トヨタ・クラウン2.5 G(後編)

2018.08.16 谷口信輝の新車試乗 谷口 信輝 最新型「トヨタ・クラウン」の乗り味を“水”に例えた谷口信輝。では、高級セダンのセリングポイントとなる居住空間や快適装備についてはどんな印象を抱いたのだろうか。率直な感想を聞いてみた。

クラウンならではの個性がある

試乗を終えた谷口信輝に、あらためて新型クラウンの運転席に腰掛けてもらった。

「うわー、これ、懐かしいですね。なんとも昭和感がたっぷりしています(笑)」
そう語った谷口の指先には、エアコンの吹き出し口を左右に振る「スイングレジスター」と呼ばれる装備があった。ちなみに、試乗車の「2.5 G」であればスイングレジスターは標準で装着される。

「いやあ、久しぶりに見ました。懐かしいですねえ」

「でもね、このレザーシートの質感は、あまり高くありませんね。縫い合わせの精度といいクオリティー感といい、最近のシートカバーメーカーのほうが、ずっといい仕事をしますよ。でも、このクラウンにはレザーシートと一緒にシートベンチレーションが付いているので快適ですね。これがあれば、オプション価格の30万円もそれほど高くないと思ってもらえるかもしれません」

「あと、このスピードメーターとタコメーターの盤面に、もう1枚透明なプラスチックを貼り付けたようなメーターパネルの処理は面白いですね」

 谷口が指摘したのは「オプティトロン2眼メーター」のこと。メーターパネルに透明なプラスチックを貼り合わせることで、照明の輝きがマイルドになると同時に立体感がぐっと増すのが、この装備の特徴である。

 
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