーム共同オーナーでありインドの実業家であるビジェイ・マリヤは多額の負債を抱えているといわれ、フォースインディアも慢性的な資金難に陥っていた。2014年からドライバーとして在籍し、技術パートナーであるメルセデスらとともに債権者として名を連ねるセルジオ・ペレス(写真)は、自らのマネジメント会社とともに破産申請を行ったと発表。別の債権者によりチームが活動停止の危機に直面していたことを明かし、今回の申請が通ったことで「これで400人のスタッフの雇用が維持できる」とのリリースを出した。そんなゴタゴタの中戦ったハンガリーGPでは、エステバン・オコン17番グリッドから13位、ペレスは18番グリッドから14位と2台とも入賞ならず。(Photo=Force India)
ハンガリーGPの週末、フォースインディアが破産手続きに入り、チームは英国裁判所が指名した管財人の下、新しいオーナーを探すことになった。チーム共同オーナーでありインドの実業家であるビジェイ・マリヤは多額の負債を抱えているといわれ、フォースインディアも慢性的な資金難に陥っていた。2014年からドライバーとして在籍し、技術パートナーであるメルセデスらとともに債権者として名を連ねるセルジオ・ペレス(写真)は、自らのマネジメント会社とともに破産申請を行ったと発表。別の債権者によりチームが活動停止の危機に直面していたことを明かし、今回の申請が通ったことで「これで400人のスタッフの雇用が維持できる」とのリリースを出した。そんなゴタゴタの中戦ったハンガリーGPでは、エステバン・オコン17番グリッドから13位、ペレスは18番グリッドから14位と2台とも入賞ならず。(Photo=Force India)拡大

ボッタスの不運、ハミルトンの幸運

レースの折り返し地点を過ぎて、再びフェラーリが動いた。39周目、3位ボッタスを抜きあぐねていた4位ライコネンが2度目のタイヤ交換を行い、ソフトを履いて5位でコースに復帰。さらに翌周にはベッテルがこの日唯一のピットストップでウルトラソフトを装着、3位から先行する2台のシルバーアローを追った。

序盤のライコネンに合わせたピットストップで、ロングランを強いられることになった2位ボッタスに、フレッシュなウルトラソフトの3位ベッテルが迫ってきた。当初は踏ん張っていたボッタスだったが、残り15周の時点でベッテルの猛チャージを受け、リアタイヤが苦しくなり防戦一方に。やがて4位ライコネンまでが数珠つなぎとなった。

そんな接近戦の均衡を破ったのはベッテルだった。65周目のターン2、アウトからボッタスをオーバーテイクし2位奪取に成功。しかし抜かれたボッタスはうまく止まりきれず、フェラーリとメルセデスは接触。ボッタスのマシンはフロントウイングを壊し、ライコネンにも抜かれ4位に後退してしまう。

ボッタスの不運はこれで終わらなかった。手負いのマシンでゴールを目指したものの、今度はリカルドに襲われることになり、メルセデスとレッドブルは接触。はじき出されたリカルドはコースに戻ると再びボッタスに牙をむき、ファイナルラップで4位の座を仕留め、ボッタスは5位でチェッカードフラッグを受けたのだった。

後方のゴタゴタとは無縁のレースを終えたハミルトンは、2位ベッテル、3位ライコネンを従えて、ドイツGPから2連勝。いずれの勝利も、雨が勝敗を分ける重要な要素となった点で共通している。今季最多の5勝をマークしたハミルトンは、4勝しているベッテルに今シーズン最大の24点の差をつけることができたのだから、まさに恵みの雨だったといえよう。

3連戦+2連戦を終え疲労困憊(こんぱい)のF1サーカスは、待ちに待ったサマーブレイクに突入。第13戦ベルギーGP決勝は、8月26日に行われる。

(文=bg) 

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